2011年08月21日
さてさて、WRC第9戦も最終日となりました。
今回はかつて無いほど不振のフォード。
4位ヒルボネンはポディウム圏内に入れるんでしょうか?
速さが未知数のミニJ.C.Wを捕らえて3位に入るかどうかが気になるところです。
ソルドとしてはミニ初のポディウムを確実に狙ってくるでしょう。
21日、ドイツの天気は曇り。局地的豪雨が発生する予報が出ております。
勝敗を左右するのは天気になりそうですね。
SS15:ヒルボネンがベスト。3位ソルドとの差を26.7秒に縮める。首位は余裕のオジエ。2位は1分以上遅れてローブが続く。
SS16:ラトバラがベスト。4位ヒルボネンと3位ソルドの差は25.9秒に。首位は変わらずオジエ。徐々に追い上げてきた2位ローブですが、まだ1分以上送れています。
SS17:直前に雨が降り路面はウェット。ベストはローブ。首位オジエとの差を45.8秒に縮める。3位ソルドは4位ヒルボネンとの差を広げ30.2秒に。
SS18:ローブがベスト。首位オジエとの差は41.8秒に。3位ソルドと4位ヒルボネンの差は31秒に。あと1ステージ、もう変動はないか。。。
2011 WRC ラリードイツ 結果
1位 セバスチャン・オジエ 3h32m15.9s シトロエン・DS3
2位 セバスチャン・ローブ +39.8s シトロエン・DS3
3位 ダニエル・ソルド +1m55.6s ミニ・J.C.W
4位 ミッコ・ヒルボネン +2m43.7s フォード・フィエスタRS
5位 ペター・ソルベルグ +3m48.0s シトロエン・DS3
6位 キミ・ライコネン +7m24.6s シトロエン・DS3
7位 ヘニング・ソルベルグ +7m45.9s フォード・フィエスタRS
8位 アルミンド・アラウージョ +9m29.8s ミニ・J.C.W
9位 P.ヴァン・メルクシュタイン +10m01.6s シトロエン・DS3
10位 デニス・カイパース +10m09.0s フォード・フィエスタRS
結果はこんな具合に・・・。
終始シトロエンの速さが目立ちました。
ターマックを得意とするローブでしたが、day2のパンクが影響して優勝を逃しました。
舗装路ラリー初優勝となったオジエ選手おめでとうございます。
そして一番オメデタイ男はソルドでしょう!
今シーズンから参加したミニですが、さすが去年までローブのチームメイトだったソルド!熟成しきっていないマシンでポディウムを獲得しました。
次は優勝を目指して頑張れ!!
残念な結果となったのはフォード勢。
今回のラリーはフォードにとって2011年最悪の結果になったと言ってもいいと思います。
SS2でのタイヤ選択ミスから回復の兆し無く、かろうじてヒルボネンが4位で耐え忍びました。
そこそこのベストタイムは叩き出しているものの、遅れが大きすぎました。
ベストが少ないミニでも上位にいるということは、フォードのタイムにムラがあったということでしょう。
もう少しバトルが見たかった気がしますね。
2011年 WRC ドライバーズポイント 10位まで (第9戦終了時点)
1位 セバスチャン・ローブ シトロエン・DS3 192pt
2位 セバスチャン・オジエ シトロエン・DS3 167pt
3位 ミッコ・ヒルボネン フォード・フィエスタRS 156pt
4位 ヤリーマティ・ラトバラ フォード・フィエスタRS 96pt
5位 ペター・ソルベルグ シトロエン・DS3 94pt
6位 マッツ・オストベルグ フォード・フィエスタRS 56pt
7位 マシュー・ウィルソン フォード・フィエスタRS 40pt
8位 キミ・ライコネン シトロエン・DS3 34pt
9位 ヘニング・ソルベルグ フォード・フィエスタRS 32pt
10位 ダニエル・ソルド ミニ・J.C.W 23pt
例年通りのローブ独走。
一矢報いることができそうなのはオジエくらいですね。
今回ラトバラがポイントを貰えず、ペターがいよいよ接近しています。
また、8位に上がったのはライコネン。着実にポイントをゲットしています。
驚きは10位に入ったソルド。
今シーズンは2戦でしかポイント獲得していませんが、ランクインを果たしました。
来年のミニが楽しみですね^^
最後に今回のラリーのハイライトです!
Posted at 2011/08/21 23:30:57 | |
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2011年08月21日
一方的な展開になったday1でしたが、だからこそフォードが頑張ってくれるでしょう!
20日はSS7からSS14まで行われます。
早速day2です。
SS7:ラトバラがベスト。首位は変わらずローブ。2位に7.7秒差でオジエ。3位ヒルボネンは1分22.6秒離されている。
SS8:オジエがベスト。首位ローブとの差を3.8秒差に縮める。3位ヒルボネンとの差は1分23.6秒まで広がる。
SS9:ローブがベスト。今度はローブが2位オジエとの差を7.1秒に広げる。3位ヒルボネンとの差は1分30.3秒に広がる。後方ではミニを駆るミークがペターをパスして5位に浮上。
SS10:オジエがベスト。首位ローブとの差を再び4.8秒差に縮める。ここで3位にソルドが浮上。ヒルボネンはパンクにより後退。
SS11:オジエがベスト。首位ローブとの差を1.3秒に縮める。3位変わらずソルド。4位ヒルボネンの後方5.2秒には5位のミークが迫る。
SS12:ローブがベスト。オジエはチーム指示によりゴール手前でスローダウン。3.4秒差でオジエが続く。3位は変わらずソルド。
SS13:ローブがベスト。2位オジエとの差は3.8秒に広がる。3位は2分10.6秒遅れでソルド。ミーク、ペター、ラトバラがパンクを喫する。
SS14終了時点での総合順位
1位 セバスチャン・オジエ 2h44m43.2s シトロエン・DS3
2位 セバスチャン・ローブ +1m11.3s シトロエン・DS3
3位 ダニエル・ソルド +2m10.2s ミニ・J.C.W
4位 ミッコ・ヒルボネン +2m43.3s フォード・フィエスタRS
5位 クリス・ミーク +3m33.2s ミニ・J.C.W
6位 ペター・ソルベルグ +3m42.3s シトロエン・DS3
7位 キミ・ライコネン +5m53.2s シトロエン・DS3
8位 ヘニング・ソルベルグ +5m59.4s フォード・フィエスタRS
9位 アルミンド・アラウージョ +7m51.6s ミニ・J.C.W
10位 P.ヴァン・メルクシュタイン +8m25.9s シトロエン・DS3
なんとSS14にてローブが岩にHIT!
フロントタイヤをパンクして一気にペースダウン。
オジエが大差で首位に浮上しました。
タイム差が出ずらいラリーかと予想しましたが、的外れ。
フォード勢の不振が目立ちます。
今までの総合順位では見たことが無いくらいにフォードが撃沈。
シトロエン勢怒涛のランクインとなりました。
一方、3位にはミニを駆るソルド。まだまだ経験不足は否めない新チームですが、徐々にマシンが熟成しているようですね。
4位のヒルボネンの後方には5位のミークも迫っています。
ミニ勢初のポディウムなるか!
最終日は3位争いが気になるところです。
SS7-10
SS11-14
しかしラリー選手のターマックはキチガイ染みた走りに見えますね^^;
Posted at 2011/08/21 07:44:29 | |
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