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タイプRチューニング日記のブログ一覧

2017年12月26日 イイね!

ガルパンSS 番外 決意

ガルパン最終章第1章を観ていたら、ふと思い付いた。
ミカと愛里寿は従姉妹説を採用。
ミカは高校二年生として設定。
最終章のネタバレ?他にも独自設定あり最後に勢いで書いた後悔はしていない。
継続高校 戦車道隊長室
大洗廃校阻止の大学選抜との試合が終了し、暫く経過した。ある日の午後、継続高校戦車道隊長室に居た。ミカの携帯に母親の佳代(かよ)から連絡が入った。来週の週末に家に帰って来るようにと、当初は来週の週末は練習試合があるからダメだと断ったが、じゃ今なら問題ないわねと言われると、隊長室のドアが勢いよく開くと母親の佳代が入ると、その後をアキとミッコが続けて入ると「「ミカ覚悟」」言うや否やミカの両腕をがっしり握ると、そのまま強引にヘリポートまでミカを連行し、暖気運転中のヘリコプターにミカを強引に乗せ佳代も乗り込むと即座に離陸した。
「随分と強引に事を進めますね」離陸上昇中の機内でミカは少し非難染みた口調で言うが佳代は、その事を予想していたのか涼しい顔で言い返した。
「貴女の事だから、強引な手でなければ埒があかなかったから」
「だからと言って、アキやミッコも巻き込むのは頂けないな。大切な仲間だ」
「それなら安心して、しゃぶしゃぶをご馳走すると言ったら喜んで協力してくれたわ、アキちゃんとミッコちゃん」
「アキ、ミッコ、しゃぶしゃぶで私を…」
「そんな顔をしないでミカ」
「こんな顔にもなります。それで用件は?」
「目的地に着けば分かるから、それまで久しぶりの親子の会話を楽しみましょう」
「親子の会話ね、父さんは?」
「残念だけど、パロラに臨時出張中よ」
「フィンランドですか、何を考えているのか分からないけど、空の旅を楽しまさせて貰うよ母さん」
「そうして頂戴ミカ」
島田流本家 応接室
この応接室には様々な客人が通され対談をしていった。つい先日も西住流の家元、西住しほもこの応接室で島田千代と対談をしたばかりだ。その応接室にミカと佳代が通されると島田流家元、島田千代が既に待っていた。
「取り敢えず強引に連れて来たわ姉さん」千代の隣に座りながら言うと、それを聞いた千代は
「ありがとう佳代、ミカも久しぶりですね」2人は姉妹として振るまった。
「ええ、それで半ば拉致同然に本家に連れて来た理由は何ですか?下らない理由だったら即刻帰ります」
「そうね、口で説明するよりは見せた方が早いわね。愛里寿入ってきなさい」応接室のドアが開き千代の娘、島田愛里寿が入ってくるが、愛里寿の服装を見たミカは暫し呆然とするが、我を取り戻すと佳代と千代に詰め寄る。
「どうして愛里寿が継続の制服を!!」
「愛里寿は色々な高校を検討した結果、継続高校に入学することに決めたの」
「そんな何て事を、愛里寿が入学したら…」
「ミカ、それは絶対にさせないから座って頂戴」
「佳代の言うとおりです。これからその件を説明します」
「分かりました。でも納得のいく理由でお願いします」ミカはソファーに座り愛里寿もミカの隣に座ると、佳代と千代の2人の視線が真剣なものに変わり、口調も姉妹ではなく公人としての、島田流家元と分家の立場として話し出した。
「愛里寿が継続高校に入学して貴女と比べる事を仕出かす様な輩は絶対に出させません」
「家元の言うとおりです」
「しかし母さん!昔の騒動を忘れた…」
「忘れる訳ありません、それにミカ、貴女が家から出た5年間、家元や私がなにもしなかったとお思いですか?」
「佳代の言うとおりです。この5年間で私と佳代は協同で島田流の膿を出しきる荒療治を断行しました」
「そのお蔭でバカな事をする強硬派は粗方黙らせましたし、もし今後同じ様な事を仕出かす輩が出ましたら、家元」
「島田流家元の名において、その事をした輩は問答無用で破門絶縁処分を下します」
「破門絶縁処分ですか、随分と思い切った決断を」破門絶縁処分、これを出されたら最後、戦車道の世界にはもう二度と復帰できない尤も重い処分だ。それを下すと千代は宣言したのだ。ミカがその言葉の意味を理解すると今度は佳代が、もう1つ重要な事を言い出した。
「ミカ、どうして愛里寿が飛び級までして大学に入学した理由を知っていますか?」
「いや」ミカはそう返答するが、何故か口の中はカラカラだった。
「愛里寿は貴女のために大学に行ったのよ」
「おば様、ここからは私が話します。お姉ちゃんが私を守るために家を出たとき決めたの、後継ぎとして名に恥じないような存在になろうと、一杯一杯勉強して、運動も一杯やって体力をつけて、そして戦車道も目一杯頑張ったて後継者として相応しく周囲に納得させるために大学に飛び級で入ったの、そうすればお姉ちゃんが戻って来ると信じたから」それを聞いたミカは少しの間、天井を眺めた後
「愛里寿ごめん、愛里寿を守るために家を出たのに逆に重荷を背負わすなんて、姉と呼ばれる資格はないな」自嘲気味に呟く。
「そんな事を言わないでお姉ちゃん、それを言ったら私だって最初はみほさんの大洗に入学しようと思ったけど、入学したらみほさんとは戦えなくなるし、なによりお姉ちゃんと一緒に戦いたかった」
「どうしてだい愛里寿?」
「この前の大学選抜戦、最後はみほさんとまほさんの巧みな連携で負けたけの、だから」
「だから今度は、逆にやり返したいと」
「うん、ダメお姉ちゃん?」そう訊ねる愛里寿の顔は緊張しており、やがてミカは訊ねた。
「信じて宜しいでしょうか?」
「母として、そして島田の分家を代表して言います。ミカ信じて」
「おばとして、島田流家元として再度約束します。信じてミカ」佳代と千代の宣言を聞いたミカは、愛里寿に向き合った。
「1年半か」最初初、愛里寿はミカの言ったことを分からなかったが、1年半という意味を理解した時に顔に満面の笑みを浮かべ、それを見たミカも笑顔になると愛里寿に言った。
「継続高校の入学を歓迎するよ。愛里寿」
「お姉ちゃん、ありがとう」愛里寿はミカに抱きつき、ミカも嬉しそうに愛里寿の頭を撫で、それを見ていた佳代と千代は安堵の表情を浮かべた。

