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タイプRチューニング日記のブログ一覧

2017年12月28日 イイね!

ガルパンSS 番外 継承

ネタバレ?最終章未視聴のかたはプラウザバックで



最終章の無限軌道杯、最後に開催されたのは20年前、大洗の戦車道が廃止されたのも20年前なのでひょっとしたらこんな関連もありかな?
独自設定あり、ガルパンSS番外、愛里寿来艦と決意も参照

無限軌道杯 決勝戦直前レポート
今から20年前の無限軌道杯は、その年で戦車道の活動を辞める県立大洗女子が有終の美で優勝をし、その後の予算削減の影響下で長らく開催されなかった無限軌道杯が第63回全国戦車道大会で優勝した大洗が起爆剤となり、20年ぶりに開催される運びになった。そして第41回無限軌道杯決勝戦はBC自由学園、サンダース、聖グロリアーナを撃ち破り20年前の優勝を再度狙う大洗が駒を進めたが、対するのは継続高校が大洗の相手になるが、継続には二人の、そう二人の島田の血を引く者が居る。一人は島田流の、筆頭分家の地位である。寺本家の娘、寺本ミカ、もう一人は次期島田流後継者の島田愛里寿である。この二人が指揮する戦車とチームは驚異的な練度と高度な連携攻撃を見せつけ、優勝候補の本命であるプラウダ、黒森峰の2校を撃ち破っており大洗がどのような対応プランを練るのかが注目の的である。
なお、これは個人的な興味であるが、夏の大学選抜vs大洗、実質的には高校選抜との試合の最終局面、西住姉妹の連携攻撃に島田愛里寿は敗北しており、今回の決勝戦はそれの逆が見られるため、非常に見ものである。

