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タイプRチューニング日記のブログ一覧

2016年01月19日 イイね!

今更ながら、東京オートサロンリポート

今更ながら、東京オートサロンリポート1月17日幕張メッセで開催されていた。東京オートサロンに行っていきました。
ホンダ党の自分は新型タイプR、FK2シビックタイプRのモデューロバージョンと無限の試作段階でもフルエアロを纏ったタイプRに惚れ込み、そしてS660の無限コンセプトカーS660RAの格好良さは素晴らしい物でしたが、それ以上にホンダ党の自分でもこれは、欲しいと思う車が2台有りました。
マツダ RX-VISION コンセプト
スバル STI パフォーマンス コンセプト
上記の2台は、スタイリング、佇まい、そして速い車がだけが持つオーラというのが感じられ、正直言ってこの2台のステアリングを握って自分で運転してみたいという衝動に駆られました。
他にも、ダイハツのブースではコペンの外装交換のデモンストレーションが行われ、トヨタのブースはニュルブルクリンク24時間耐久車両の外装ならびタイヤ装着が行われていましたので非常に見応えの有るオートサロンでした。
撮った写真の方は、フォトギャラリーの方に掲載しておきますので、興味が有る方は見てください。
Posted at 2016/01/19 05:24:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年01月13日 イイね!

杉下右京「戦車道ですか」その3

翌日 都内某所 チョコレートカフェ
片山雛子議員は執務の合間を縫ってチョコレートカフェでチョコレートを食べながら一息付いていた時に秘書の一人が近づいて来るのを確認した。その秘書には先日野党の有力議員が何かしらの動きをしているという情報を入手したので、その件に関しての情報収集をこの秘書に命じていた。その秘書がここに来るという事は何かを掴んだという事を判断すると、秘書が何かいう前に口を開く。
「例の野党議員の動きに関して、何かしらの情報を入手したの?」
「はい、入手しレポートに纏めましたのがこちらになりますので、ご覧ください」秘書はそう言うとブリーフケースからレポート用紙を片山議員に渡すとそのレポートを見ながら幾つかの質問をし終えると、チョコレートを一つ口に入れるとその甘さを感じながら再度レポート内容を確認し、内心でこのレポートをどのように利用するか考える。
『これを利用すれば野党の勢力を削ぐことが出来、文科省にも影響力を与える事が可能で、更に党内での重鎮にも恩を売る事が出来ると同時に党内での自分の立場を補強するのにも充分に使えるけど、最大の問題点なのは』そこまで考えた後に、徐に秘書に尋ねる。
「このレポート内容は、まだ確実な裏付けになる証拠が取れてないわよね?」
「はい、その件に関しましては、これから調査ならび確度の高い情報収集を行いますが」その秘書の返答を聞きながら珈琲を一口飲むと更に考える。
『そう完全な裏付けがまだ取れてないことが最大の問題なのよね。ここまで調べた事は大したものだけど、これ以上調べると感ずかれる可能性が有るし、感ずかれた時の反応がこちらの想定内で済めば問題無いけど、想定外の反応を行う可能性も有るから、ここで一旦情報収集を止めるのも手だけど、でもこの情報をこのまま塩漬けにしておくのは下策と言わざるえないし』そこまで思考すると有る策を思い付く。
