
4月も今日でお終い。
世間ではGW期間中で、10連休の会社もあるとかでコロナ禍
の自粛要請も今年は無く、人々は羽を伸ばして猫は背伸びし
てますね。
コロナは新種の風邪だったとその内なるんでしょうかね?
連休前半は天気が良くありませんが、後半は良さそうですね。
自分は365日休日なので、天気は気になりませんけど。
本題になりますが、小湊鉄道関連の鉄ちゃんブログの内容になります。
老朽化した小湊鉄道オリジナル車両のキハ200の置換え車両として只見線からの譲渡車両はキハ40 1とキハ40 2に改番され、1が小湊鐵道色・2が東北地域色(只見線色)で営業運転を開始しています。 昨年7月に追加でJR東日本秋田総合車両センター在籍のキハ40が小湊鉄道に譲渡された3両(タラコ色2両は首都圏カラー朱色4号、男鹿線カラー1両)が全て営業運転入りの対象となれば、小湊鐵道のキハ40系列は5両体制となります。 一方で、全ての車両が営業運転入りをするのか、それとも一部車両は部品取り用として購入しているのかが不明でしたが、BSーTBS6チャンネルの麺鉄(麺食い鉄道絶景の旅)桜の2時間SPの房総半島横断麺鉄旅で小湊鉄道+いすみ鉄道の放送があり、鉄女のタレント市川紗椰さんが五井駅構内にある機関区の検修庫を訪れて整備担当者から車両の説明を受けていました。その中で貴重な情報を知る事となり今回ブログ記事に致します。
非電化路線の小湊鉄道はキハ200の老朽化に伴う置換え車両探しを中古の気動車で物色していた様でJR東日本から譲渡されたキハ40の数ある中で、ディーゼルエンジンがオリジナルのDMH17搭載車両以外のエンジンを新しく乗せ換えた車両で台車がキハ200と同じコイルバネ台車の5両に狙いを定めてJR東日本と交渉を行い、昨年3月のダイヤ改正で運用が終了した残りのキハ40の車両3台を譲渡してもらったそうです。
小湊鉄道のキハ200は、全てDMH17Cのディーゼルエンジン車で運行していて殆どの整備を五井機関区で行っていて、重整備は外注若しくは出張修理で対応して居るそうです。しかしながら、キハ200は1961年(昭和39年)から導入していて既にDMH17の部品は年々入手困難な状況でストックのDMH17の新品の部品を5台分位確保しつつ、検修庫内に2基保管があるそうです。
現在所有しているキハ200は予備品として変速機2個用意してひとつづつ直して、予備を沢山持ち合わせていないので在庫部品が終わったら直せない様です。
エンジンは予備品がまだあるそうです。検査は台車、エンジン、車体と検査期限が異なっていて、載せ替え載せ替えの連続ですが、整備士3名で全部自社工場でやるそうです。エンジンのオーバーホールは外注化していて、川崎の明希工業へ搬入して行っています。台車整備は京成車両工業にて、台車削正は京王重機。変速機は自社整備。(資料参照は鉄道ピクトリアル1月号より)
キハ40の選定は①カミンズ機関、②コイルバネ台車、③機関直結式冷房AU26の3つを兼ね備えた車両を選んだそうです。台車はキハ200と構造がほぼ同じなので自社整備が可能だそうです。カミンズの内燃機はメーカーがグローバルメーカーなので、モデルチェンジをあまりせずに世界中で販売しているので、熟成されたエンジン。部品は枯渇しないと予想して購入したようです。
キハ40の原型エンジンDMF15HSAについても部品が枯渇してきているようなので敢て維持が困難になりそうなので対象外にしたそうです。
カミンズは流通量が多く汎用性があるのでカミンズ機関を選んで30年先を見据えた様です。キハ40も国鉄時代のディーゼルカーですが、ダイヤ改正でそのうち全国のJRから消えていく運命です。国鉄時代のキハ40のディーゼルカーは関東圏ではここ小湊鉄道でしかお目にかかれません。
7月に譲渡された3両の中に男鹿線カラーの白の車体にグリーンの3本線カラーの貴重な車両はそのまま小湊鉄道でキハ40ー4として運行が決まりました。
小湊鉄道は5月7・8日の計2日、「キハ40新塗装ナイトラン さと山号乗車企画」と題した日帰りツアーを実施しますが・・・!
新たに導入する1両(キハ40 4)を使用し、定期運行に先駆けて夜間運行するもの。行程は五井18:40頃発→上総中野→五井22時15分頃着。旅行代金は1万円で各日20人を募集する。申込みは4月30日15時までで小湊鉄道ウェブサイトで受付け終了してしまいました。(確認が遅れ申込めなかった・・涙)
JRの秋田エリアで運用されていたキハ40形3両(キハ40 2018・2019・1006→キハ40 3・4・5)も購入し、これらも今後順次、定期運行に入る見込み。今回企画されたツアーで、定期運行に先立ちキハ40-4に乗車できた方はラッキーです。
小湊鉄道はJR東日本の只見線で運用されていたキハ40形を2両(キハ40 2021・2026→キハ40 1・2)購入。2021年7月から11月にかけ順次定期運行を開始し、キハ40 ー1は小湊鉄道の従来型気動車とほぼ同じ塗装に変わったが、キハ40ー2は只見線時代と同じ塗装のまま運行されている、いわゆる東北カラーのキハ40。
小湊鉄道キハ200+キハ40といすみ鉄道のキハ52+キハ26は房総半島の動く鉄道文化遺産です。首都圏にあって豊かな里山や田園風景を走る気動車はこの沿線風景がCMや映画、TVドラマなどに登場してます。SL風トロッコ列車も活躍してますよ。
次に行くのは、稲刈り時期か紅葉時期にまた訪れたいなあ~。
おしまい!
Posted at 2022/04/30 22:51:57 | |
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