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待望の中村屋謹製デジタルスロットルセンサーが到着。
開発当初から知っている者としては感慨深いものがあります。
パーツフェニックス計画よりも前だったか、純正パーツ廃盤時にさかのぼります。

当初は何かの純正パーツが流用出来ないかと形の似ているJZX100の出力特性を調べたりと、安価な所からのスタートでしたが、結論、そんな物は無い。なら作ろう。どうせ作るなら現代の技術でという所に行き着き、やっと形になった物がこれです。

取り付けは後日ですが、それまでにノーマルのスロセンの特性を体に叩き込んでから交換します。

クルマ屋さんに2台のFDを引き上げて来て貰いました。

そろそろ着くよって電話で夕方にクルマ屋さんに行ってみると、既にベース車両は降りていて、これから部品取りのFDを積載車から降ろす所でした。

部品取りはやっぱ部品取りで、ブレーキパッドが入って無く、降ろすのにウインチ使って降ろす始末(-｡-;
ボンネット開けたらインタークーラーからサージタンク迄無かったり…
本当の部品取り（笑）
後で分かったのが2型のR2でした。

しかし、リアバンパーや、シートはあったので取り敢えず部品取りとしてはOK(*^_^*)

後日、取り敢えずエンジンを掛けようとバッテリーを交換するも燃ポンが動かず…(;^_^A
燃ポンを取り出してみると…

（笑）画像は既に配管カットして有ります。
取り敢えずGT-Rポンプに交換してエンジン始動。

…しようと思って燃料タンク覗いたら燃料腐ってるΣ（ﾟдﾟlll）
…まぁ、開けた時に既に強烈な異臭で分かってましたけど（笑）

取り敢えず腐ったガソリン抜いてハイオク20l入れてポンプ突っ込んで始動。

前途多難…
この後、フルスポットとか５型RSのエンジンをオーバーホールして配線ごめ全移植とか…
長くなるので割愛（笑）

高校生時分より憧れていたFD。

思い腰を上げて買う事を決意したのは2013年の冬でした。
嫁と相談し、って言っても報告程度。

先ずは知り合いに来シーズンに乗り換えるか考え中の人が居たので交渉しました。
4月の事、乗って見て気に入れば80で良いと言うことだったので、早速借りてきました。

夜を待ち、試乗に出かけました。仕様はブーストアップのSタイヤ。出てても340ps迄だろうと気楽に考えて居ましたが、やたら速い。
それ迄の400psのS14と比べても遜色ない加速です。
ハンドルを切るとラグ無く、スッと頭が入る。そこから切り足していくとどこ迄も曲がりそうな勢いで頭が入る。タカタサーキットや岡山国際サーキットを走るクルマなので足のセッティングも良いのか、びっくりする位曲がる。
他人のクルマでさらにGSとは言え、夜の冷えた路面にSタイヤなので（熱の入ってないSタイヤは信用してない(;^_^A）限界の確認まではしませんでしたが、久しぶりに乗るFDは理屈抜きで楽しい(*^_^*)

が、明るい所で細部まで確認すると、気になる所が少々。
フレームにも少し気になる所が…(;^_^A

その時は保留にさせて頂きました。

５月に入り、2年前より話のあった車両がまだ有るのかクルマ屋さん経由で確認したところ、まだあると言うのでクルマ屋さんと2時間の距離を現車確認しに行きました。

そのクルマはタカタサーキットを走る為に制作途中に断念されたまま放置した1型と言うビミョーな感じの車両でした。

現場に着いて現オーナーと食事、その後現車確認、５分で雑談（笑）

現オーナーはディーラー社長ながら、某バイクショップも経営。モンキー系カスタムを得意とし、ストリートからレース、さらに某有名メーカー2社の開発までしていると言うことで滞在時間の殆どをバイクのチューニングや色々なバイクを見て居ました。

