ブレーキ廻りの確認と整備をしました②

オイル交換に入ります。最初は、左リアから作業開始。ブレーキオイルはマスターシリンダからの配管が長い所からオイルを抜くようで、最初は左リアかなと思い作業を開始します。写真のように、10mmのメガネレンチをオイルを抜くボルトにあらかじめ掛けておいて、金魚鉢ホースをそのボルトの先端に接続して完了です。これで、ボルトを緩めて運転席に駆け込んで、ブレーキペダルを踏むとエアをかみ込まずにオイルが抜けてきます。10回位踏んではブレーキ部分のネジを閉めて、マスターシリンダにオイルを継ぎ足してブレーキ部分のボルトを緩め、ブレーキペダルを踏むという作業を繰り返し、抜けてくるオイルの色が透明になるまで繰り返し行います。
結構地道です･･･。

何回繰り返したでしょうか･･･？　やっとブレーキオイルが透明になりました。900cc位あったオイル、残り少なくなるまでオイル排出してしまいました･･･。オランジーナのペットボトル、マスターシリンダーのオイルを抜いたものが入っている状態から、左リアのオイルを排出したら満タンになって一回排出、写真の状態まで入って古いフルードが抜き変わった感じですね。結構オイルが使われているようで、これで完了としました。

あとは、リアブレーキシューの確認です。ドラムは簡単に外すことが出来て、シューの状態を確認してみます･･･。

リアシューの一番摩耗しているところです。写真のように、薄くなっていますが、まだ大丈夫な感じかなと･･･？
測定してみると、パットと裏金の厚みが4.9mm、裏金だけで1.6mmなのでパットは3.3mm、もう少し頑張ってくれると思います。リアは負担も少なく、ドラムブレーキの減りは少ないので、次回車検のときに再確認とします。

そして、右リアですが、アトレーはここでエア抜き出来ない構造となっています。ここは、マスターシリンダーから入ったオイルが左リアにそのままつながっていて、ドレンがありません。ということで、ここはパスして左前のオイル交換に行きます。

左前の作業に入ります。リアの時と同じように、10mmのメガネレンチを挿入して金魚鉢ホースをドレンに装着。マスターシリンダーのオイルが充分に補充されていることを確認のうえ、ドレンボルトを緩めてブレーキペダルを10回ほど踏んでドレンを締めます。そしてマスターシリンダーにオイルを補充、同じ作業を繰り返しました。

50回ほどブレーキペダルを踏んだでしょうか？　やっと、透明なブレーキオイルが出てきました♪
しかし、この時点で交換用に用意していたブレーキオイルがほぼ無くなりました･･･。どうしようかな？

仕方なく、ヴィヴィオ用に購入していた新品のDOT4を使います･･･。確か、DOT3にDOT4を混合しても、DOT3の性能は維持できるはずなので、ちょっと勿体ないのですがこれを投入します。あと、右フロントで完了となります。