トヨタ ランドクルーザープラドと

プラドもそうですが、ランクルはクロカンモデルの中でもボンネットの高さが凄いですね。
ラダーフレームのせいでしょうか。
それだけでもう運転する立場からは、見通しの悪さが怖いですね。

それはともかく、ランクル70系なんかのヘビーデューティーな上に、カジュアル感を乗せた車だったプラドも、代を重ねるにつれて無骨さが無くなって、70の再販売を許すことに繋がっている。
まあプラド自体売れていないわけではないのでしょうが、SUV化した中で、燃費なんかを気にする昨今の販売では、設計がクロカン性能を残存させている分、苦戦していくでしょうね。
パジェロが新型の開発を止められたということでしたが、そういう世間の流れはおそらく、ランクルの販売にも影響を与えていると思います。

今思えばバブル期、雪の積もった舗装路を走る程度にランクル100系やパジェロが走りまくっていたあの頃が異常、過剰だったんですよ。
当時に比べ、雪国にも高速が伸び、一般道もずいぶん走り易く高規格になりましたし。

さて、ボンネット高さが大きいと申し上げましたが、もうこのプラドのデザイン、面構えがまた凄い。
ボンネットが高いって、それはアッパーカットを連打されたからですよ、って12ラウンドを戦い切ったボクサーみたいな顔をしています。

今どきのSUV的な利便性には劣っても、わたしとしてはFJクルーザーの方がデザインは好みかな。

トヨタ、世界で一番売れているんですが、なんかもう、古き良きバブル期を知っているオッサンには、なぜにこうも変化球の顔つきで売れるのか、なかなか理解できません。
日産のエクストレイルなんかもそうですね、以前のトレードマークだったスクエアで無骨な部分を捨てても売れているのですから、もうわたしなんかのズレた感覚では車を語れなくなっていると実感します。



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