英旧のブログ一覧

街中を“MG”で流していると信号待ち等で近くのクルマに話しかけられる。
「何ていうクルマですか？」「年式は？」「物凄く綺麗ですね！」
その度に丁寧な受け答えをするようにしています。
そんなに目立つクルマじゃないと思っていたけど。

やっと“自分の手の内”に入ってきたかな？
クラッチ操作や坂道発進、左ハンのMT等も意識をせずに行える。
シートレールを取り外し最も後ろに付けたCobra。低い着座姿勢に3ペダルまでの距離はジャスト。
オープン・カーだから服装に気を付け運転はスマートに。
カッコ良く粋にドライブを楽しみたいね。

“不死鳥”Bianchiはもうすぐ１年。京都へ４回。武平峠は１回と着実に距離を伸ばし経験を
積んでいる。
11速になった“SHIMANO105”。全てがスムースで違和感が無い。
サドルの高さとドロップまでの腕を伸ばす距離はまさに絶妙でmm単位で調整した苦労が報われる。
所詮ミドルグレードだが自分の身の丈に合っていると思う。
ホイールを替えれば終了かな？

“MG”も“不死鳥”どちらも“Well Balance”で決して手放す気になれない可愛い相棒だ！

台風一過の絵に描いたような青空。
湿度も低くこんなに気持ち良い朝は久しぶりだ。

計画通りなら今頃、嵐山で“ローストビーフサンド・モーニング”をいただいていた頃。
“不死鳥”を“MG”に替えスタバに向かう。長袖シャツにクラッシュにDBにRay-Ban。
この時期はこんなスタイルは丁度良い。
チョークを引かずにエンジンを掛ける。目覚めたらアイドリングが落ち着くまで軽くアクセルを一定の
位置で固定する。水温計が動いたらスタート。

Oilが焼けた旧車独特の匂いを感じながら快適な早朝の街を走る。
オープン・カーを所有して良かったと思う瞬間だ。
ワインレッドのボディに本来はベージュの内装だったが全てブラック化した内装。
これから何も変えたく無い程、出来の良いクルマ。
主治医に感謝の気持ちを持ちながら駐車場にとうちゃこ。



そして永年連れ添ってくれた愛犬にも感謝する。
タンブラーの上から鼻を撫でる。まだ指先に感触が残っている。
背中をさする。痩せてしまった背骨を覚えている。耳も肉球の感触も忘れていない。

また一緒に出掛けよう。