『そうだ、あそこに教えれば良いわ。あそこだったらこの情報に興味を持つ可能性が高いし、何より裏付けをこちらが調べなくても向こうが勝手に調べてくれるし、後は調べた事をどのようにして利用するかを考えれば問題は無いわね』考えを纏めると秘書に命じる。
「このレポート内容を、匿名で警視庁の特命係に送って頂戴そうすれば、後は警視庁の方が対応してくれるわ」そう言いながらレポートを秘書に渡し、そして秘書も警視庁の特命係がどういう存在なのかを知っていた為、それ以上の事は何も聞かず返答する。
「警視庁の特命係ですか分かりました。その様に手配致します」そう言ってレポートをブリーフケースに入れると片山議員に一礼してからその場を後にし、出ていく秘書を見ながら片山議員は呟く。
「杉下さん、この興味深い情報をどのように利用するか拝見いたしますわ」そういい終えるとチョコレートを口に入れその味を楽しみながら先程まで見ていたレポートの題名『大洗女子学園ならび学園艦の廃止解体の不正疑惑調査』を思い出しながら、情報の利用方法を考える片山雛子議員たった。
警視庁特命係 室内
室内で右京と冠城は現時点で判明している事に仮説を立てる議論を行っていた時に角田課長が何時もの台詞「よう、暇か」と言って持ってきた荷物を右京渡す。
「角田課長、これは一体何ですか?」
「いやな、警部殿にお礼の品だそうだ、何でも1年くらい前に交通事故を起こした時に助けて貰ったお礼の品だと」
「1年前に交通事故を起こして助けた?妙ですね。僕にはそんな事をした記憶が無いのですが?」そう疑問を述べる右京だったが冠城が口を挟む。
「折角なので開けて、中を確認しましょう」そう言うと、荷物の梱包用紙を開けると中から出てきたのは紅茶とクッキーのセットとUSBメモリーが入っていた。
「右京さん、このUSBメモリーは何ですかね?」
「何か分かりませんが、取り合えず米沢さんの所に持っていて調べてみますか。角田課長、ありがとうございました。クッキーは皆さま方で食べて下さい」そう言うと、右京はUSBメモリーを持って鑑識の米沢守の所に向かい。その後を冠城が続くのを見ながら、角田課長は呟く「警部殿、本当に食べて良いのか?」
警視庁 鑑識 室内
「杉下警部、調べた範囲内ではでは特にウイルス等の類いは有りませんねファイルが有るだけです」そう米沢守が言うと、右京は返答する。
「そうですか、それでは米沢さん早速ですがファイルの中身を確認したいのですが」
「分かりました」言うとUSBメモリーの中身がパソコンのディスプレイに表示され、それを観ていた。右京と冠城の顔色が変わる。
「特命係だから匿名で送られて来たのは、何の冗談ですかね右京さん」
「例えそうで有っても、この情報は調べる価値は有りますよ冠城君」
「ゴルディアスの結び目を解く」
「剣を見付けましたよ」そこまで右京が言うと、冠城のスマホが鳴る。
「失礼、うん、折尾か、もしもし、折尾局長に何か動きが有ったのか?うん、うん、何!!そうか分かった他にも動きが有ったら知らせてくれ。こちらの方もなんとかなりそうだ。情報ありがとう」そう言って通話を終了すると右京に言う。
「右京さん、試合が決まったそうです」
「試合ですか?」
「そうです。大洗女子学園と大学選抜チームとの試合です。この試合で大洗が勝ったら廃止解体は撤廃するそうですが」
「何か問題が有るとしかおもえませんが」
「大学選抜チームは30両で編制するそうです。それに対して大洗は」
「僅か8両です。冠城君、ゴルディアスの結び目を一気に解ける絶好の機会が訪れましたよ。おそらく、学園艦局長はあの手この手で大洗を負かす為の動きをしますので」
「その間に、この情報の裏付けをしましょう。問題が有るとしたら右京さん」
「ええ、時間との戦いですよ」