無限軌道杯決勝戦会場 観覧席
黒森峰 side
「あんたなにをしているの!あんたまで負けたら許さない、絶対に許さない!!あんたを徹底的に敗北させるのは、この私と王者たる黒森峰よ、継続ごときの雑魚に負けるんじゃないわよ!!!みほ!!!!」逸見エリカが、継続高校の戦術に翻弄され2vs1に持ち込まれて苦戦している大洗の四号戦車、あんこうチームの不甲斐なさに我慢できなくなり怒声を上げるが、それを聞いた黒森峰の他のチームメイトは顔を見合わせると赤星小梅が、少し笑みを浮かべた。
「なんやかんや言っても、みほさんの事を応援したいんですね。エリカさん」
「小梅なにを言っているの!?あ、あ、あんな邪道な戦法を使う大洗を応援するなんて…」
「邪道ですか、確かに黒森峰から見たら邪道かもしれませんが、大洗の保有戦車と性能で黒森峰と同じ戦法が採れますかエリカさん?」
「ちょっと無理ね」
「そうです。しかも寄せ集めかつ性能差が極端な大洗をまとめあげて一線級の戦力として運用しています。もしエリカさんが同じ立場ならどうしますか?」
「あんな寄せ集めを使うとしたら、それこそ保有戦車の性能を把握した上での作戦立案、指揮能力、遂行力、他にも前提となる条件が、どれか1つ欠けただけでもアウトよ」
「エリカさん、即座にそんな事を言えるなんて口は悪いですけど、みほさんの事を認めているんですね」
「なっ、だからあんなのを認めるなんて…」
「エリカさんがみほさんの事を認めているのは周知の事実じゃないですか、ですけど問題なのはあの連携を崩さないと勝ち目はないですよ」直下さんがエリカと小梅の会話に口を挟む。
「このうっかり娘、なにを言っているの!?確かにあの連携は脅威よ!崩さなければ勝ち目はないわ!!でも、みほなら!!」エリカの返答に小梅と直下は顔を見合わせると、みほさんの事を認めているならもう少し素直になって人間が丸くなれば問題ないのにと思うと同時に、あの連携攻撃をどうにかしないと勝ち目がないのは認めなければいけなかった。
プラウダ side
「ミホーシャでも、あの連携を崩せなければ絶対勝てないわ」
「ではカチューシャ、どのような手がありますか?」
「あの連携をすこしでも良いから止められれば勝ち目が見えてくるわノンナ」
「ですが問題なのは、どうやってあの連携を止めるかが最大の問題です」
「そう、あの連携はミホーシャ、マホーシャと同等のレベルだから下手に支援なんかしたら簡単に返り討ちに会うだけよ」
大洗 side M3リー車内
澤梓は焦っていた。西住みほ、無限軌道杯では河嶋先輩が隊長を務めていたが、実質的な隊長はみほであり。そのみほが率いるあんこうチームの四号戦車が、ミカが駆るBT-42と愛里寿指揮の四号戦車の連携攻撃に翻弄されていた。今のところは、致命的な命中弾は出ていないが時間が経てば経つほどに不利になるのは分かっていた。助けに行きたくても、継続の戦車が大洗の戦車を拘束し混戦に持ち込み各車が咄嗟の判断で対応していたが、もしこの状況下で、あんこうチームがやられたら、西住みほという優秀な指揮官を失うというだけではなく、大洗そのものの敗北を意味し、それを回避するためにはどうしたらよいかM3リーの指揮を執りつつ打開策を考えていたら、袖口を引っ張られると、めったに喋らないが口を開けば何かしらの助言をする丸山紗希が強い意志を込めた一言を梓に述べる。
「梓、行こう」
「紗希、気持ちは分かるけど、あの連携に割って入るのは…」
「四号だけを相手に」
「それでも…」
「梓、西住先輩相手の模擬戦を忘れた?」そこまで言うと真剣な目で梓を見つめると、梓はみほとの1vs1の練習試合を思い出すと覚悟を決めた。
「そうよね。そうよね紗希、背中を押してくれてありがとう、優季、全体通信急いで!」
「分かったけど、なに話すの~?」宇津木優季は疑問を覚えながらも通信を全体系に切り替えると、梓は大洗の全チームに通信を送る。
「こちらウサギさんチーム、あんこうチームの援護に向かいます」
「援護だと!?この状況下では無理だ!!」
「そもそも、拘束している継続の戦車をどうする気だ?」カバさんチームのエルヴィンとカエサルが咄嗟に答える。
「全面的な攻勢、突撃を敢行して出来た隙にウサギさんが離脱して向かいます。こんな混戦下で突撃してくるなんて予想は、していない筈ですから援護に向かえるだけの時間は稼げます」
「突撃いいね。でも澤ちゃん、失敗したらヤバイよ?そこのところはどうするの?」
「確かにリスクは大きいです。でも西住隊長がやられたらその時点で負けです。角谷先輩」
「……確かに、西住ちゃんがやられたらあの連携攻撃の前に為す術もないか、その話乗ったよ。小山、特に河嶋、覚悟を決めろ」
「分かりました」
「確かに西住がやられたらアウトだ澤、お前の案に賭けるぞ!」カメさんチームは返答し
「アリクイ了解したにゃ」
「こちらカバ、ヤヴォール、ヘル、コマンダール」
「レオポン了解」
「こちらカモ分かったわ」
「こちらアヒル、引き受けました!」アリクイ、カバ、レオポン、カモ、アヒルから了解の連絡が入り。
「桃さん、からの命令じゃ…」
「そんな事を言っている暇はありません!文句ならあとで聞きます!!」
「ふっ、その言い方、己の言動に覚悟と責任が取れる人間の言い方だ気に入った、サメ了解!」サメさんチームとは、少しやり合い。そして新しく加入した2つの新チーム。
「リスクはあるがしょうがない、イルカさんチーム従う」
「澤、返り討ちにあったら学食1ヶ月おごり!ペンギン了解したけど突撃はいつ?」情報科のイルカさんチームと水産科と農業科の一年生による合同のペンギンさんチームが答え。
「皆さんありがとうございます。これしか思い付かなかったから」そこまで言うと、紗希が梓の手を力強く握ると微笑み、その微笑みに勇気を貰うと梓は力強い声で指示を出した。
「フラッグ車のアリクイさんの護衛はカメさんとアヒルさんで、突撃が上手くいけば継続の隊列が乱れて逆にこちらが相手を拘束できますので、突撃後は角谷先輩指揮をお願いします。なお突撃は…」1分後に大洗は全戦車による突撃を敢行、予想外の突撃に継続の隊列が乱れた僅かな隙をついてウサギさんチームのM3リーが単独離脱、あんこうチームの援護に全速力で向かっていった。
継続 side
「ミカ隊長すいません、M3が拘束を逃れてそちらに向かっています!」
「押さえられないか?」
「ダメです。予想外の突撃で逆にこちらが拘束されました。押さえられません!!」別動隊を指揮する。ジルからの報告にミカは少し考える。無論考えている間でも愛里寿が指揮する四号とハンドサインやアイコンタクトで連携するが、やがて愛里寿に連絡する。
「愛里寿、風が変わったよ」
「変わった?」
「みほさんに応援が来るよ」
「誰が?」
「M3リー、ウサギさんチーム」
「M3なら手早く倒せる」
「手早く倒せるとは思えないな」
「どうして?」
「こちらの連携を見た上で応援に来るんだよ愛里寿」
「甘く見たら逆にやられる。だったら」
「一端仕切り直しだよ愛里寿」
大洗 side
ミカと愛里寿の連携、牽制かと思えば本命、本命かと思えば牽制にと、巧みな連携に車長用ハッチから指示を出していた。みほもダメかと諦める寸前にまで追い詰められていたが、武部沙織からウサギさんチームが助けに来るという連絡を受けた直後に攻撃の手が、BT-42と四号の連携攻撃が止むと2両は下がり、あんこうチームの四号戦車の隣にウサギさんチームのM3リーが停車すると車長用ハッチから澤梓が顔を出すと、みほに話しかける。
「西住先輩、愛里寿の相手任せて貰えませんか?」
「澤さん、相手は…」
「分かってます。でも先輩たちの四号相手に模擬戦を散々繰返して来ました。愛里寿相手でも撃破は無理でも足止めなら出来ます」梓の真っ直ぐな視線を受けたみほは、ほんの少し目を閉じ考えると梓に答える。
「澤さん、フラッグ車のBT-42は相手にするから愛里寿ちゃんの四号お願い出来るかな」
「はい!」
「うん、お願いね」言い終えると、みほは正面を見据え、その視線の先にはミカのBT-42が居り、梓は愛里寿が指示する四号を見据えた。
大洗&継続 side
「澤さん」
「はい」
「愛里寿」
「うん」
「「「「前進」」」」みほ、梓、ミカ、愛里寿の四人の声が重なり、それぞれ指揮する戦車がアクセル全開で前進する。
プラウダ side
「凄い」
「見事です。カチューシャ」ノンナとカチューシャは感嘆の声を上げた。
黒森峰 side
「え、え、あのM3リーのメンバーまだ戦車道をやり始めてまだ一年も経ってないのに、あの動きは…」
「脅威と驚愕しか、思い付きません」直下さん、小梅がウサギさんチームの奮闘ぶりに目を奪われ。
『指揮官としても一流、人を育てる教育者としても一流、戦車道に関してはあの娘は超一流だけど、普段はアワアワしていてそんなのを微塵も感じさせないのは何故?』そしてエリカは内心でひどく場違いな事を思いつつ、目前では愛里寿の駆る四号を相手に大立ち回りを演じる。みほが育てたチーム、ウサギさんチームのM3リーの動きに目を奪われていた。
聖グロリアーナ side
オレンジペコは決勝戦を始まってから大洗と継続の試合経過を見ていたが、ウサギさんチームがあの島田愛里寿相手に足止め戦闘をし始めると一挙手一投足を見逃してなるものか、眼光を鋭くして貪るように観察しており、そんなオレンジペコの姿を確認したダージリンは『やっぱりこの娘を次期隊長にして問題なかったわね』と、自分の判断を誇るとオレンジペコに話しかけた。
「学ぶことは一杯あるようね。オレンジペコ」
「はい、まだまだ学ぶことは一杯あります。それに今後、澤さんとは切磋琢磨する最大のライバルになります」
『将来のことを見据えて、最大のライバルになる娘をマークしているわ、今後の聖グロリアーナを引っ張る原動力になるわね。ペコ、貴女なら、そう貴女なら聖グロリアーナに優勝旗をもたらす存在になるけど、みほさんにも後継者がしっかり誕生しているから、ペコ貴女の進む道は大変だけど貴女なら道を切り開く事が出来るわね』ダージリンのこの予想は正しく、大洗の澤梓はこの決勝戦で西住みほの後継者として内外に存在を示し、一方聖グロリアーナのオレンジペコもこのあとにダージリンの後継者として名を馳せ、最終的には高校戦車道に於いて屈指のライバルとしてお互いしのぎを削り研鑽し、第65回戦車道大会決勝戦で後々までに語り継がれる激戦を繰り広げる事になるのだった。


