
第5回はインテリアについて
センター操作系までを含めて
ドライバーの領域として定義し、
ドライバーを包み込むような
コックピットテーマを表現。
Jaguar F-Typeは2シーターにあらず。
1+1シーターである。
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下の写真をご覧ください。
センターコンソールの助手席側に伸びるグリップバーです。
これがドライバーとパッセンジャーの空間を明確に区切り、
センターコンソールはドライバーの領域であるということを物語っています。
イアン・カラムいわく
「ドライバーを包み込むコックピットが基本テーマ。
ダッシュボードからダイナミックにラインを伸ばし、
その内側に全ての操作系を集中させている」
とのこと。
理想としてはポルシェ928のダイナミックな連続面デザイン。
ただ、F-Typeでこのデザインを再現しようとするとシフトレバーが置けなくなります。
そこで、バーを用いて連続面風の勢いを表現しながら、その連続面を切り込んだ所に
シフトレバーやスイッチ類を配置しています。
このような理由から設置されたセンターバーですが、パッセンジャーが疎外感を
抱かないようにグリップとして機能し、ドライビングに参加しているかのような
気分になれるようにという配慮でもあるとのこと。
センターコンソールに並ぶコントロールにも触感へのこだわりがあり、
プッシュスイッチではなくトグルスイッチ、
ロータリー式でなく、レバー式シフトセレクター、
しかもATに見えにくくするデザインに拘ったとのこと。
# シフトレバーは開発ボスのこだわりでイアン・カラムとしては
# Jaguarお得意のロータリーシフトを推していたようです
# なぜならそのほうがコンソールの形状やスイッチのレイアウトの
# 自由度が高まるから。デザイナーとしての意見ですね。
また、F-Typeには一見して真ん中のエアコン吹き出し口がありません。
これは温度調整が必要な場合に自動的に展開されるポップアップ式となります。
理由は「ダッシュボード上面からセンタークラスターへ滑らかに流れるラインのため」
「ダッシュボードの高さを押さえたい」
着座位置の低いスポーツカーだからこそ、高いところにボリュームのあるものを
置く事を嫌ったわけです。
インテリアも細かな点までよく考えてあるものだと関心します(`・ω・´)
Posted at 2016/06/22 20:38:44 | |
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