杉下右京「戦車道ですか」その4に続きます








Posted at 2016/01/17 08:49:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年01月11日 イイね!

杉下右京「戦車道ですか」その2

文科省学園艦局長室
「初めまして警視庁特命係の杉下です」
「法務省から警視庁に出向中の冠城です」杉下右京と冠城亘がそう挨拶すると、局長が徐に尋ねる。
「これは、これは、警視庁と法務省の方が一体なんの御用でお訪ねにいらっしゃたのですか?立ち話もなんですので、どうぞお座りになって下さい」
「いえ、用件は直ぐに終わりますので、立ち話で結構です」
「そうですか、それで御用件とは?」
「はい、大洗女子学園が閉校になり、学園艦に有る大洗学園艦特別駐在所が閉鎖になりますので、その件に関しての事情を確認しに参りました」
「同様に法務省の方も、今回の学園艦の廃止解体に関して法律上の手続きに問題や不備がないかどうかの確認で来ました」二人の返答を聞いた局長は呆れ声で返答する。
「失礼ながら学園艦特別駐在所閉鎖の件は、もうすでに警視庁の方に正式書類を提出しております。それから学園艦の廃止解体に関しては法律上の手続きには一切の不備問題等は有りませんよ。たったそれだけの事の為に来たんですか?警視庁と法務省は余ほど暇なんですか?こちらは学園艦の廃止解体の手続きで大忙しなんですから」最後の方は嫌みを込めた口調で局長は言うと右京と冠城を見る。
「いえ、いえ、一応形式上問題が無いか確認しに来ただけですので問題が無ければ宜しいので、冠城君、君の方は?」
「一応、今の発言から法律上の問題ならび不備は無いと思いますので、こちらも構いませんが」
「なら良かった。それで、他に用件は?」
「一つお尋ねしたい事が有りますので、少々宜しいでしょうか?」
「どのような用件ですか?」
「どうして大洗女子学園の廃止解体が当初の予定よりも半年前倒しになったのでしょうか?」その右京の発言を聞いた局長はあからさまに機嫌が悪くなるのが分かった。
「ついさっきも大洗女子学園の生徒会長が来てその事を説明したばかり何ですが良いでしょう。要は様々な諸事情を検討した結果を受けて廃止解体を決定した事ですよ」
「そうですか、そうすると一つ疑問が発生します。確か貴方は第63回戦車道大会で優勝すれば大洗女子学園の廃止解体を撤廃するような事を発言していた筈です。この事はどのように説明しますか?それに戦車道に対して文科省が出した通達と矛盾していますが?」
「右京さんの言う通りです。文科省は2年後に行われる戦車道世界大会招致の為に戦車道が有る学校には、より戦車道に力を入れるべしという通達を全国の学校に行っています、その通達の流れの結果一旦は戦車道が廃れていた大洗女子学園の戦車道が復活し、結果的に大洗女子学園は優勝を果たし、その優勝を受けて戦車道を復活もしくは新規の参入を検討している学校も有り、確か中立高校という所も大洗の優勝を観て参加を表明しています。それなのにその切っ掛けになった大洗女子学園を廃止解体するのは如何なものかと?」右京と冠城の発言に局長は鼻で笑ったように言う。
「大洗女子学園の優勝ですか、あんなのマグレですよマグレに過ぎませんよ」
「マグレですか?」冠城亘が発言した局長の顔を信じられない表情と声で返答する
「そうです、マグレで優勝したに過ぎませんよ」局長はそう断言するように言うが、右京が更に鋭く言う。
「失礼ながら、マグレで勝ったとは正直言って僕には思えないのですが第63回戦車道大会で大洗女子学園は、サンダース、アンツィオ、プラウダ、黒森峰の四校と対戦しましたが戦力が対等だったのは確か2回戦で対戦したアンツィオだけで後の三校は全て大洗よりも上の戦力と性能の有る戦車を備えて、尚且つ毎年優勝候補に上がる三校相手にしてマグレで勝てるとは不可能だと思うのですが?」
「右京さんの言う通りです。おまけに大洗が所有する戦車は戦車同士の性能差が有りすぎます。そこら辺の事情も考えると正直言ってマグレでは勝てるとは思えませんが」
「そんなの簡単な話ですよ大洗の隊長が優秀だったからだです。西住流は知っていますよね。そこの家元の娘が隊長だったから一旦は廃れた大洗でも勝てたんですよ」
