2013年11月18日
“ITALIA” “ALFAROMEO ” “ROSSO”
“EROTISMO!”
Posted at 2013/11/18 19:50:54 | |
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Alfa | 日記
2013年11月18日
日本代表の大迫選手がオランダ戦で2ゴールに絡む活躍。ついにと言うかやっと‘半端ない’実力を世界中に知らしめたようだ。
私が指導した中で“半端ない”と言えば‘レフティ・モンスターM’が思い浮かぶ。
出会いは彼が小学校3年生の時。生意気だが物凄く美味いと評判だった彼と縁があり小学4年生
から3年間、指導する事になった。
担当コーチは私とGKが専門のAコーチ。攻撃の担当は私で守備はAコーチが面倒を見る。
戦術的な部分はお互いに意見を出し議論するが、目指すサッカーが同じだからスンナリ決まる。
二人とも負けず嫌いだが最初は勝負にこだわるよりも長くサッカーが続けられるスキルを繰り返し
指導し最終学年の6年生の夏頃からは骨格を決め‘勝ち’に拘っていく指導方法だ。
そんな指導方法が功を奏し小学校レベルとは思えないひらめきとテクニックを持つ‘H’に点取り屋に育てた‘K’と背は低いがAコーチがGKとして全てを教えた‘S’に‘レフティモンスター’の4名は
小学生としてはハイレベルな実力を持つまでに成長した。
守備陣の立て直しを図りレフティモンスターをFWからCBに配置転換した事がきっかけでチームの
実力は格段に上がる。Jリーグを母体にするチームに勝ち、全国レベルのクラブチームにも内容では決してひけをとらず僅差で敗れるほど。
彼ら4人に刺激された他の選手も練習が始まる2時間前からグランドで自主練。練習後も家に帰り
昼食を済ませまた練習をした。
確かな手応えを感じ臨んだ11月刈谷大会。順調に勝ち上がり初日の予選は首位通過。
翌日のトーナメントに進み、準決勝は何度も苦渋を飲まされた宿敵。
夏以降の勢いは我がチームにあると感じてはいたが苦手意識もあり動きが固い....
先制され焦ったのか普段の試合が出来ない.... しかし‘N’のミドルで同点にした。
‘N’っていい選手なんだよ。テクニックもあるしドリブルも上手い。お姉さんは水泳の愛知県代表と
サラブレットの家庭。でもハートが弱い.... シュートを打てる場面でも味方にパスやドリブルしたり...
徹底的にミドルレンジからシュートへの持って行き方を教えたけど癖はなかなか治らない....
そんな‘N’がミドルシュートを決め同点。ゴールを決めた瞬間に俺に向かって小さくガッツポーズ。
嬉しくて涙が出た。その後は押し込むものの逆転出来ずPK戦になった。
試合展開からPK戦の可能性が高いと感じ「俺は今までPKを外した事が無い!」と自慢する‘D’を
疲れていたがあえて交代させなかった。‘D’はしっかり決め‘S’のセーブもありPK勝ちで決勝進出。
試合後の挨拶で宿敵チームが「泣きながら俺達の分も頑張って優勝して。」と言ってくれた時にまた
泣いた。決勝は‘H’の糸を引くような弾丸シュートが決まり優勝。
感激で選手、親御さんたちの前でも涙が止まらなかった。
1週間後のハーフマラソンは古傷が完治せず折り返しを過ぎた今池あたりから痛みを感じたが
「子供たちに負けてはいけない。」と繰り返し念じ彼らを思いだし走る。
記録更新は叶わなかったが過去2番目のタイムで完走。
年が明け三重県の大きな大会に招待される。主催チームの6年生は全国大会でも結構な成績を
残した強豪。普段の実力を出し問題無く初日は首位通過し翌日の決勝トーナメントに進む。
トーナメントも苦戦する事無く決勝へ。予想通り相手は主催者チーム。
地元の利もあり1点リードされ残り時間が過ぎて行く。‘レフティモンスター’にボール奪取したら
そのままドリブルしてゴールしろと指示。CBでありながらゴール前からドリブルし得点した事を何度も
観てるからね。チャンスはやってきた。猛然と力強いドリブルからゴールに迫る。後一人抜いたら
シュートだろうと思った時に止められた...... The END.... 追加点を許し0-2で準優勝となる。
泣きじゃくる選手をどう迎えたらいいんだろう?考える暇も無く泣いた。
最高の選手達は最後の大会で簡単に優勝し卒団に花を添えた。
卒団式ではコーチと選手達のマッチメークが組まれる。「○○コーチ、大人気ない。」と言われながら
4点ぐらい入れてやったよ!
そういえば我がチームを主力とした小学校の大会では名古屋で2位になったようだ。
‘レフティモンスター’と‘群を抜いた10番H’は中学生の進路で強豪サッカークラブを選び‘K’と‘S’は
上のクラブの中等部チームに進んだ。
‘H’はむらっけが多い天才肌だった事もありサッカーを辞めてしまったと風の便りで聞いた。
‘レフティモンスター’は順調に成長し愛知県ベストイレブンに選ばれ学業の成績も良かったから
‘特待選手’として高校選手権の常連校に進学。しかし高校での活躍を聞かず新聞で選手確認
しても先発選手には入っておらず控えに名前があるだけ.... 彼でも乗り越えられない壁がある?
と思い過ごしてきた。10日前の少年団の周年記念式典で‘S’から話を聞いてみると。
「怪我して今海外にいる。」と聞いた。10年に一人の少年の夢が破れてしまったと思うと胸が痛い。
高校時代に何度も怪我をしたらしい。
小学生の彼を相手に試合をすると「怖い。」と感じる圧倒的な存在感があった。
彼なら普通にJリーガーになるだろうと確信していたのだが....
その反面、‘S’は順調に人間、サッカー選手として成長し高校時代は主将。今は大学で正GK。
また自分が育った中等部のコーチになり後輩の指導をしている。
10年前に知り合った20歳年下のサッカー小僧たち。
式典に来たのは‘S’だけ..... それぞれの事情もあるだろう。
もう一度、‘レフティモンスター’と一緒にサッカーがしたい。言葉は要らない。
ボールを一緒に追いかければ何も言わなくてもきっと分かるよ。
その時を楽しみに待っているからさ。
式典で‘S’とメルアド交換。直ぐに食事に誘われた。仕事の都合で断ると「初蹴りで会いましょう!」
だって。「腰が完治してないんだよ。」何て言えるわけが無く「またチンチンにするから。」と返信。
チンチンにされるのは間違い無く俺だけど、我がサッカーチーム最年長現役選手としてのプライドが
ある。例年通り「○○コーチ。全く落ちてませんね。」と言われるように努力しなくては!
イタリアに50歳以上の給料が貰えるサッカーリーグ無いかな?あれば行くよカルチョの国へ!
「黒い目をした点取り屋。モニカ・ベルッチと朝までハットトリック」ってガゼッタに載ったりして?
Posted at 2013/11/18 14:23:35 | |
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Soccer | 日記
2013年11月18日

休日は決まって早く目が覚める。
今朝は赤の革ジャン着てスタバに出掛けた。
名古屋ではこちらだけのスターバックス リザーブを
クローバーで抽出した‘KAU COFFEE’をいただく事に。
前回いただいたサービス券が無ければとても900円の
珈琲は飲めませんね。
非常に美味しくいただきました。御馳走様でした。
Posted at 2013/11/18 12:20:58 | |
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Morning | 日記