昨日に続き、エリーゼのフロントタイヤ慣らしの為、朝から奈良の山路へ
今日は、般若寺から、R369で途中新しい道が出来ているので、突入少し素晴らしいワインデイングでしたが、すぐに住宅団地の中に、、、、残念、引き返す
R369は一般車が多いので、前回神戸の黄色S3エリーゼさんに教えてもらった、33号へ、確かこのままいけば、秘密の蕎麦屋へと、47号に移り再びR369にしばらく行ったところで、左脇道から携帯片手のドライバーが飛び出してくる。
フルブレーキング、、、、まあ大事には至りませんが、一般道は飛び出しと対向車それと意外と気にせずフルスロットルするトンネル、、、まあエンジンの快音を聴きたいのは解るが、たまに、自転車が走っていりことがありますね。 注意 注意 です。
グルグルして月ヶ瀬茶屋に着艦
懐かしい、カローラ・レビンの団体さん
1972年頃だそうで、みなさんきれいにレストアしていますねというと、細かいところは見ないで、、、と
エンジン御開帳で、それぞれこだわりのいじり倒しですね。
しばし、変態トークでした。
昼過ぎにいつものハーブクラブ別館に、
いるいるエリーゼたち
今日は残念ながら、3時からのフェスですので、ここで、お先に、、、
途中白のエキシージV6さんとすれ違う、、、、、お好きですね、、、、、
さて、自宅に戻り、電車でフェスに
今年前半の最高のイベントでしょうか、今日はこれ、、、
6.28
ハンガリー国立歌劇場 モーツァルト「フィガロの結婚」
開演/15:00
出演/アンドレア・ロスト(伯爵夫人) ほか
やはりオペラは客層が違う様で、自然と期待が高まる。
席はBOX席、下手上段センターから4席目、オペラを聴くにはいい席である。
オペラはご存じ、ポップコンサートと違いPA無しで、声が生で飛んでくる
いくら、フェスといえども、一階後方とか、2階3階席は、歌手にとって、少しつらい
ある有名なオーディオ評論家曰く「海外で歌手の声が小さいと平気で、声が小さいぞ、聞こえないと言われるらしい、ヨーロッパ辺りではオーデイエンスの評価はかなり厳しいようである。
その点、日本人は優しいですね。
有名な序曲が始まるなり、オケの音が力強い
この時点で、5月30日に聞いた、野田秀樹演出の「フィガロの結婚」と比較するのは、やめようと素直に思った。
今回のご一行、日本公演で、「セビリアの理髪師」と「フィガロの結婚」が演目で、唯一東京公演のみ、連日で、両演目が観れる。
やはり、東京はキャパがあるので、いいですね。
さて、序曲に続き、伯爵が登場、やはり迫力のあるテノール、フェスの舞台が、彼の歌声に震えていました。
オペラといえば、敷居が高いかと思われますが、ほとんどのストーリーが男女の愛憎劇、そう、男と女の永遠のテーマがほとんどです。
とりわけ「フィガロの結婚」は伯爵と倦怠期の婦人、召使のフィガロ、フィガロの婚約者のスザンヌの4人の愛憎劇を、モーツアルト特有センスで貴族を笑い飛ばす、庶民感覚の喜劇です。
当時、貴族は初夜権(召使の初夜に、夫より先に花嫁とXXXX出来るというとんでもない権限)があった。
以前から、スザンヌに恋心を抱いていた、浮気性の伯爵は、あえて初夜権を破棄して、なんとか、正面からスザンヌをモノにしようとする。
第一幕はその権限を破棄した、伯爵を賛美して幕に
第二幕
各役者がそろい踏み、とりわけ伯爵夫人役のアンドレア・ロストは素晴らしいですね。
最後の方二重奏から始まり、最後七重奏に至るところは、音楽的に最高のカタルシス、これはシンフォニーに四敵する、モーツアルトワールド全開である。
