2017年09月04日
ガルパンss プロローグ
メカについてのssと行ってきたのssも精神的にボロボロ&スランプで筆が乗らないなか、ガルパン劇場版にて登場した大学選抜の中隊長ルミが継続高校出身だという噂を聞き、更にガルパンキャラに告白したイラストを見たのでガルパン二次創作のssを書きます。独自設定ならびオリキャラ登場
3月上旬 1130時 都内某所結婚式場ラウンジ
その日は3月ながら気温は4月中旬の暖かさで、結婚式にはもってこいの陽気のなか新郎新婦の友人たちは結婚式が始まるまでの間、思い思いに過ごしている最中、新郎の友人たちが集まり何やら相談していた。
「おい、新婦の友人さんたち目移りするほど美人さん揃っているな」
「あと、美少女も」
「ああ、否定はしねえ」
「右に同じく」
「以下同文」
「じゃ、口説くか?」
「いいね、で誰を口説く?」
「そうだな、バッティングしねえように…」と、野郎たちが新婦の友人たちの品定めをしている頃、新婦の友人たちも似たような事を、新郎の友人たちの品定めをしていた。
「ふ~ん、選り取り見取りね」
「アズミ、目が怖いわよ獲物を狙う目よ。そんな目じゃ相手が逃げるわよ」
「あら、そう言うメグミも似たような目をしているわよ。肉食獣の目を」
「何ですって!?」そう言い合っているのは、大学選抜で中隊長を務め今では戦車道プロリーグに所属しているアズミとメグミであり、そんなことを言い合っている二人に声がかかる。「二人とも結婚式前に下らない事でいがみ合っちゃダメ」そう言ったのは、今年で18才に成り文句なしの美少女に成長した島田愛里寿だった。そんな愛里寿にアズミとメグミが反論する。
「そうは言ってもこの機会を逃すと正直厳しいんです。プロリーグでプレイするように成ってから出会いが減ってしまった中で今年で26ですよ26」
「隊長、メグミの言う通りです。おまけにプロリーグが発足したてで選手にも一般の模範となるように求められて、合コンとかも激減のなか巡ってきた友人の結婚式、この数少ない機会をモノにしないと本当に洒落にならないんです」
「アズミさんとメグミさんの言う通りです。愛里寿ちゃん、チャンスをモノにしないと素敵な彼との出会いなんて、本当に巡ってこないんだから」そう同調したのは、何故か結婚式に招かれた正確に表現するならあんこうチームのメンバーの一人、婚活戦士ゼクシィこと武部沙織だった。
「誰が婚活戦士ゼクシィよ!」
「誰に向かって言っているんだ沙織?」普段なら眠そうな表情をしている冷泉麻子は、流石に今日は結婚式に出席するので眠そうな表情をせずビシッとした表情で言い返す。
「何かそう言われたから、言い返したの」
「そうか」そう投げ槍気味に麻子は言い返すと、その後を秋山優花里が疑問を述べる。
「でも一つ疑問なんですかが?我々が今日の式に招待されたのは何故でしょうか、招待状が届いたときには正直驚きましたが」
「確かに言われてみれば何で招待されたのでしょうか?」そう言うのは五十鈴華だった。その発言にあんこうチーム一同が考えたあとに優花里が訊ねる。
「西住殿、分かりますか?」優花里からの問い掛けに西住みほは慌てて返答する。
「へっ!?ごめん、流石にちょっとわからないや何でかな?そうだ愛里寿ちゃん…」そう愛里寿に訊ねようとしたら聞き覚えのある声が答えを述べる。
「5年前の出来事を忘れたのかい?」その声の主は、みほ達あんこうチームと同じ大学に通っており、今回招待された新婦の友人たちのなかではトップクラスの美貌とスタイルの持ち主ミカだった。そんなミカを見ると愛里寿は駆け寄り抱きつき「久しぶりお姉ちゃん」と言うと、ミカは愛里寿を抱き返すと「久しぶりだね愛里寿」と言い返す。
「でもお姉ちゃん今日は頭を撫でてくれないの?何時もだったら撫でてくれるのに」
「そんなことをしたら折角セットした愛里寿の髪が乱れるだろ?」
「そうだね。でも遅刻寸前だよ」
「間に合ったから問題ないよ愛里寿」そうミカが言うが突っ込みの声が上がる。
「問題大有りだ!!式に間に合わせるのにトルネオユーロRをtaxiのダニエル(フランス映画taxiシリーズの主役)並みの運転をして着いたんだからな。私じゃ無かったら絶対間に合ったなかったぞ!」
「ミッコの言うとおりだよ。もう~ミカが中々起きずにのんびりしているから、式が始まる寸前になっちゃたじゃないの!本来ならもう少し余裕をもって着くはずだったのに」
「アキの言うとおりだ」そう突っ込んだのはドレス姿のミッコとアキの二人だった。
「でも間に合っただろ」そう言うとトレードマークのカンテレを軽く弾き始める。その対応に何時も通りの平常運転かとあんこうチーム一同が納得し始めた。因みにあんこうチームとミカ、そして1年遅れでアキとミッコは同じ大学に推薦入学で進学し、あんこうチームとミカが組んだ最初の1年目は大学戦車道全国大会で3位に入賞し、翌年アキとミッコが入学した2年目で準優勝、そして3年目で優勝、4年目の今年、最後の年は周囲の予想では優勝候補筆頭に上がると同時に、あんこうチーム、そしてミカ、アキ、ミッコの計8人は大学選抜チーム入りと国際強化選手に指名されており、卒業後は戦車道プロリーグ加入入り間違いなしというのがもっぱらの前評判だ。
閑話休題、ミカの言った発言、5年前の出来事とはハテ一体何かあんこうチーム一同が顔を見合せていたらミッコが答えを述べる。
