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タイプRチューニング日記のブログ一覧

2015年09月23日 イイね!

メカについてのss レクチャーその4

「でも説明する前に乗る人間から紹介するわ、今瞬間湯沸器みたいに怒っているのが向井拓海と言って、それを押さえているのが木村夏樹だ、拓海と夏樹とりあえずこっちに来てソファーに座れ、今から事情を説明するから」そう山本敬太郎は言うと。木村夏樹は思わず吹き出す。
「瞬間湯沸器、拓海にぴったりじゃない」そう言われた向井拓海は即座に返答する。
「誰が瞬間湯沸器だ!!誰が!!」
「お前だよ拓海、夏樹と一緒にこっちに早く座れ」平然とそう言う山本敬太郎の言動から判断して、こうゆうやり取りが日常茶飯事だというのが分かり、その後向井拓海と木村夏樹はソファーに座ったが、店長や荻村瑞希と野島大樹に向けられる視線は、どう見ても好意的な視線では無かった。
「取り敢えず、役者は揃ったから細かい事情を説明すると先程、アルテッツァターボと張り合って数台程自爆事故を起こしていると言ったが、その内の1台が、よりにもよって拓海と夏樹の共通の知り合いだったのが問題なんだよ」
「あたしより、三つ上の先輩で結構色々と世話になってた人だから、事故を起こした時には無事かどうかヒヤリとしたもんだ」そう向井拓海は、ぶっきらぼうに言い。
「私は、乗っていたバイクが首都高でトラブった時に助けてもらったんだでも、拓海の先輩だとはさすがに思わなかったけどね」木村夏樹はそう言うと。今度は向井拓海が続けて言う。
「だから、敵討ちみたいにそのアルテッツァターボを懲らしめてやりてえんだ」そう物騒な発言をする。
「まあ、私も拓海ほどじゃないけど助けてもらった恩が有るから何かしらの形で、恩を返したいからアルテッツァターボを何とかしたい訳」
「まあ、二人して物騒な発言をしているのが最大の問題で二人とも一応アイドル活動している事が問題でその先輩の敵討ちに首都高を走り、それをマスコミに知られたら日には次の様なシナリオが考えられる『深夜の首都高で現役アイドルが暴走、もしくは、暴走の末に事故を起こした』なんて記事が掲載される事態になったら、家の会社にも無視できないダメージを受けてしまう、そこで考えた末、MPTFのデモカーEG2デルソルでアルテッツァターボを成敗すると同時に、その状況をかぶり付きで見させる必要性が有る為、荻村君と野島君の車に同乗して一部始終を見てもらうと、いうプランを考えた訳なんだが引き受けてくれないだろうか、勿論それ相応の見返りのプランを用意しています」
「山本君、見返りのプランもいいけど幾つか聞きたいことが有るんだがいいかな?」
「と、言いますと」
「先ず最初に、向井さんと木村さんの知り合いが乗っていた車のスペックを分かる範囲で教えて下さい」
「シルビアで350馬力程度の改造だった筈だぜ」向井拓海はそう言うと。続けて木村夏樹が言う。
「そんで、確かS15のシルビアだった」
「そうですか、後アルテッツァターボの特徴というか何か分かりませんか?」
「色は黄色で、リアウイングは着けて無かった。後はボンネットにダクトが着いていた筈だが」山本敬太郎は、そう店長に言うと店長は数分程考えた末に返答をする。
「分かりました。このお話し引き受けましょう、その前に見返りとはどんな見返りですか?」
「季刊紙のスタイリッシュホンダと月刊誌のレブリミットという、雑誌を知っていますよね。この2つの雑誌にMPTFの取材させるのとこれはまだ、公にされていませんがターンパイクを貸しきってアフターパーツプレミアムパーティーというイベントを数ヶ月後に開催する予定です。そのイベントにMPTFを確実に出させる様に根回しをします。どうでしょうか、この見返りで?」
「僕はそれで構わないが荻村君と野島君、君達二人はどうする?」そう店長が荻村瑞希と野島大樹に尋ね、二人は顔を見合わせて数分程考えた後、野島大樹が呟く。
「この世は舞台、人はみな役者か、まさか、C1ランナーみたいな事をやるとは夢にも思わなかった、それなら役者は役者らしく演じてみせましょう。引き受けます」
「シェイクスピアのセリフを持って来るか野島君、そう言われたら此方も引き受けるしかないな。店長と山本さん夜の首都高でかぶり付きの走りを披露しますけど、いつやるつもりですか?」荻村瑞希は山本敬太郎に尋ねる
「問題のアルテッツァターボは、週末の金曜ないし土曜の夜に出没しているから今夜、決行です本来なら自分も同伴したいのですが今夜はどうしても外せない用件が有るので自分は駄目です。それに自分の腕では本気走りの店長に付いていけませんから」残念そうで悔しそうで羨ましいような声で山本敬太郎は返答する。
「分かったそれじゃあ荻村君のFD2RRには向井さんを、野島君のFD2には木村さんが乗ってくれないか」店長がそう言って向井拓海と木村夏樹に言うが
「向井さんなんて、言われると変な感じしかしねえから拓海と呼んでくれねえか」
「私も木村さんと呼ばれるのには抵抗があるから夏樹と呼んでもらえると、嬉しいんだけど」
「分かった、じゃあ拓海、よろしくな」そう荻村瑞希が言うと続けて野島大樹も言う。
「OK、夏樹こちらもよろしくな」そのやり取りを見ていた店長が山本敬太郎に注文を告げる。
「山本君、引き受けるかわりに2つ程頼みたい事が有る。仮眠室を貸してくれないか数時間程しか寝てないから仮眠がとりたい」
「店長がそう言うと思って、仮眠室は準備して有りますよ後、もう一つは何ですか?」
「もうじき、昼頃になるから山本君の奢りでランチタイムと
洒落込みたい」
「了解しました。それじゃ社内のカフェでランチタイムにしますか」
「それじゃ俺達は、ランチタイムが終了したらC1の下見をしたいんで、野島君もそれでいいか?」
「自分も異論は有りませんよ荻村さん、ランチを食べたら店長は仮眠をとりますからね、その間C1の下見をやっていても問題ないかと」するとその会話を聞いていた山本敬太郎が荻村瑞希と野島大樹の二人に言う。
「下見もいいが、二人とも美城プロダクションの見学会はいかがかな、滅多に無い機会と思うんだけど勿論、案内役も付けるよ」山本敬太郎はそう二人に言うと、二人は本日何回目になるか分からない同時返答をする。
「「勿論、お願いします。」」
「解った、ランチを食べたら案内役を付けて案内させるよ数時間程で案内は終わるからな、C1の下見はその後でも問題無いだろう、拓海と夏樹もランチに付き合え」そう言うと山本敬太郎は、ソファーから立ち上がり応接室から出るとその後を店長を先頭にして応接室から出た。
レクチャーその5に続きます。



Posted at 2015/09/27 19:48:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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何シテル?   06/04 10:33
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