数ヵ月後 継続高校 戦車道隊長室
最初は、島田愛里寿が継続高校に入学した際には戦車道履修者一同は、一部の履修者は知っていたが大半の履修者は知らなかった、驚きの余り固まってしまったがミカが、愛里寿との関係を皆に説明し、更に愛里寿の入学祝いとして継続高校が所有している戦車の各種新品パーツ、整備部品、消耗品が贈られるというのを聞くと、一同大喜びしたものだ。そして今は、アキとミッコと一緒にサウナに入った後、一人隊長室で過ごしていたミカはそんな事を思い出していたときに、ドアがノックされると入室を求める声を聞いたミカは「入っていいよ愛里寿」と答えると、愛里寿が入って来た。
「おねえ、いえ、隊長」
「お姉ちゃんでいいよ愛里寿」
「だったらお姉ちゃん、今度20年ぶりに開催される無限軌道杯に出ないの?」
「どうしようかなと考えているよ」
「私は出たい、みほさんと戦える機会だから」
「出ればいいてもんじゃないさ、それに組合せ次第だと決勝戦でしか対戦出来ないかもしれないよ」
「逆に1回戦であたるかもしれない」
「そうだね」ミカは手元のカンテレを弾きはじめ、そのメロディーを聴いた愛里寿は思わず歌いだした。
「やってやる、やってやる、やってやるぜ」ボコのテーマを歌いだし、最後まで演奏が終えるとミカは愛里寿の目を見た。
「愛里寿、無限軌道杯に参戦するよ。大洗とは何回戦めにあたるかは分からないし、ウチと対戦する前に負けるかもしれないけど」そこまで言うとカンテレを鳴らした後に愛里寿に言う。
「でも愛里寿のお願いを無下に断ることなんて、お姉ちゃんとしては出来ないさ」
「お姉ちゃんありがとう、でも1つだけ訂正が」
「なんだい愛里寿」
「みほさんは、けして負けないはず」
「そうかもしれないね。でも取りあえず、抽選会の結果次第だよね」
「うん」
独自設定
ミカの母親、佳代はガルパンSS愛里寿来艦に登場しており、また島田流のお家騒動を書いております。
作者から一言
最終章、観ました。戦う理由が予想の斜め上すぎて館内大爆笑
継続高校は多分出るんじゃないかと考えております。
しかし、この話を考えていたらもう1本別の話を閃いてしまった。どうしよう…






Posted at 2017/12/27 20:28:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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何シテル?   06/04 10:33
タイプRに乗っているので、サーキットを走りたくなりシビックを、チューニングしてサーキットデビューをすると同時に、愛車のチューニングも紹介していきたいと思います。...
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