STI ダックテールとSTIリヤアンダーディフューザー  

自分は、WRX S4を見た時にリヤのエクステリアの迫力に魅力を感じました。

下側から流れるように張り出したリヤアンダー。
トランクも後端が上がっていて。見た感じでは羽は必要ないと思うような形状。

ダックテールというらしい。本当にアヒルのお尻のような形状ですね。（ちょとやりすぎ感もありますが。。）
しかし、この形状にも意味があります。

車の後方は、乱流が発生しています。この乱流を車の近くで発生させないで遠くに流すことで車のコントロールや燃費が良くなります。
というメリット。

いつもレヴォーグの比較で恐縮ですが、

レヴォーグはワゴンボディなので、この乱流がセダンボディよりも発生しやすいです。
それゆえ、STIから様々な空力パーツが用意されています。
代表的なパーツは、ルーフエンドスポイラー これはかなり効果がありました。
その証拠に、高速道路を走った時に、装着前と装着後を比較するとリヤゲートのウィンドウの汚れが全然違うことでわかります。

S4では、このダックテールが空力機能を向上させます。
気流がボディから剥離して発生する渦を遠くに飛ばす。同時に車両下面から流れてきた気流を引っ張り上げて効果を高めるという機能があります。

更に加えて、STIリヤアンダーディフューザー
このパーツを最初に見たときに驚きました。

同じようなパーツはスバルの他車でもあるのですが、名称が「アンダースポイラー」なのです。
ディフューザー：拡散（気流を）
スポイラー：壊す（乱流などを）

後ろにグッと出ている感じです。
効果は、
床下後方の空気の流れを整えるとともに、車両の応答性にも寄与します。

S4は標準で、床下アンダーカバーを大型化しているので、それと相まって空気の流れがスムースになると思われます。

これを装着したことで、オプションのカラードナンバープレートベースが装着不可になりました。
なんでも全長がカタログ値を超えてしまうからです。

迫力があるパーツなので別建てで記録しておきます。
私は、S4のビューでリヤビューが迫力があってとても好きです。

実際の効果は慣らし運転が終わってからでないと分からないので、星4つです。