「おや、不思議な事を言いますな。確かに大洗の隊長は西住流の西住みほさんで大変優秀ですが、貴方の言い方ですと隊長が優秀で有れば、戦車の性能差も、それを動かす技量、そしてチームワークも無視しても良いように聞こえますが、そこの所はどうなのでしょうか?」
「そ、それは、偶々、本当に偶々、凄い運やら偶然とかが付いていたんでしょうな」局長は酷く乱暴な言い方をすると冠城が口を挟む。
「アインシュタインはご存じですか?」
「それぐらいは知っているが、それがどうした?」
「アインシュタインは『神はサイコロを振らない』という言葉を残しました。これはどういう意味かというと、乱暴な言い方をすると運やら偶然等は存在せず、同時に未来を予測するのが不可能という意味です。局長の先程の発言はまるで大洗女子学園が運やら偶然を味方にし、尚且つ未来も予測して試合を行っているように聞こえますが、そこの所の説明をお願いいたします」
「冠城君、君良いことを言いますね。僕も先程の発言、非常に気になりますので、不才の身である自分にも説明お願いします」右京と冠城の発言にどう答えたら良いか、局長は分からなくなるが最終的には怒気を込めた大声で怒鳴る。
「そんなの知るか!とにかく大洗が勝ったのはマグレにしか過ぎない!!用件が済んだらとっとと帰ってくれたまえ!!!」その発言を聞いた右京と冠城はお互いの顔を見合わせると軽く頷いた後、右京が言う。
「分かりました。それでは失礼しますが最後に一つだけ、宜しいでしょうか?」
「何だね!!」
「何でも、噂によると先物取引で結構な損失を発生させて、その穴埋めの資金繰りが結構大変だったと、お聞きしましたが?その噂は本当でしょうか?もし、そうなら冗談では済まないと思うのですが?」その発言を聞いた途端、局長の表情に一瞬動揺の表情が浮かぶが、直ぐに怒鳴り声で答える。
「そんなの根も葉もない噂話だ!!まったくそんな噂を信じないで貰いたい!!人が横領をしたかの様な話しは止めて貰いたい!!」その発言を聞いた右京と冠城は頭を下げて謝る。
「それは申し訳ありませんでした。無神経な発言、お許し下さい」
「噂話でも非常識な発言、お許し下さい」二人はそう言って局長室から出た後、局長は机上の電話を取り、電話を掛け始める。
文科省通路
「おい、冠城お前一体全体どんな話をしたんだ?局長室から怒鳴り声が聞こえたというぞ」
「済まんな、折尾、暫くの間あの局長の機嫌相当悪いぞ」
「勘弁してくれよな。これで学生時代の貸し借りは無しだからな。そこんとこは覚えてろよ。それで収穫は有ったのか教えてくれ、それにここだけの話だが個人的には大洗の廃止解体は反対だ。決勝戦でのあの戦いぶりは見事の一言だったからな」
「おや、貴方も大洗のファンですか?」
「あの決勝戦を観たら。誰だってファンになりますよ。戦車の性能と戦力的にも圧倒的に上な黒森峰に劣勢の大洗が様々な作戦を駆使して勝ったんですから、本当に胸が熱くなりましたよ」
「そうですか、それでは折尾さん教える代償に一つ頼まれてくれませんか?」
「それは、どういう事ですか?」
「学園艦局長の動きを可能な限り、こちらに教えてくれませんか?まず間違いなく局長は何かしらの動きを見せます」
「それは、どんな意味ですか?右京さん」
「冠城君、先物取引の話をした時に局長はこう言っていました『人が横領したかの様な話しは止めて貰いたい』と変だと思いませんか?」
「確かに、横領の横の字も言って無いのにそんな発言をするという事は」
「横領をしている可能性が有るかも知れません。もし横領をしているとしたら段々と色んな事が見えてきますので折尾さん、どんな些細な事でも良いですから。局長の動きを伝えて下さい」
「もしかすると藪をつついて蛇を出しちまったか、学園艦局長の横領なんて洒落にもならんな、冠城、お前に貸しを作ってやるぞ」
「貸しね借りの返済は?」
「大洗の廃止解体の阻止ないし延期」
「折尾、難しく困難な話だが、いっちょやりますか右京さん」
「そうですな折尾さん、後、冠城君、もしかすると他にも何か有るかも知れませんよ」
「他にも何かと言いますと、ひょっとして折尾が話していた例の噂話ですか?」
「それらを含めて、これから調べてみましょう。調べれば色んな事が分かると思いますので、折尾さん局長の動き改めて頼みましたよ」
「分かりました。それじゃ戻りますんで局長の動きは伝えますんで杉下さんと冠城も頼みましたよ」そう言って戻って行く折尾慶二を見ながら、右京は言う。
「それでは冠城君、行きますか」
「右京さん、行きますか」

