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2025年04月28日 イイね!

FIAヒストリックレーサーを目指して9

FIAヒストリックレーサーを目指して9最近のアップデートを少し。

以前走行中、いきなりガス欠症状が出た時があった。電磁ポンプの作動音が聞こえないため、もともと装着されていたミツバの電磁ポンプをコンコン叩いたところ再び動き出したということがあった。
ツーリングの遠出で止まるわけには行かないのでいつものショップに電磁ポンプの交換をお願いしたが、何とミツバはすでに電磁ポンプの生産を終了していた。
信頼性の高い国産の部品を使いたかったのでNISMOの電磁ポンプを依頼した。ネットには多くのNISMO製電磁ポンプが売られているが、これらは何と中国製のパチモンらしい。NISMOに直接注文して先日取り付けた。これで当分ツーリングの途中で止まってしまうことはないだろう。





そして助手席側のシート交換。もともと安っぽい模倣品のローパックシートが付いていた。運転席側をFIA公認のsparco Ultra Carbonにしていたが、当時の雰囲気を出すために助手席はGr.4用の復刻シートをフランスから取り寄せて取り付けた。しかし座れなかったのである💦
このGr4シートは座席とシート下のフレームが一体となっている。フレームが邪魔をしてある一定以上後ろにずらせないため、どんなに後ろに取り付けても狭すぎて足が入らない…。何とか座っても足を極端に折り曲げなければならず、使い物にならなかった。どうせ将来このA110はFIAの認証を得るのだから同じパケットを取り付けることにした。これで助手席も座れるようになり一安心。






ついでにヘッドライトのパルプ球をLEDに交換。もちろんイエローパルプである。ヒストリックカーこそLEDで消費電力を減らした方が良いと思う。しかしライトユニットが当時物であり右側通行用であったため取り付けには一工夫が必要だった。




これまでかなりの部品を交換した。燃料系はタンクから配管まで全部交換。電気系統は古くて脆弱な電磁ポンプを交換し、複雑なCDIを外して単純にしたことで一通りのアップデートは完了した。

あとはFIA認定のMatter Motorsport 製ロールケージを取り付けるのみだ。このロールケージを取り付ければFIA HTPの申請ができる。
ワークスカーが来てからの作業依頼になるが、ロールケージはすでに3年前に手に入れていたのである。この車両を買う前にいつかFIA公認のレースカーをA110で作ろうと思い先に取り寄せていたのだ。本体価格よりも輸送料の方が高くて驚いた記憶があるw
Posted at 2025/04/28 00:58:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 初代A110 | 日記
2024年10月18日 イイね!

FIAヒストリックレーサーを目指して8

FIAヒストリックレーサーを目指して8今回はダッシュボードの話を少し。




この車を手に入れた時のダッシュボードは本来貼られているはずの木製パネルは外されFRPのまま。そして追加スイッチのパネル未塗装でアルミ地にステッカーが貼ってある状態であった。実際にレースにも参加していたため非常に実用本意の見た目である。

モダンテクノロジーを使用しつつオリジナルの雰囲気を残したいというコンセプトでダッシュボードに手を入れてみた。




まずは木目パネル。フランスから木目パネルを取り寄せようとしたがどのパーツ屋にも在庫なし。仕方がないので後期の車両に使われていたアルミのパネルを輸入、近所の木工所に同じ形で木製のパネルを作っていただいた。レースカーなら軽量化の為にもそのままで良いという考えもあるが、どうしてもオリジナルのデザインを残したかったのである。出来栄えは最高で、思っていた質感がしっかりと再現できていた。普段はやらない作業を無理にしていただいたため、時間は数週間かかったがプロに頼んでよかった。

そしてアルミ地のスイッチパネルを黒に塗装し、ステッカーをエンボスラベルで作成。言語もフランス語にした。ラジエターファンスイッチ、イグニッションスイッチ、電磁ポンプスイッチ、スターターモータースイッチ、ワイパースイッチ、ウォッシャー液スイッチなど実際のワークスカーで使用しているフランス語の略語を写真を拡大しながら見つけ出し、同じように作ってみた。雰囲気だけで実用性は悪化したが気に入っている。

