
さて、22ヶ月乗って63,000kmを走ったところ
どれだけトラブルがでたか?について
ここでまとめておきたいと思います。
結構色々とトラブルは出ていますが、
この走行距離と、一日一回屋根を開け閉め
していることを考えると、なかなかに妥当だと
個人的には思っております(`・ω・´)
トラブル度:★の数で表します(最大5)
①メインバッテリーのアース部分破損
こちら、しばらくサブバッテリーのアースに繋いでいましたが
最終的には別ルートを作ってもらい、事なきを得ました。
(なお、このアースはトランク下にあります)
最悪サブバッテリー用のアースに繋いでおいても、
何も問題ないということでしたが、自主的にやって頂けました。
(この部分はアルミボディの一部ですので補償で直せるといった
レベルではありませんでした)
トラブル度:★
実走行に影響はないのでほぼ無問題です。
納車直後だったので精神ダメージは多少ありましたが(笑)
②シート間の収納ボックス不調
コンバーチブルモデルのみ、シート間に収納ボックスを設定できます。
こちら、通常はキーロックと連動して施錠されるのですが、車外から
キーロックすると、それに連動して
扉が開くという謎動作に悩まされました。
修理履歴は以下の通り。
1.パッキン類の交換 → 再発
2.一部パーツの取り外し → 再発
3.対策品へのユニット交換 → 再発
4.対策品へのユニット交換 → 完治
一回目のユニット交換は不良品だったようです。
現在は無事、キーロックに連動して施錠されております(`・ω・´)
トラブル度:★
やや長引いた感はありますが、たいした問題ではありませんでした。
オプション価格を考えると精神ダメージはちょっとありましたが(´∀`;)
③スーパーチャージャーのベアリング交換
初回点検時にかすかな異音がする、ということで交換の運びとなりました。
トラブル度:★
素人が聞いても良くわからないレベル。
問題発生前の早期交換ですね。
④スーパーチャージャーのベルト断裂

走行中、圧倒的パワーダウン。
がっつり踏み込んでも加速感なし。
これはスーチャーが逝ったぁぁぁ(´;д;`)と思ってディーラーに駆け込み。
どうやら③のベアリング交換時にミスがあった?模様です。
(なお、ベルトがブッツンしたような感覚はありませんでした)
トラブル度:★★★★
念のための交換でトラブルが出てしまったのは残念でした。
ただ、アフター対応が良かったこと、NAのF-Typeという世界的に珍しい
車に乗ることができたという経験はプラスです(笑)
⑤冷却水漏れ

高速道路走行中に水温エラー発生。
シフトアップして低回転でだましだまし帰宅しましたが、通常走行中も
エラーが出るため、流石にダメだ、ということで入庫。
ウォーターポンプの交換となりました。
(かすかに染み出す程度の漏れだったようです)
トラブル度:★
冷却水漏れはジョンブルのたしなみ。
何もあせることはありません。
⑥冷却水漏れ2

⑤の修理を終え、さて少しまわしてみるか、と試してみたところ、
ブシュウ! Σ゜゜(д )
ウォーターポンプが元気になったことで、その周りのパイプ類が
お亡くなりになったようです。パイプ類、総取っ替えです。
漏れた冷却水が付着したベルト類も交換しています。
エンジンルーム内の見た目が一気にフレッシュになりました(゜∀゜)
(写真に写っているY字部分は全取っ替えです)
トラブル度:★★★
⑤の時にあわせて交換していれば100点でした。
ただ、F-Typeの整備はディーラーも手探りなところがあり、
ある程度のミスはしょうがないと思っています。
(うちのディーラーでは、今でもコンバーチブルの入庫は私の一台のみ)
是非うちのF-Typeで問題をあぶり出し、対策品の開発や
他のF-Typeの修理に役立つノウハウの蓄積を願います。
⑦パンク

タイヤ交換に向かう途中、左リアタイヤがパンクしました。
原因は釘を踏んだようです。
交換に向かう途中というのがナイスタイミングで助かりました。
特にリアはタイヤサイズからパンクされると涙目です・・・。
トラブル度:★
トラブルというか、これは車のせいではないのでノーカンに近いです。
⑧ナビのブラックアウト
一度、走行中にナビがブラックアウトしました。
エンジン再始動後もナビだけが起動しません。
そのためディーラーに連絡を入れてチェックしていただき・・・。
原因不明 + その後は現象再発せず、という結果でしたが、
念のため光通信を行っているパーツ(車体後方から前方にかけて
そんなパーツがあるようです)を交換していただいています。
⑨電動ルーフ機構故障
F-Typeの屋根は、サイドのパーツが二段階で折りたたまれてから、
屋根がせり出してくる仕組みになっています。
サイドのパーツのシャフトが一本折れ、一段階目が動作しなくなりました。
他のパーツや幌に干渉して傷を付けてしまいますが、開閉は可能でした。
トラブル度:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
オープンできなくなる、といったことがあっては不動車扱いになりますので、
過去最高のトラブルでした。(屋根が閉じなくなる、はトラブル度:★)
こちらシャフトの交換ではなくユニットごと交換となりました。
⑩パンク2

先日の高速走行中の左フロントタイヤパンクの件です。
Jaguarのサポート体制は完璧でした。
タイヤ交換も外注ながらタイヤ到着から1日で作業完了させて頂けました。
(Jaguarのせいではないにも関わらず、お土産まで頂戴して・・・)
トラブル度:★★
原因はよくわかりませんでしたが、これもメーカーや車のせいではないので、
高速走行中だったための危険度から★2としました。
結構走っちゃいましたがホイールにダメージはなく、頑丈さが確認できました(´∀`)
⑪エアコン吹き出し口のパーツ破損
時系列的には初期ですが、番号の振りなおしがめんどくs(略
助手席側の風向き調整用の板が一枚折れていました。
こちらはユニット交換で対応。
トラブル度:★
走行性能に関係ない + 一枚折れたからといってどうということではないため。
以上です。
走行に関する問題としては人的ミスを除けば冷却水漏れという、非常に妥当な
トラブルではないかと思っています。
お世話になっているディーラーさんの対応についても感謝しております。
ストライプ仕様やエアロ後付等、いじっている感があると嫌煙されがちかと思いきや、
「毎回来るたびに姿が変わるので楽しみです」
「入庫されていると、他のお客様や業者が見せてくれと言ってきますよ」
「展示ルームに是非とも置きたいです」
など、かなり好意的に接していただいております。感謝m(_ _)m
イギリス車はある程度の故障も楽しみの範疇ですので、これからも末永く
F-Typeと付き合っていけたらな、と思っております(´∀`)