
F-Typeのバリバリ音の仕組み。
ちょっと昔の車を知っている方ならば
「燃調いじってるだけじゃないの?」
と思うかと思います。
ぶっちゃけるとほぼほぼ当たりなのですが、
実際にはもう少し面倒な制御をしているようです。
今どきはコンピューター制御なので燃料の濃さはもちろん
回転数やアクセル開度、負圧や空気量、点火時期の調整など、
かなり総合的な制御が必要です。
2013年モデルをベースに簡単な図で説明すると・・・
薄いオレンジ=ちょっとバリバリ音
濃いオレンジ=がっつりバリバリ音
アクセルを踏み込んでいくと回転数が伸びていき、アクセルオフで負圧が発生、一定値に到達するとバリバリ音が発生する、というイメージです。
※あくまで概要説明用で全力で科学的に説明する、というわけではないので注意です(笑)
2016年モデルではなぜバリバリ音が低下するのか?
①アクセルレスポンスが低下している
④エンブレが弱くなっている
2016年モデルをベースに簡単な図で説明すると・・・
アクセルレスポンスが低下しているため、回転数の伸びが悪く、エンジンブレーキが弱くなっているため、負圧の発生も稼げず、 「濃いオレンジ=がっつりバリバリ音」の領域に入り込めてません。
アクセルについては踏み込めばカバーできますが、傍から見ると荒い運転になります。
しかも、荒い運転をもってしても負圧が稼ぎきれないため、がっつりバリバリはなりません。
おまけ:F-Typeは空ぶかしではそんなにバリバリしないのはなぜか
結局のところ、回転数に制限がかかっていますし、走行していないので負圧の発生も稼げないので鳴らない、ということみたいですね。
何分受け売りなところもあり、このあたりの仕組みを極めている方にとっては微妙に違うぞ・・・とかあるかもしれませんが、大体のイメージが分かっていただければ幸いです。
ではこの状況を受けて、F-Typeをどのように改良すればよいのか?
ということで、F-Typeの音作り計画に繋がっています。
【調整後のバリバリ音】
室内、携帯からの録音して頂いたものなので、音を大きくしないとバリバリ音がよくわからないかもしれません。
現状はパラパラ、プスプス系の音なのですが、バリバリ寄りの音に戻っているのが分かるかと思います。
また、携帯からの録音でコレなら、現物はかなり期待が持てそうです。
実車確認は12/15(日)に行ってきます(`・ω・´)
Posted at 2019/12/13 22:00:41 | |
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F-Type | 日記