BRIDGESTONE BLIZZAK REVO GZ  

　『極レボ』こと、今年の新製品ブリザックＧＺ。左右非対称スタッドレス。前のタイヤはまだ溝があったけど、今年のホームゲレンデへのアクセス路が勾配が急で、バカがスタックして道をふさいでいる事が多そうなので、少しでも登坂能力を稼ごうと新調した次第…(^＿^;)

　ブリジストンのスタッドレスと言えば『性能は良いけど他メーカーより高価』と評判（悪評？）のタイヤ。実際、今回合い見積もりをとったアドバンより合計で\3,000高かった。（値切らなかったのでもっと安いところもあるかも）

　２年に１回、（ダンロップ→アドバン）を２セットづつ使ってきて５セット目でブリジストンを試す事に。

　11/23の初滑りで高速１●0km/hから急勾配のアイスバーン＆着雪路、ダム湖のワインディングまで一度に体験できました。そのとき感じたのは下記のとおり（私見です）。

　雪上・氷上性能は、満足いくものでした。ただし、他社製品と比較して特に優位性は感じられませんでした。まあ絶対性能は高いのでしょうが、感覚的には分かりません。

　特に気になったのが、左右非対称のサイドウォール。メーカーは色々アピールしていますが、足回りのしっかりした車には合わないように思いました。
　その理由は、コーナーで横Ｇがかかったとき普通のタイヤのような素直な反応ではなく、一端タイヤの腰がたわんだ（粘った）後、通常より反発力が強く出て戻されるため、ステアリングを一定量切ってキープしているのに初期はたわんだ分だけアンダーが出て（ここまでは普通）、その後、強い揺り戻しでオーバー気味→ステアを少し戻す…といった感じになり、挙動とステアが落ち着かない。サイドウォールの腰が柔らかいor硬いのどちらかで統一されていれば良いのですが、内側と外側でタイヤの腰の粘りが違うせいで素直な反応がでていません。

　足回りがソフトな車では気にならないのかもしれませんが、ある程度脚がしっかりしている車にはちょっと違和感を覚えるような向きかもしれないと私は思いました。（あとハイトが低いタイヤならその感覚は小さいのかもしれません）

　※下記の価格はタイヤ、交換工賃、バランス取り、廃タイヤ処分料、消費税全て込みの金額。サイズは純正（165/65/14)です。

関連情報URL：www.blizzak.jp/revogz/