「ブラビー」で第二幕終了
20分の休憩、ホワイエでシャンパンをひっかける。
フェスのシャンパンは旨いです。いらした方は、是非どうぞ
旧フェスになかった、ホワイエからのこの景色は大好きですね。
さて、第三幕
ウロウロとなにが起きているかわからない、伯爵、一種の裸の王様ですかね。
女中頭が借金のかたに、フィガロに結婚を迫るが、ひょんなことに、自身の生き別れの息子だと判るシーンの構成が素晴らしい、野田秀樹演出の時は、、、、、あいけない比較するのはやめ
両親がわかった、フィガロ、それに感激したフィアンセ、スザンヌが歌うアリア、当然オリジナルにない「おとうさま」「おかあさま」のアリアのセリフ、これは、場内やんやの喝采、私も「バラバー」でした。
その後の有名な伯爵夫人とサザンヌとの二重奏は今日一の素晴らしい感動でした。
最終幕
伯爵夫人とスザンヌが入れ替わり、浮気症の伯爵を懲らしめる。
喜劇ゆえ、場内の雰囲気は穏やかであり、モーツアルト特有の優しいメロディーラインがリラックスできる。
そして、最後の合唱で盛り上がる
最後の一秒で両ソプラニストが渾身の発声、そうかきょうは幕日、明日はないので、渾身の一秒でした。
これには、全身鳥肌、この一秒だけで、今日ここにいる値打ちがあります。
カーテンコールで「ブラビー」「バラバー」「バラボー」の嵐でした。
やはりここんとこ、実力をました国内のオペラ陣とは、比べることは出来ませんね。
感動、感動でした。値打ちがある。素晴らしい。
今日のチケットはディナー付
フェスタワー最上階フレンチ「ひらまつ」でのディナーです。
7時前ですので、景色はこんなの、前回と違い、メインダイニングルームでのディナーのスタート。
まずは、食前酒
桃のジュースのシャンパン割り
これは、前回の苺より、かなり旨い
付け合わせのこのチーズの一口がいいですね。
さて、三種のアミューズ、なんとフォアグラとティラミス こんな味のハーモニーは初めてですね。この一品で、今日は期待できる。
白いのは、マグロとシソをメレンゲで包んである、奥には、キャロットのマカロン
スパークリングワインもいいですね、トスカーナです。
続いてオマールエビのリゾット
こんなリゾットは初めて、複雑な味が、インパクト有
このお水、有名なシェフの間で、舌をリセットしてくれると評判である。
確かに、微炭酸の硬質であり、一口飲むと、口の中がすがすがしくなり、次の料理が楽しみになる、後で変わったことだが、1リットル瓶で2500円也でした。
続いて、フォアグラ ヒラマツご自慢のキャベツ包みではなく、エッグベネディクトとのコラボです。
さすがに、これは旨い、あえて言うと、こんなにあっさりしたフォアグラは初めてである。
これには、ボルド2004年の香り高い白ワインが良く合いますね。
魚は金目鯛、ヒラマツ得意のシャンパンベースの酸味の強いソース
以外に完熟トマトのピュアレが絶妙、今日一のソースでした。
肉はご当地河内の鴨 炭焼きで臭味を抜く、塩の加減が、絶妙です。
前回のフィレ肉よりはるかに、旨い
ボルドの2006年秘蔵の赤ワイン、渋みがいいですね。
このお水も微炭酸の硬質、先ほどの水と違いキレが薄り、まあ値段は普通でした。
いつの間にか、夜は更け夜景がきれいですね。
別腹スイーツは濃厚プリンとあつさりのジェラード、回りのジュレの酸味が旨い
ハーブ・テーにはこの付け合わせ
レモンのジェリーが旨い、いままで食べたジェリーで一番でした。
素晴らしい、本場オペラに本格的フレンチ
今日は、大変幸せなる一日でした。
満足、満足 です。