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木手のブログ一覧

2015年08月14日 イイね!

試される大地・霧の峠編

試される大地・霧の峠編北海道の道東エリア(釧路、根室、知床)で、霧に悩まされた話です。特に知床峠をレンタカー・マイカーで訪れる方の一助になれば幸いです。

きっかけは釧路 → 根室へ向かう朝のニュースの天気予報でした。

アナウンサー「釧路は、日中”霧”でしょう
木手「? ”曇り”や”雨”ならわかるけど、””は珍しいな」

調べてみると、夏の北海道は海霧と呼ばれる霧が発生し、釧路~根釧にかけて地理的にこの霧が滞留しやすいようです。



写真は知床五湖 → カムイワッカ湯の滝への道中ですが、道東では要所でこのような霧が発生しています。
写真では伝わりづらいですが、この霧の怖いところは移流霧、「動きを伴う霧」である点です。大げさに説明すると、



これが・・



このようになる感じです。

本題の知床峠、北海道2,000kmのドライブの中、個人的にぶっちぎりでNo.1だったポイントです。
ほど良い標高差、広い道幅で走りやすく、運が良ければ野生の鹿やキツネ、熊を間近で見ることができ、北海道の大自然を満喫できる稀有な峠道です。しかし、上に書いた霧による視界不良は要注意です。

進行方向から正面に霧が突っ込んで来る場合はともかく、横っ面から霧が来ると不意に突然視界が悪くなります。さらに、自分が走った時は夏のこの季節(7月下旬!)でもまだ道端の斜面に雪が残っている箇所があり、そこから開けた冷凍庫から出てくるような冷気が霧と合わさって斜面に沿って流れていました。

特に日が落ちて暗くなってからこの残雪ポイントを走ると冗談抜きで視界がゼロ(上のラピュタの雲みたいな感じ)になるため、運転の際は相当気をつける必要があると思いました。

最後に、この峠は86の『峠 [TOUGE]』でも第6話で紹介されています。2分28秒辺りから流れる霧が写っています。色々怖いことを書きましたが、この動画の86のような安全運転をしていれば突然の視界不良も問題なくやり過ごせるかと思います。

Posted at 2015/08/14 10:17:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行これくしょん | クルマ
2015年08月13日 イイね!

試される大地・財政破綻編



今回の旅行で強く印象に残った、2007年に財政破綻した夕張の今を象徴する画像です。夕張市に入った途端、国道274号のそこかしこの路面がこのようにボコボコでした。インフラ整備にお金が回せなくなっているのかもしれません。



道の駅は、たまたまその日が棚卸の日だったようで中に入ることができませんでした。残念。
Posted at 2015/08/13 06:16:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行これくしょん | クルマ
2015年08月12日 イイね!

試される大地・マイル毎時編

試される大地・マイル毎時編北海道に行った際、ぜひこの目で確かめたかったジョークがあります。それは、

北海道で走る車は、速度制限の標識を時速○kmではなく時速○マイル(約1.6倍)の感覚で走っている

です。数日間北海道をドライブして得た結論は、

誇張はあるけど走った感覚としてはこのジョークはおおむね間違ってない」です。以下考察です。

◎ 流れが速い

速度制限標識のないところは例外なく時速70~80km、見晴らしのいいところでは時速90kmに迫るスピードを中央値としてどの車も走っている感じです。流れの速さを感じる1つのカラクリとして「追い越し」があります。北海道は流れに乗っていない遅い車だけでなく流れに乗っている車も追い越しするのが当たり前らしく、そういった際にスピードを出す車を脇から見て「速え・・」と感じるのではないかと思います。実際にモノ凄い勢いで追い越す車を何台か目撃しました。



上の画像はネットでは有名な標識ですが、都市間の移動では何十キロ以上同じような景色(畑 → 林 → 牧場 → 牛 → 畑 → 以下ループ)で直進道路が続くので、スピードを出したくなる気持ちがよく分かりました。

少し意外だったのが、地元ナンバーの車はどちらかというとおとなしめで、むしろ他の地域からの車(釧路で札幌ナンバーの車など)のほうがとばしている印象を受けました。

◎ 理解できないオービスの設置ポイント

北海道にも要所でもちろんオービスが設置してありましたが、個人的には設置ポイントにやや疑問を感じました。感覚的に「市街地に近づいて交通量も多くなってきたし、この辺りはゆっくり走ろうかな」と思ったポイントが図ったように速度自動取締区間になっており、上に書いた延々と続く直線区間では、自分が走った限りではそのような取り締まり区間はなかったためです。設置すれば青切符切り放題