杉下右京「戦車道ですか」その3に続く。



Posted at 2016/01/11 20:27:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年01月10日 イイね!

杉下右京「戦車道ですか」その1

ガールズ&パンツァー劇場版と相棒のクロスssです。
劇場版のネタバレ有り。
ある日の一日、杉下右京と冠城亘が所用で文科省を近くを歩いて角を曲がったとき制服姿の少女と右京がぶつかった。
「すいません、ちょっと急いでいたので」
「いえ、大丈夫ですよ。おや、県立大洗女子学園の生徒さんでもしかすると生徒会長の角谷杏さんですか」
「失礼ですが、何で分かったんですか?」
「この前の第63回戦車道大会で優勝した際インタビューを受けていたのを、覚えていましたので」
「インタビューといっても、主役は西住ちゃん、で、私のインタビューはほんのちょっとしか出ていなかったのを覚えていたんですか?」
「そうです、決勝戦でのあの戦いぶりは実に見事でしたので、よく覚えていますよ」
「そうですか、ありがとうございました」
「所で、なにかお急ぎの用でしたが?」
「はい、これから戦車道連盟の本部に向かう所でしたので」
「戦車道連盟の本部ですか?何故に?」
「それは…」角谷杏から学園艦が来年の3月31日付けで廃止解体するという文科省学園艦局長からの通達に対して廃止解体を撤廃するのならば第63回戦車道大会で優勝したら廃止解体を取り止めるという約束を取り付け見事に優勝したのだが、あくまでも廃止解体を考えても良いという事であり、検討の末予定よりも半年前倒しで8月31日付けで大洗女子学園の閉校が決定され、それと同時に学園艦も解体される事が決まった事を杉下右京と冠城亘に説明し、それを回避する為に学園艦局長と交渉したが不調に終わった為、搦め手から攻めて再交渉を行う為に戦車道連盟と他にも味方を付ける為の根回しを行っている最中だということを説明した後、杉下右京と冠城亘にぶつかった事を謝った後、戦車道連盟の本部に向かう角谷杏を見送りながら右京が冠城亘に尋ねる。
「冠城君、少しおかしいと思いませんか?」
「おかしいとは、右京さん」
「本来なら来年の3月31日に廃止解体する予定が半年も前倒しになるのは、些か強引過ぎるのでは有りませんか?」
「確かに、妙ですね。余程の理由がなければそんな事はしませんし、それに2年後に行われる戦車道の世界大会招致の為に戦車道が有る学校は、戦車道に力を入れるべしという通達を文科省から各学校に行われました」
「その通りです。そして大洗女子学園が優勝して、その優勝に影響を受けて戦車道の新規参入を表明している学校が確か数校ほど、有ると記憶しています。それなのに」
「その優勝をした大洗女子学園を廃止解体、それも前倒しで行おうとしている。はっきり言って矛盾しています」
「どうして、大洗女子学園を廃止解体したいのか、その辺りの理由が分かりません。気になりますよね冠城君」
「確かに、気になりますよね右京さん。細かいことが気になるのは」
「僕の悪い癖ですから」そこまで右京は言うと少し考えた末、冠城に聞く。
「冠城君、文科省に知り合いが居ませんか?その学園艦局長と会って少し話を聞きたいのですが」
「文科省ですか。大学時代の同期生が居ますので、そいつに頼めば何とかなるかと」
「そうですか、だったら今連絡して下さい」
「わっかりました。今連絡します」
文科省内
「冠城、久しぶりにお前から連絡があったら、行き成り学園艦局長と会いたいだと、会談の段取りをする。俺の苦労も考えろや」そう言いながら学園艦局長室に杉下右京と冠城亘を案内するのは冠城亘の大学時代の同期生、折尾慶二であり口調とは裏腹に楽しそうな表情を浮かべている。
「折尾、お前がそんな表情するという事は、今の局長に思うところが結構有るのか?」
「ああ、戦車道に力を入れろと言って、優勝した学園を廃止解体するのは、幾らなんでもおかしいだろ?例え廃止解体したいなら当初の予定通りの来年の3月31日付けで廃止解体をすれば良いのに半年前倒しで廃止解体だ。お陰で猫の手が借りたい程、忙しいよ。それにな今の局長、まだ省内での噂話の類いなんだが外で議員やら企業の人間とよく会っているらしい」
「おや、局長クラスの人物が議員と企業の人間が会っているとは噂話でも、それは興味深い話ですね。どうして会っているのでしょうか?」
「どんな理由で会っているのか分かりませんよ杉下さん、けど関係が有るかどうか一時期局長に関して妙な話が流行った事が」
「妙な話、それは一体どんな話ですか?」
「今の局長、まだ独身で将来の為の資産運用で先物取引に手を出したと、最初のうちは利益を出していたが途中から大損をしたという話が出たんですけど」
「けど、何だ折尾」
「急かすな冠城、本人は先物取引なんかやっていない事実無根の話だと断言したんで、その話はそれきりになってなそれ以降そのての話は聞かなかったが、その代わりに先に話した議員と企業の人間と会っている噂話が浮上した」
「そうですか、ありがとうございます」右京がそう答えると折尾慶二は、学園艦局長室のドアをノックし終えると「局長、ご面会のお客様をお連れしました」と言うと、中から「入れ」という返答を受けると折尾慶二はドアを開けながら小声で言う。
「何を聞きたいのかは聞かないが、廃止解体に関して少しでも納得のいく事を聞き出してくれよな。頼むぞ冠城」
「鋭意努力してみる」そう返答すると、杉下右京、冠城亘の順で局長室に入る。

杉下右京 「戦車道ですか」その2に続く
Posted at 2016/01/10 22:15:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年01月07日 イイね!

爆音音響上映感想

爆音音響上映感想  立川の爆音音響は嘘偽りなしで本当に大迫力で体にズシンと響く音響は、兎に角凄いの一言です。
まだ、立川でガールズ&パンツァー劇場版を観ていない人は1度足を運んで観てください。料金以上の価値有り。
追記、トップに貼って有る愛車のFD2タイプRに乗って今から静岡迄、帰ります完全に午前様です(苦笑)
Posted at 2016/01/07 23:11:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「訂正ミュシャ展入場待ち140分待ち」
何シテル?   06/04 10:33
タイプRに乗っているので、サーキットを走りたくなりシビックを、チューニングしてサーキットデビューをすると同時に、愛車のチューニングも紹介していきたいと思います。...
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相棒シーズン14 感想 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/04/19 22:30:57
あしたは、洗車 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/02/10 21:11:06

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新車で買って、七年目になるシルバーのFD2シビックタイプRです。
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