【地味に様々なシチュエーションで効いてくる駆動切り替え(Automatic Transfer Case)】
エスカレードハイブリッド(のAWDモデル)にはダイアル式の駆動切り替えが装備されています。
左から 2↑ AUTO 4↑ 4↓。
おそらく基本的にタホ(ハイブリッド)、サバーバンのAWD仕様と変わりのないものと思われます。
あると当たり前に感じますが『これ、いいんですよ〜(*^^*)』
自分が経験した各駆動ごとの出来事(笑)を列挙したいと思います。
2↑(Two-wheel drive High)
主にただ省燃費のためにという認識をされると思いますが、想像以上に3tクラスの鈍重なボディのハンドリングが変わります。
低ミューの雨の日などには内側に巻き込んでいき、トラクションコントロールを使用したとしてもオーバーステアが顕著になります(^^)
ある時、無音でなかなか遮音性の高い室内にいて、少しラフにアクセルを踏んだら『トゥトゥトゥ…』と音がしました。
歩道を歩く人々がこちらを見ていますし、何ごとか気になって窓を開けたら『キャキャキャ』(爆笑)
ホイルスピンしていました(笑)
もちろん燃費面ではハイブリッド、AFMと好相性で、80Km/h定地走行だった場合後述のAUTOセッティングで8〜9L/100Kmが2↑では7L/100Kmになる、といった感じです。
This setting also provides the best fuel economy.
AUTO(Automatic Four-wheel drive)
こちらは前車エスカレードのフルタイム四駆と違いがわかりませんでした。
フィーリングもそれほど変わっておらず、雨などのウェット路面、泥砂のマディなシチュエーション、冬の凍結路面でも、普段は後輪駆動優勢で、more traction が必要な場合、このsystemがフロントにも駆動を与えAWD制御になるそうです。
まずこちらの駆動に入れておけば、2↑とは異なるダッシュ、加速、エンジンブレーキの安定感、適当に運転していてもジェントルに走れる快適なドライブが提供されます。
Driving in this mode results in slightly lower fuel economy than Two-wheel drive High.
4↑(Four-wheel drive High)
このセッティングは思い出深いです。何を隠そう、納車されてすぐの頃、自分の常で『まずは色々と弄り回すぞ』と、調子にのって触っていたらいつの間にか(キッズのイタズラだと思いたいです^^;)この駆動に切り替えてしまっていました。
この時は交差点に入るたびにガキガキと異音がし、タイヤはキュキュっとなり、早々に『うわあミッションかデフが壊れたかなあ?』と思って悩んでしまいました。
まさに四輪フルタイム駆動ですもの、そりゃあ曲がりにくく、音もでますよね(笑)
ダイアルをAUTOにしただけで問題は解決、駆動を意識し始めたのはこの時からかもしれません。
4↓(Four-wheel drive Low)
これは最近、冬場の釣りポイント探しドライブでお世話になったばかりです^^;
意外と低い純正リップ装着のまま旭川郊外の雪道をラッセルしながら走っていたら見事にスタックしました。
その時は気温が若干高く、雪が溶け気味でイヤな感じの4輪空転を幾度も繰り返したのちクルマから降りてみたら、リップどころかボディも積雪面に接触していましたT_T
『そういえば直結みたいなモードあったよねぇ??』
ダメモトでAUTOから4↓にしゆっくりアクセルを入れたら、、、。
出ます、出ます(≧∇≦)
最初こそ怪しげに4輪空転していましたが、セッティングを変更したとたん、あっさりと脱出することができ本当に助かりました(その後の延々と続くバックが地獄でしたが…)
いやあ、今思い出してもよかったです(^-^)
このようなどうしようもない経験しかないのでレビューとしてはイマイチですが、雪のないドライの路面や夏場の都市間ドライブでは2↑に入れっぱなしの意識の外で、 釣りや虫採りのような悪路を走る機会がある万が一の時に、何かしら(足掻く)方法があることに自分は感動しています。
もっとエスカレードハイブリッドが好きになりました(≧∇≦)
Posted at 2015/03/22 17:43:24 | |
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