帰り際にもう5分クルマを見て即決。
『このクルマを見に来た人は何人も居たけどみんな引いて…、こっちから帰れって言ったのも居たなぁ。お兄ちゃんなら乗って欲しい位や、買ってくれ！オマケでもう一台部品取りのFDもあげるから…』
…、一台買ったらオマケでもう一台（笑）
決めた理由はそれだけでは無いのですが、何か心惹かれる物があったんですよ…、その苔が生えてるFDに…。

前後バンパーもテール無ければドアノブ、シートも無い、代わりにパーツやらが室内に散乱、エンジン不動の1型FD。それが自分のFDとの出会いでした。
（画像は引き取り以降に撮った画像です）

2013年の夏、10年振りにクルマで走ろうとs14を手に入れました。

もちろん事故歴多数、ボディはツギハギだらけ、剥がせばボロボロのパテだらけで、フレームは歪んでる。始動さえもままならないポンコツを遊びに貰って来ました。しかもタダで（笑）

最初は暇つぶしにミサイルにでもして遊ぶつもりで貰って来たのですが、シルビアを知らないって事は怖いもので、そのクルマは足回りはほぼピロ、t518、イケヤの4スロをモーテックで制御していました。

まず、大人なので（笑）車検を取ることにしました。戻せる所を戻して車検場に行きましたが、このクルマはNAのATからターボMTに載せ替えられ、デフががメンバーごとR32に載せ替えられているのが発覚し、改造申請を出すことに。
後日申請が降りて車検を取れる迄に半月かかりました。
堂々と走り回れる様になったので手始めに配線の見直し、エンジン、タービンの確認、パイピングの見直しをし、始めてのモーテックのセッティングを繰り返し、ピストンの限界が400ps位と言われてブースト1.4でそれ位まで詰めることが出来ました。


しかし、いくらエンジンを詰めても、足回りをセッティングしても所詮は終わったボディ、サーキットはおろか、ドリフトでも真っ直ぐに進まないけどやたらエンジンは元気と言う、これ以上を望むなら箱変えと言う感じでした。

大金がかかるのを前に考えました。

自分はシルビアに乗りたいんだっけ？
同じお金をかけるなら好きなクルマにかけるべきじゃぁ無いのか？

前記事にあった様な生活の末、高校は中退しました（笑）

働きながら車の免許を取るも、相変わらずバイク三昧の生活をしていました。

19歳の秋、市販車のフレームにレーサーのエンジンをスワップしたバイクでセッティング中、街中の直線フル加速中、対向車が駐車場に入る為の右折に巻き込まれて25mダイブ、半年の入院をしました。後日事情聴取にてメーターは130km/hで止まってたと教えられて…（汗）
自分『60km/hで走ってました。ぶつかった時に針が跳ねたんじゃ無いですか？』
K察『この状況で25m先まで人間が飛ばされたって事は最低でも飛び出し速度は90km/h以上は出てないと有り得ないんだけど本当に60km/h？嘘ついてない？』
自分『バイクにしがみついてて引きずられたんじゃ無いッスか？』
K察『…、そうですかぁ。』

…ピンチを逃れました(;^_^A

半年の入院生活の後、バイクに乗っても思った様に乗れず、車生活になりました。
アルト、スターレット、マーチカブリオレと乗り継いで、結婚もし、何故かアメ車に行くと言う走りとは無縁の生活を送っていました。

…が、やっぱり走るの大好き（笑）
嫁との協議の末、4ドアATならOKを貰い、FDは却下…（泣）
結局jzx100に落ち着き、峠に高速やらを走ってました。
程なく離婚（苦笑）
更にはスピード違反で免許取り消し（爆笑）

数年後、免許を再取得し、懲りずにjzx100のMTを手に入れ、3度目の免許取り消し（爆笑）（未成年の時に1度取り消しになってる）

更に数年後4度目の免許を手に入れる（もうヤケ（笑）

2度目の結婚を機に車を手に入れるが、ビンボーなので維持費重視のプリウス（笑）

悪い病気が出ても弄るのは意味の無い車、と言うより電子制御がキツくて不可能に近い車をあえて選ぶことで自分へのブレーキをかけていました。