大人のちんたつ

皆さんは、GWをゆっくりと休まれましたか？



暦の上では、もう夏ですね。ルーフ全開にしていると暑くて走っていられなくなる季節で、熱中症等には十分注意しないといけません。
あと、虫がね…バチバチと当たるんですよ…エアコンのコンデンサにもミッチリと…洗うのが大変で…はぁ～憂鬱です。




知人の墓参りの帰り道、助手席の友人から…
「ラーメン食べたい」
「…（ちょっと不機嫌です）」
霊園墓地の駐車場で左側(交換したばかりのドアからリアフェンダー)にお供えの花束の木の枝で一本線を引かれてしまいました。逃げもせず、ひたすら頭を下げているご婦人に、さすがに怒ることも出来ず…
「ら～め～ん（そんなの関係ねぇ～)」
「何処の？(アンパンマンが水を掛けられた表情)」
「御花畑(バタコさんのドヤ顔)」
「峠越えですか…」
「Va Bene ?」
「…Cosi Cosi」

[定峰峠]ばかりじゃ面白くないので、今日は彩の国ふれあい牧場の有る[K361]を上がります。
今では綺麗に鋪装されていて楽に上れますが、溝の無いエコピアは踏ん張りがきかないので無理は禁物ですし、助手席に乗せているので緊張感が違います。

のんびりと登っていると…
「ぷっ、へたくそ」
「むきっ～！」

連休過ぎの観光牧場は駐車場も閉め、閑散としています。



見晴らし台の上からは惰眠を貪る羊が見え…あんな暮らしもしてみたい…




東秩父美術館の手前を[粥新田峠]にスイッチです。



コペンサイズの1～1.5車線を降りて行くと、咲き誇る時期には素晴らしい眺めを見せてくれる桜の木のトンネルをくぐります…今の時期は毛虫が…ポタポタと…



[榛名神社]でちょっと休憩して[八幡神社]の先を左折で[K82]から[K11]を通過、[R299]で秩父市役所の前にある[珍達そば]に到着です。



関東甲信越名物をうたい文句にしているラーメン店です。[2012年の萌えポスター]…いえ、それで観光客収入が上がるなら良いのですけどね。
店内に入り、[珍達そば]と[黒豚餃子]を注文。
何度も来ているので分かっているのですが、先日の[藤屋]と同じく丼から溢れそうです。
※オッサンは別に大食いではありません。



豚バラとざく切りのネギ、ごま油の香る醤油スープの中から細麺がこんにちは。
熱々です。でも、旨い～、餃子もいけてます。
汗だくになりながら、ごちそうさまでした！

汗をかいたら風呂に入らないと…何処に行こうかな…よし、[皆野町]に行こう。
[K284]沿いにある[満願の湯]のとなりにある[水と緑のふれあい館]に来ました。



[満願の湯]と同じ源泉ですが町営なので、ワンコインで利用出来ます。
風呂の種類はありませんけど平日は空いていて、のんびり出来るのでお気に入りです…ただし、毎日が日曜日な方達のカラオケの音がすごいですけどね。



男湯は完全貸し切り状態で、オッサンはめ殺しの窓の外に見える中庭に向かって仁王立ちです。

友人をロビーでのんびり待っていると肌が黒めの方と歩いてきて…早口の会話から、どうやら同郷らしく、まさかこんな山の中出会えるとは驚きだとオッサンの肩をバシバシと叩き…イタイイタイ…
「で、YOUは何しに日本に？」
「ここの近所の知り合いを訪ねてきて、同じように温泉に入りに来たのよ」
「へ～」
「じゃね～」
元気よく手を振り去って行きました。
こんなこともあるんだと感心しました。

自販機の飲み物を買っていると…
「これ何？」
「ん？ご当地キャラだね」
「み～な？」

「そうだね」
「頭が山？」
「うん」
「で、川が流れてるの？」
「滝じゃないかな？たしか、秩父華厳滝」
「ぷっ、あはははははは…！」
ツボにはまったらしく爆笑しています。
受付の職員に怪訝な顔をされています。
「よし！滝を見に行こう！」
「え～風呂入ったばかりだから…」
ごねるオッサンの背中をバシバシと…ほんと、遠慮無しだな君は…






もう、うっすらと汗をかいています。
花が綺麗だと喜んでいました。

さて、帰るとしますか…成田空港まで送ってから…