そしてタコメーター。ワークスカーはタコメーターにスミスの80mmタイプを使用している。最初はスミスにしようかと考えたが中古で探してもなかなか高価であるため、ステッピングモーターを使用したSTACKのクラシックタイプに変更した。ヨーロッパのヒストリックレーサーではしばしば使用されているため新品で当時の雰囲気を出すにはもってこいである。実際に使用してみるとカクカクと動く様がスミスの動きを再現しており気に入っている。


最後にステアリングホイール。フランスRRSのサイトを見ていたらなんとモモプロトティーポタイプのカーボンステアリングを発見。しかも安い。思わずポチりして購入してみた。モモ社にもカーボンプロトティーポがあるがこちらのRRS製はハンドル部分がバックスキンであるのが良い。かなり軽量で、カーボンバケットシートとのマッチングがお気に入り。



Posted at 2024/10/18 03:27:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 初代A110 | 日記
2024年10月15日 イイね!

2024高雄サンデーミーティグ

2024高雄サンデーミーティグ











10/13は高雄サンデーミーティングに1300Sで参加した。関東、関西のアルピーヌが集まり壮観だった。各オーナーの熱い想いは大変勉強になった。

今回一番心を奪われたのは赤のサンクターボ。室内ストリッピング、純正シートとお揃いの生地を使ったバケットシート、ラリー用の油圧サイドブレーキ、追加メーター、TDCエンジンカバー、ウィルウッドブレーキキャリパー、ロールケージ、延長されたシフトレバー、ワンオフと思われるサイレンサー、スライドウインドウ、ビタローニサイドミラーなどなどコンペティションモディファイが多数。外装には何も手を付けずにノーマル然としているのとは対照的にかなり本気なチューニングが施されている。元はターボ2とのことであるがダッシュボードもターボ1用に変更されており、ルーフがアルミではなく鉄であること以外はターボ1そのもの。
サンクターボが欲しい病が再発してしまった。

元々サンクターボは大好きでいつの日か手に入れるだろうと思っている。昔から大好きで車は持っていないにも関わらずすでにデビル管は持っているw

A110R ultimeを買おうか一瞬悩んだが、5000万円を超える価値があるとも思えず、それならサンクターボ買った方が僕の人生は楽しくなると思う。
Posted at 2024/10/15 01:46:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 初代A110 | 日記
2024年10月13日 イイね!

FIAヒストリックレーサーを目指して7

FIAヒストリックレーサーを目指して7











ガソリン漏れが放置されていたこの個体、FIA FT3準拠の安全タンクから純正タンクに交換したものの、給油キャップからの燃料漏れが起きていた。

将来的なHTP取得を目指す場合ノーマルの燃料タンクに防爆フォームを充填すれば良い。そこでタンクの形状はそのままで現代のセンダーユニットと給油キャップを取り付けて問題解決することにした。

燃料キャップ、電子センダーユニットともにATL社製のレース用部品を使用した。

当然ボン付はできないためお世話になっている車屋の社長には無理していただき完璧な取り付けをしていただいた。

元々の給油口はしっかりとパッキンして残してある。ワンウェイバルブはそのまま使用とした。これでノーマンタンクであると主張できる。

HTP取得時にはフォームを充填させるが今はこの状態で使用していくことにする。
Posted at 2024/10/13 17:07:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 初代A110 | 日記
2024年08月12日 イイね!

FIAヒストリックレーサーを目指して 6

FIAヒストリックレーサーを目指して 6今回はショックアブソーバーの話。
元々着いていたコニーのショックは何の問題もないのだが、お気に入りのショックに交換した。






初代A110にはいつもフランスSoben racing 社のGr4ショックを付けていた。




このショックはブッシュがピロボールになっており、6点ロールケージのついているこの車両には最適だと思っている。

単に硬いだけではなくしなやかに振動を吸収してくれて乗り心地は良い。
フロントにもネガキャンをつけているので正にオンザレール。レーシングカート(乗ったことないけど)のようなダイレクト感が最高だ。

ちなみにバネはMecapartsのGr4ラリー用。フロント215mm、リア240mmを取り付け。元々サーキット仕様でかなり車高は低かったため、前後とも2センチ程車高を上げた。街乗りもするのでこれくらいが良い。



Posted at 2024/08/12 01:23:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 初代A110 | 日記

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