「お~い、5年前ルミ先輩が新郎のあたしより二つ上の真(しん)先輩を、強引なベロチューから押し倒して襲おうとしたのを忘れたのかよ?」
「ミッコ表現を、こういう場合はもっとソフトな表現で、そうだなルミ先輩が森の中で真先輩に強引なキスからの寝技に持ち込もうとしたからね」
「ねえ、ミカ五十歩百歩っていう諺知っている?全然ソフトじゃないよ」アキが呆れた口調で言う。
「アキ、そうは言っても事実なんだから言い繕うよりはありのままに事実を述べた方が良いと思うし、それにその時の行為をこの場に居るメンバーで見ていたじゃないか、最も寝技に入るのを実力行使で止めたからね」
「だからミカ生々しいって」アキがそうミカに言い返すと、その場に居たメンバーは5年前の出来事を思い出すと、途端に顔色を変えるメンバーが出た。
「あら、沙織さんとアズミさんとメグミさん、何か顔色が変わりましたよ?」
「華、え~と」何かを言って誤魔化そうとしたが残念ながら出来なかった。
「思い出しました。5年前のアレを確か武部殿とアズミ殿それからメグミ殿が、興奮して見ていましたからね」
「確か鼻の下を伸ばしただけに飽きたらず鼻の穴を膨らましながら見ていたからなアレにはちょっと見ている方も少し引いたからな」優花里と麻子がそう言いうと反論が始まった。
「仕方ないじゃない麻子!目の前で大胆なキスシーンが始まれば誰だって見入ちゃうよ!」そう沙織は麻子に言い返し。
「というか、まさかルミがあそこまで大胆な行動に出るなんて正直言って完全に予想外だったわ」
「で、襲おうとしたのを慌てて止めたのよねメグミ」
「そうね。取り敢えず手持ちのバッグを投げつけたのよね」
「で、止めてからルミさんに、理由を聞いたら物凄く納得しちゃっいました」
「まさか、私とメグミの会話を聞いてあんな行動に出るルミは」
「恋する女の強さ?アズミ」
「そうですよ。アズミさん、メグミさん恋を原動力とした女の行動力は本当に強いんですから、あの行動力は見習いたいです!」
「「確かに」」アズミとメグミが同意の声を上げると沙織がアズミとメグミの手を取って宣言する。
「アズミさん、メグミさん、今日は素敵な彼氏との出会い頑張りましょう!」
「ええ」
「そうね」アズミとメグミが言うと、沙織がみほの十八番で掛け声を出す「素敵な彼氏との出会いにパンツァーフォー!」
「「おおーパンツァーフォー!!」」アズミとメグミがそう返答するが、華が何気に辛辣な事を言う。
「でも今からああしていると空振りに終わる未来しか見えないのは何故でしょうか?」
「五十鈴さん、そんな事を言うなと言いたい処だが、不思議と納得してしまうのは何故だ?」華の発言を聞いた麻子がそう答えると、みほと優花里が何ともいえない表情をしながら乾いた笑いを浮かべる中、愛里寿がみほの着ているドレスの裾を引っ張りながら不機嫌な口調でみほに訊ねる。
「みほと優花里、どうして5年前何で見せようとしなかったの?」
「えっ、え~と愛里寿ちゃんにはまだ早いかなと」
「そうです。島田殿は5年前はまだ13才でしたから」
「でも男女の営みは知っていたから別に隠さなくとも問題なかった」その愛里寿の返答にみほと優花里が、どう答えようかと悩んでいると式場のスタッフがラウンジに入ると、式が始まるのでチャペルに移動してくれと伝えるとみほは助かったと内心で思いながら愛里寿に言う。
「愛里寿ちゃん、その話は式が終わってからにしようか」
「何か、はぐらかされた気もするけど分かった」愛里寿はみほに言い返すと、チャペル内に入っていくのだった。
チャペル内
式の開始時間になると聖歌隊が合唱し始め、それをBGMにチャペルのドアが開き最初に神父が入場し、次に新郎の真が入場するとドアが閉まり、真が神父と新郎新婦の親族に一礼するのを見届けた神父が結婚式の開催を宣言し終えると、チャペルのドアが開き新婦のウェディングドレス姿のルミが父親と共にバージンロードを歩き入場してきた。そんなルミの姿を見て愛里寿は思わず「ルミ凄くきれい…」とそう洩らすのを聞いたみほが「うん愛里寿ちゃん本当にきれいだね」と返答するとルミのウェディングドレス姿を見ると各人が思い思いの事を口にした。
「良いな~、でも次は私の番よ」と沙織は言い。
「まさかルミに先に越されるなんて、でも今日の貴女は一番素敵よ」
「結婚前には散々弄ったけど、ルミ本当に結婚おめでとう」アズミ、メグミの二人は親友のウェディングドレス姿に心の底から賛辞を述べ。
「うわ~ルミ先輩きれいだね」
「うん、本当にきれいだな」
「ルミ先輩、結婚おめでとうございます」アキ、ミッコ、ミカの継続一家が祝いの言葉を述べるのだった。
各種設定
あんこうチームとミカ、同じ大学で年は22才
アキとミッコ、21才
愛里寿18才、戦車道プロリーグ選手
アズミ、メグミ26才、戦車道プロリーグ選手で愛里寿と同じチームに所属
ルミ26才、戦車道プロリーグ選手で、3つ下の恋人とゴールイン
上村 真(かみむら しん)、当ssオリキャラ23才、プロ野球選手
愛里寿とミカの関係、当ssではミカは愛里寿の母親、島田千代の妹の娘、いとこ扱いで取り扱います。
作者から一言、続きどうしようかな?
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2017/09/05 00:59:52
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