そういったポイントは有人ネズミ取りが頑張っていると思われます。自分の場合は十勝で何台かそれらしき警察車両にすれ違いました。同じ宿に泊まった他県から車で来た方は「室蘭で切符を切られた」と言っていましたし、この辺りは平等なようです。気になる方はURL置いときます。
つ「北海道スピード取締り地点

◎ 運転マナー

幸い危険運転をするドライバにはほとんど会いませんでしたが、いずれも名古屋走りよりはマシでした。自分のまとめとして、夏の北海道を運転する際に特別注意しないといけないのは、

(1) スピードの出しすぎ
(2) 動物の飛び出し(鹿、キツネ、熊など)
(3) 霧による視界不良

で、それ以外は名古屋市街地を走る方がよっぽどキリキリしながら運転しています。最後に、(3)の霧については特に危ないと思ったこともあり、別で記事に書きたいと思います。
Posted at 2015/08/12 09:20:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行これくしょん | クルマ
2015年08月09日 イイね!

試される大地・経済編

試される大地・経済編北海道の旅行計画を立てる際は、お店の営業時間を含めた事前のリサーチが大事、という話です。道中、何回か痛い目に合いました。

北海道旅行で観光地めぐりをする際いくつか注意したいポイントがあり、タイトル画像はそれを端的に示す1枚です。これはあるお土産屋さんの営業時間ですが、夏は閉店時間が「日によってまちまちである」と言っているわけです。

好意的に解釈すれば、観光客がまばらになったのを見計らって夕方あたりに「ぼちぼち閉めるか・・」といった感じだと思いますが、ひょっとしたら「今日はお腹が痛いから早目に閉店する!」とか「今日はあまりにも暑いから商売する気にならん!」などという”???”な理由で閉まるお店なのかもしれません。

店主の勝手と言ってしまえばそれまでですが、イチ客としてはこういうふざけたあいまいな営業時間は非常に困ります。私に限らず多くの方が、せっかく苦労してそこにたどり着いたとしても、「お土産が写真だけになっちゃった」というのはガッカリしてしまうのではないでしょうか。特にそのお店のある場所が秘境で中々訪れるのが難しい名所だとなおさらです。「そういう個性」と受け入れられでもしない限り良くないレッテルが張られるのは明らかで、長い目で見れば店の売上に影響するのであまりいいことはないはずなんですが・・

このような極端な例は別にしても、北海道のお店は全体的に早目に閉まってしまう傾向があるので、行きたいお店の営業時間は事前によくよく調べておかないとガッカリすることになります。特に食事処は、お昼の時間帯のみ営業で、それも材料が無くなり次第終了という店も珍しくありません。なので、目当てのお店があれば開店時間から逆算して旅程を組む必要があります。

また、人間ではなく大自然の都合も相まって営業時間がまちまちという場合もあります。瀬石温泉などはその良い例です。



「入浴時間」についてホームページから引用すると、

基本的に入浴時間は決まっておりません。その理由として、

1) 瀬石温泉は干潮時に温泉としての姿を現し、満潮時には海水に埋没してしまう秘湯であるという事。(※その日の天候、海の状態にもよります)

2) 干潮時になり、海水の中から現れた温泉を毎日清掃してます。手順として、温泉の中に入ってしまった海藻などを除去し、海水を汲み出し、温泉をこすり洗いしています。その後、1~2時間をかけ温泉が岩のすき間より沸いて来るという事。

3) 私たちの仕事の合間などをみて清掃しています。この温泉は個人管理の下にある温泉であるという事をご理解いただきたいと思います。

このような理由から入浴時間については、現地に来てから、又はお電話でご確認ください。


とのことです。このような観光スポットは事前に電話で確認しても現地に行ってみないと本当に入れるかどうか分からないので、「入れてラッキー」くらいの心構えが大事だと思います。

北海道は、お店もいろいろな意味でワイルドだなあと思った次第です。
Posted at 2015/08/09 09:37:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行これくしょん | 日記

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