彼方此方のブログ一覧

「彼方此方さんの携帯で宜しいでしょうか？」
「はい」
「○○旅館の者ですが」
「ああ、何でしょうか？」
「明日からのご予約なのですが…」
「はあ…」
「ボイラーが故障しまして…」
「はっ？」
「申し訳ございませんがキャンセルとさせて頂きたく…」
「え～泊まれないんですか？」
「申し訳ありません」

と、いうような事が母の日に近い頃にあり、たまの親孝行がお流れとなっていたので仕切り直しです。

今回のリクエスト内容は【観光・温泉巡り・郷土料理・植物園】とのことなので、頑張らないといけません…キャンセル前より内容が増えているのは気のせいだと思いたいです。

もちろん、オッサンの峠走…ゲフンゲフンもあるのでスタートは朝早くとしました。
[関越自動車道]に乗り[北関東自動車道・伊勢崎]でアウト[K73][R122]を走って[草木ダム]に到着です。



運良く放流を見られました。



「あれ、何だっけ？」
「ん？」
「ダムカードは貰えないの？」
「いやいや、こんな朝早く事務所開いてないから」
「…」

どうやら、ダムカードが欲しいようで…仕方ありません。
4ダム巡りを頭の中で追加しました。

次の観光です。
[R122]から[R120][K169]を登って、やって参りました[霧降高原・六方沢橋]



まだ、西洋タンポポも咲いていました。山の春はもうしばらく続きそうです。



[大笹牧場レストハウス]でコーヒーブレークです。



大型バイクが2台止まっているだけで駐車場には1台も車がありません。
売店等も営業時間前です。



まだ、自販機に温かい飲み物が売っていて助かりました。
高原の早朝は、まだ肌寒いです。

[K169]を下り[K23]にスイッチ[川俣ダム・瀬戸合峡]にやって来ました。
到着と同時に開門されました。



吊り橋があるのですが高齢の母親には無理と判断し…階段数450段はちょっと厳しいですね。
ダムの上から周りの風景を楽しみました。
もちろん、ダムカードをゲットです。



来た道を戻り、最初の立ち寄り湯です。



[黒部温泉・四季の湯]です。硫黄温泉ですが臭いは強くありません。
ここは朝8時からの営業ですので早起きなオッサンには最適です。
ワンコインで利用出来ますが石けん以外は何もありませんので注意して下さい。
それと、大雨と強風時には入らない方が良いかもです。露天と簡易的な屋根しかありませんので…



お茶を飲み、まったりとして次へ向かいます。



[K23][R121][K249]を通り[川治・五十里・湯西川ダム]でカードを貰いました。
[川治ダム]でクレストゲートを開けて観光放流中でしたが、駐車場が混んでいたので見学は諦めました。



昼食を食べに[湯西川・水の郷]にやって来ました。
郷土料理…と言えるのか分かりませんが、ここの名物、汁ばんだい餅を頂きます。



サバ汁に、ばんだい餅が入ったものでした。
旨いです。餅が三つも入っています。これだけでおなかいっぱいです。
ごちそうさまでした～



腹ごなしに軽い散歩と足湯に浸かって次へ向かいます。



苦労は窺えますが…ちょっと要らないかなと思った人形 (*_*; が迎えてくれる[上三依水生植物園]に到着です。



植物好きの母親のガイドで園内をゆっくりと散歩しました。

十分満足したようなので[R352]で[南会津郡]にある宿へ向かいます。



タフロードですね～走り甲斐があります。



[屏風岩]なる場所で休憩。川の水量も多いし温度も低いです。ようやく雪解けなんだと実感できました。



上流の山肌にまだ雪が残っていました。



途中の信号もほとんど無く…縦型の信号機を久しぶりに見ました…到着です。



[そばの宿・丸屋]です。尾瀬の繁盛期には予約が取りにくくなるので来ました。



抹茶を頂き、さっそく温泉で腰伸ばしです。



貸し切りは気持ちいいですね～

女将が山で摂ってきた山菜が中心の夕食を頂きます。
メニューも日付入りで印刷とは、手間が掛かっています。



食前酒からデザートまで全15品。おなかいっぱいです。ごちそうさまでした～

もう一度、温泉に入り就寝…夜中、ものすごい大雨で翌日の峠道が通れるのかと考えてオッサン余り寝付けませんでした。

翌朝、高圧洗車機から出したばかり（笑)のコペンです。前日の汚れが綺麗さっぱりと洗い流されていました。



朝食を頂きチェックアウト…女将の勧めで[橋場のばんば]と[檜枝岐歌舞伎]の舞台を観光して[東北自動車道]を経由で帰宅しました。




一泊二日にしては良い旅行が出来ました。