ミリ波レーダーセンサー調整
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
通勤中におさるさん🐒らしき物体が5m手前の茂みから飛び出してきて、バンパー下に潜り込んだご様子。
被害としてはバンパーが少しずれたのとフォグランプが傾いた程度だったが、しばらく走ると写真のような表示が。
この状態では、クルコンや自動ブレーキが作動せず、さらにはインフォメーションディスプレイがこれに占領されて何も表示できず。。。
ディーラーの診断機で見てもらったところ、どうもミリ波レーダーがぶつかった衝撃でずれたらしいとのこと。
翌日にちょっとした遠出予定だったので、クルコン使えないのは厳しいと思い修理を頼もうと思うも、時刻は盆休み直前の夕刻。
今修理に出すと帰ってくるのは確実に盆明けということで、ズレてるだけならちょこっといじれば戻る可能性もあるんじゃないかと思い、自分で調整してみようとなった次第。
もし失敗しても走行に支障が出ることはなさそうだしね。
2
とりあえずはバンパーを外すところから。
ボンネット下は全面アンダーパネルで覆われているものの、普通の車と外し方はほぼ変わらず。
写真で下側にある銀色の長方形がインタークーラーで、その前にちょこっと付いている黒いボックスがミリ波レーダーのセンサーになる。
3
寄った図。
センサーボックスは3箇所で固定されており、写真で見えるボックス左上のネジとその対角にある右下のネジ(写真では隠れて見えない)、写真では分かりにくいが右上の黒いクリップのようなもので止まっている。
おそらく調整は左上と右下のネジを回して行うが、専用の工具が必要っぽくこちらは断念。右上のクリップが少し外れて斜めっていたので、これを戻し、なるべく進行方向に対して垂直になるように調整した。
何回か調整を試みるものの、その場ではエラー表示は消えず。
走ってれば正常に戻ることに望みをかけて、とりあえず調整は終了。
4
ところでフォグライトの方はこんな感じ。ネジ止めの部分が全て折れてしまっている。
これはどうしようもないので、とりあえずアルミテープで止めて仮固定。
大きく光軸がずれているわけでもないので、そのうち戻そうかなと思う。
バンパー外したついでに、バンパー裏にアルミテープチューニングを施してみる。
写真を撮り忘れたが、空気の流れに対して水平に、バンパーの両サイドに貼る。
トヨタの一部車種では標準で設定しているらしく、曰く「アルミテープを貼ることで帯電している静電気を放電して走行抵抗を減らし、操縦性が安定する」らしい。
ホントかよ、とは思うが、材料にしてアルミテープ1m、時間にして2分なのでとりあえずは貼ってみる。
効果が実感できたら、感想でも追記しようと思う。
5
結果としてその場でエラーは解消されなかったが、その後120kmほど走って駐車して、再度エンジンを掛けると、何事もなかったかのようにエラー表示が消えていた。
クルコンやプリクラッシュアラームも問題なく動作していたため、走行中に上手いこと戻ったのだろうと考えられる。
便利なクルコン・自動ブレーキではあるが、ちょっとしたことで使用不能になるどころか他の機能にも影響が出ることを考えると、もう少しエラーリカバリーの方法を考えてもらいたいなと思う。
あと、山道では対向車だけでなく動物にも気を付けましょう(おさるさんらしきモノごめんなさい)
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