エボワゴン 標準ブースト圧が判明しましたw
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
色々と遠回りしましたが、当方のエボワゴンのブーストが掛からない原因がやっと判明しました。
この部品の動作不良が根本的な原因だったようです。
この部品をバイパスさせ機械式VVCを付けたらブースト圧が簡単に調節できたので、ほぼ間違いない!
部品名称はバルブ,エミッション ソレノイド・・・です。
この部品は、タービンで圧縮された空気を逃がしたり止めたりしてアクチュエーターに流れる圧縮空気の量を調節する為の部品です。
※バルブが開くとサクション側に圧縮空気を流しアクチュエーターの開弁を遅らせECUの設定ブーストにします。
※バルブが閉じるとアクチュエーターに圧縮空気が流れアクチュエーターの機械的設定ブースト(エボの場合は0.7Bar位)にブーストが制限されます。
※他に異常がないのにブーストが0.7Bar位しか上がらない車両はほぼこの部品の故障だと思います。
でも所詮純正品なので制御が大雑把と言うか安定しないと言うか・・・
おまけに壊れやすいw
出来ればEVCで制御したい所ですが、値段高いしねぇ・・・^^:
2
これはエボワゴンGT-Aのタービン廻りの図面です。
ちなみに、セダン系はエアクリの下に付いています。(部品番号は違うし仕様も違うと思います)
GT-AとGTで部品番号も違うし値段も違うので注意!
※GT-A用で¥4000位(安っ!)
※GT用で¥12000位 (高っ!)
3
これがヤフオクで買った激安の機械式VVCです。
これを買った理由はブーストアップが目的ではなかったのですが、検証用の機材と言った所です。
まぁ、そこそこ遊べましたが^^;
設定間違えてブースト計のワーニングが点灯する位ブーストが上がって焦りました・・・・けどメチャ速かった
^^:
で、結局エボワゴンGT-Aの標準ブースト圧って・・・・どれ位なの?
当方、ネットで調べまくりましたが、ワゴンGT-Aだけ情報がありませんでした・・・
じゃー自分で検証しましょう!
と言う事で、このVVCは撤去!
タービンアクチュエーター新品、プラグ新品、ブースト制御ソレノイドバルブ新品、フルノーマル状態で1.2Barでした!
高速でフル加速しても同じだったのでほぼ間違いないです^^v
※個体差やタービンの消耗具合、夏と冬でも変わると思いますが、一応目安程度に・・・
参考までに・・・・
ブースト0.7Bar時・・・エボってこんなもん?・・・
ブースト1.0Bar時・・・まぁ、そこそこやな・・・
標準ブースト時・・・おぅ、結構速いな・・・
ブースト1.8Bar時(設定間違えた時)・・・やべぇ、タービンから聞いた事ないようなカン高い音がするしフロントタイヤがホイルスピンしそうだしエンジンブローの匂いがプンプンする・・・汗
こんな感じでした(表現が下手ですいません)
4
ターボ車のブースト制御はほとんどの車種でアクチュエーターによる制御です。
アクチュエーターがバイパスバルブを開閉し目標のブースト圧に調整しているのです。
※だからアクチュエーターが固着するとブーストが上がり放題になったりブーストが上がらなくなる訳です。
なので、アクチュエーターに送る圧縮空気の量と逃がす量を調整すればブースト圧が変わる。
簡単な理屈なんですが、ブーストの立ち上がり、オーバーシュート、ブーストのタレなど細かい制御が必要です。
エボやインプは、中低速のトルクを上げる為わざとオーバーシュートさせその後じわじわとブーストがタレる制御みたいです。
でもATとマニュアル車では味付けが違うみたい。
ブーストアップなんて簡単に出来ちゃうんですが、純正ECUで対応できるのは純正ブースト圧に対し+10%程度・・・・らしい・・・
それ以上上げても純正ECUが点火時期遅らせたりブーストカット入ったりして思ったように速くならないです。
本気でブーストアップしたい人は吸排気系、EVC、燃料ポンプ、ECUまでいじらないと危険です^^:
EVC(ブーコンってやつ)付けてブースト制御すると細かいセッティングやブーストの安定に有利だけど・・・
中古でも高いしねぇ・・・^^:
お金に余裕のある方は付けてもいいと思います(個人の意見です)
当方はブーストアップにあまり興味がないし飽きやすいのでノーマルのままで行きます・・・たぶん^^:
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