直下さん、TV版にて折角直したばかりの足回りをカメさんチームに早々に壊された。ヤークトパンター車長
独自設定
イルカさんチーム、使用戦車は、学園艦戦車捜索中にマーク4に続いて発見された戦車SU-85を使用する。なお発見場所が情報科の科長室の近くで発見され戦車道に関心のある情報科の1・2年生メンバーが乗り組む。
ペンギンさんチーム、使用戦車は、以前オープントップの車両を戦車道でも使用できるように改造した四号対空戦車ヴィルヴェルヴィンドを戦車道協会から無限軌道杯中の大洗に提供、装弾作業が大変なために力自慢が多い、水産科、農業科の一年生が乗り組む。
作者から一言、今年最後の投稿です。澤ちゃんがみほの後継者として認められるなら、こういうシチュエーションかなと思いました。

Posted at 2017/12/31 23:09:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「訂正ミュシャ展入場待ち140分待ち」
何シテル?   06/04 10:33
タイプRに乗っているので、サーキットを走りたくなりシビックを、チューニングしてサーキットデビューをすると同時に、愛車のチューニングも紹介していきたいと思います。...
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相棒シーズン14 感想 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/04/19 22:30:57
あしたは、洗車 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/02/10 21:11:06

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新車で買って、七年目になるシルバーのFD2シビックタイプRです。
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