
皆さんこんにちは。
今年は例年よりも花粉が強いのでしょうか?
私は花粉症ではないと思っていましたが、鼻づまりの毎日はもしかして花粉症?
カミさんに言わせれば「電動鼻毛カッターで鼻毛なんか切るからよ!」(苦笑)と言うことですが、今まではこの季節、少し目がかゆい程度だったので花粉症などとは無縁と思っていたのがPM2.5とかの影響もあるのでしょうかねぇ?
さてさて、昨夜はチックコリア・エレクトリックバンドのライブを観に行ってきました。
そのライブレポなどを少し綴らせて頂きます。

初めて彼らの音楽に触れたのは今から約30年前、私は学生時代からのフュージョン小僧を卒業しかけていて、全うな社会人になっていたのですが、当時まだ現役でギターを弾いていました。そんなアマチュアギタリストの前に突然現れたフランク・ギャンバレの正確無比な超高速スウィープ奏法は追従不可能な超絶技巧でした。
メンバー全員が当時チックに見いだされたスーパーミュージシャンばかりで、ネットのない時代に何の情報もなく、いきなり世の中現れたスーパーグループと言うイメージでした。実際にサックスのエリック・マリエンサルはディズニーランドのバンドでサックスを吹いていたところをたまたまチックに見いだされてエレクトリックバンドへの加入となったと言うのは有名な話です。
そして、その後の彼らCEBのメンバーの活躍はそれぞれのリーダーアルバムを出したり、色々な有名アーティストとの共演で知られるところになりました。
そんな若かりし頃のかなりの衝撃をもって聞いた音楽を今でも継続して聴いている身にとって、彼らの来日公演は聞き逃すわけにはいかない。と言うことで、とても大きな期待を背負って会場に向かいました。
会場に少し早く着きすぎたので、下のフロアのイタリアンのカウンターでカミさんはビール、私はワインと生ハムを頂きながら開場を待つことに。
時間になってエスカレーターを上がると入場の列が出来ていました。年齢層は大学生以上から私達と同年代以上まで、若い人達は楽器をしている人達が多いのでしょうか、そんなミュージシャン達の会話に聞き耳を立てながら自分の席へ。席は前から7列目のセンター、音響的にはもう少し後ろが良いのですが、ライブを観るには臨場感もあってベストポジションです。演奏者からの距離が近すぎて持参したキヤノンの手ブレ補正付き双眼鏡の出番は結局開演前の機材チェックだけに使うことになりました。
チックコリアは75歳、メンバーもそれぞれ歳を重ねて、ギャンバレは髪の毛がないとか(笑)全員かなり外観は変わりましたが演奏力は全く衰えることを知らないどころか円熟味を増していると言う感じです。タイム感、スピード感、タッチの正確さどれをとっても流石の世界最高峰と言えるでしょう。
のっけから繰り広げる複雑な構成の高難度の曲に、高度な技術的な部分をこれ見よがしではなく、熱くノリノリで魅せるメンバーのプレイにいつの間にか引き込まれて行きました。ここ数年観たライブの中ではダントツ一番でした、もっともロック系やポップス系のライブが多くて、フュージョン系の大物ライブと言うのはラリーカールトン、ジャズの大物ではキース・ジャレット位しか観てませんので、久々の演奏そのものにのめり込めるライブだったと言うのもあります。
あとでカミさんに聞くと、最初のセットが終わったのが演奏開始から1時間、アンコールから後が1時間だったそうな。私にはアルバム1枚分程度時間しか経過していないような、久々に少し入り込み過ぎてトランスしたような感覚に陥るような素晴らしいライブでした。
閑話休題
地元寝屋川でのダンスパーティーライブが来週3月20日月曜日(祝日)と迫ってきましたので、改めてライブ告知させて頂きます。
ではでは、よろしくお願いいたします(≧∇≦)
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Posted at
2017/03/15 16:08:31