エアコン修理(コンプレッサーリビルド品交換)
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去る6月初旬の晴天の日、外出先のコインパーキングに駐車していて帰宅しようとクルマに乗り込んだところ、車内が暑かったためエアコンを点け出発。
しばらくすると冷風から温風に代わり、急にエアコンが効かなくなりました。
ちょうど幹線道路を走行していて近隣で工事をしていたのでハッキリとは聞こえませんでしたが、何となくエンジンルームから異音がしたような気がして、冷媒が漏れたかなぁ…と思っていたので、とりあえずはエアコンのスイッチを切って走行を続けていました。
本格的な夏場に備え、早めに修理してもらうべく、いつもお世話になっているディーラーに持ち込みました。
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点検してもらったところ、冷媒ガスは漏れていないということで、エアコンのスイッチを押してもコンプレッサーのクラッチが作動していないようだということで、とりあえずコイルセット(クラッチをプーリーに引き付けるためのマグネット)を交換して経過を見るとのこと。
作業予定の関係で平日に作業してくれるとのことで週末に代車を借りて預けてきました。
(相変わらず代車は最新式の新車で快適ですwww)
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作業の経過は電話で報告してくれるとのことでしたので待っていると、翌週月曜日に連絡がきました。
内容を確認すると、どうもコイルセットを交換してもクラッチが作動しない(プーリーに引き付けられない)ということで、追加でクラッチセットも注文することになりました。
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ディーラーも週休二日制になり火曜日と水曜日は定休日のため、木曜日にはクラッチセットが届くということで、経過の連絡をもらうことになりました。
木曜日の夜に連絡があり、電話口のサービスの方が重い口を開きました。
クラッチセットを交換してエアコンスイッチを押したところ、クラッチはしっかり引き付けられたらしいのですが、プーリーの回転がコンプレッサーに伝わったと同時にコンプレッサーから出ているボルトが破断して飛んでしまったということでした。
要するにコンプレッサーがブローまたは焼き付いている可能性が高く、コンプレッサー自体の交換が必要とのことでした。
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入院期間の延長に伴い代車がグレードアップしましたwww
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車格がグレードアップしたうえに、クルマのグレードも最上級でした。
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しかし、最近のクルマは快適ですねー
一般道なのにクルーズコントロールやレーンキープを作動させてホンダセンシングを堪能してましたwww
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肝心の修理の方ですが、コンプレッサーの純正部品は既に廃番のため、リビルド品を使用することになりました。
担当してくれたサービスの方の同僚の方が以前カーエアコンなどの電装部品の会社に務めていたらしく、コンプレッサー内のオイルを確認し、どうやら鉄粉が配管内に回ってるとのことで、各部パイプ、ホース類、コンデンサー、エバポレーターは洗浄が必要との診断でした。
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専門業者に洗浄を依頼するため、各部パイプやホースも取り外しです。
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車内側のエバポレーターも内部洗浄すると同時に熱交換部分のフィンなども洗浄です。
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コンデンサーも純正部品は廃番ですので、洗浄して再利用します。
こちらは約6~7年前に新品に交換済みですので、まだ耐用年数はあると思います。
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こちらは洗浄から戻ってきたパイプとホース類。
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こちらも洗浄から戻ってきたエバポレーターです。
エアコン使用時に時々異臭がしていたので、そちらもリフレッシュを期待です。
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コンデンサーも洗浄から戻ってきました。
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こちらは内部洗浄ができないレシーバーとエキスパンションバルブです。
部品が廃番じゃなくて良かったwww
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外したコンプレッサーからは鉄粉が混ざった真っ黒いオイルが出ていました。
配管内やコンデンサー内を洗浄せずにコンプレッサーだけを交換していたらすぐにエアコン故障が再発していたかと思うとゾッとします。
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こちらが交換したリビルド品のコンプレッサーです。
リビルド品のコンプレッサーは信越電装株式会社というリビルド品を専門で扱う会社から取り寄せしたようで、コンプレッサー以外にもオルタネーターやスターター、パワステポンプなども扱っているようですので、これからもお世話になると思いますwww
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ちなみにリビルド品には二年または走行距離4万kmの保証があるようですので、その点も安心です。
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今回の修理に掛かった費用は248,000円と車検費用よりも高額になってしまいました。
しかし、本来であれば返品ができないコイルセットやクラッチセットの金額を何とか工賃などで調整いただきました。
調整がなければ30万円オーバーでしたので、心ばかりですがアンリ・シャルパンティエのお菓子を手土産にお持ちしましたwww
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