
ぶちょー: やあやあやあ!我こそは、那須氏が家来**忠左衛門が末孫にして、ロクノニの
雑用係総務ぶちょー也。 ちよノ介。 いざ尋常に勝負!
ちよ: 来おったな、ぶちょー(笑) 板バネランクルごときがK山で我がY60に挑むなど
片腹痛いわ。 貴様など上州サファリ乗り筆頭のワシが出るまでもない。
ナガイ主水ノ尚、出ませい!
(フィクションです)
さてさて、わが四駆人生で話が出るたびに何かあって縁遠かったK山巡航
やっと行く事が出来ました。
尿酸値の薬が切れたため、病院にかねばならなかったので(切実)土曜は不参加
日曜朝5時半起きでいいものを5時に目が覚めいそいそと出発。
集合後、宿営地で皆さんに挨拶して(夜8時ごろまで走って朝5時まで飲んでたらしい)
newazaさんの先導で現地へ。 ちよサフさん今日は見学だとぉ???
まあ昨夜の奮闘(追って本人からupされるかな)からしたらしゃあないか。
道じゃないですね、沢だこりゃ。
ジムニーの向こう側、アルミ板が立てかけてあるのが・・壁のような段差。
おっつけ登場の野営組、たろーさんが沢登りアタック・・パワステが逝った。
2番手・・私。 多分もう綺麗な車体ではいられないと思い記念撮影して挑みます。
(ここからしばらく写真なし)
流石MT2、ほぼイメージ通りのラインをトレースします・・が、235/85では
外径不足か
ガツン!
ゴキン!
ギリッ!
香ばしい音があっちこっちから響きます。
周りからは
『まだまだぁ! ガードが当ってるだけだぁ!』 スレッガー中尉か(笑)
newazaさん柔術の試合じゃないんだから!
何とか段差まではたどり着きました、板バネ車という事で石積み・グレーチング使用
OKのハンデをもらい前輪が・・・上がったぁ・・・で、停まったぁぁ・・。
石積み直し・再トライを繰り返すも上がらず。 というと奥の手ウインチ登場となります。
今日も頼むぜトップレンジャー
ギュルルル~、・・・“バチン”
・・・ワイヤー断裂。
トップレンジャー K山に散る。
デフロックを使っての前進不可、ウインチ使用不能・・総務ぶちょー絶体絶命か?
いや、まだ手はある。
“こんな事も、あろうかと!”
チルホールを積んできました。
もっとも、セットするのも・引くのももうお願いするよりほかない状態
だってドアが開かない(泣)
窓から身乗り出してチルのセットと使用法説明しましたよ。
さあ、セット終了。 横引き気味に引いてリアのピポット部にハマり込んでる部分
をずらして脱出する手筈、総指揮:ちよちゃん、チル引き:newazaさんのコンビ
彼の上腕二頭筋と後背筋は9000ポンドウインチのモーターに匹敵します。
安全荷重は1トンちょいなのでこちらからも駆動掛けてサポートして・・
上手く横ずれした・・、後輪上がったぁぁぁ(歓喜)
ちよちゃん、newazaさん、石積み・ワイヤーがけしてくれたちょーっぷさん他の皆さん
有難うございました。
いやー、チルのシェアピン飛ばなくてよかったわ~。
緊張しっぱなしで車降りたらフラフラ。
お次のナガイさん、難無く段差まで取り付き、前輪まで登りましたが自分が掘った
跡にハマりストップ、しかしセットしたままにしておいたチルのチョイ引きでクリア。
今日はナガイさんに完敗だね。
塩アメ舐めながら、後から来た、紳士の国の防御者百十という車両がアタックするの
見てしばし休憩、下界では大層な暑さでもここは木陰に居れば大変快適。
何と、この時期川だの沢だのに行くと絶対と言っていいほど悩まされるアブ・ブヨが
ほとんどいない、ヤンマ系のトンボがぶんぶん飛んでるから、片っ端から食われたかな。
あれが居ると仕切り前の相撲取りみたいに手足や顔をパンパン叩かなきゃならなくて
非常にイライラします。
さて、今度はナガイさん先行で再スタート、newazaさんteraさん他の方々は
後続アタック隊が続々来ているので今日はお休みするとの事。
第2ポイント、ロクノニはウソツキラインレクチャーやウソツキ誘導がアタリマエー
なので油断も隙もありませんが、今日はナガイさんのラインと特小誘導で問題なくクリア。
ジムニーもヒューム管越え、奥様の厳しい監視付き(笑)
この頃になると、気持ちに余裕が出て写真も多くなってきます。
第3ポイント、大岩登り。
昼食後合流してダベリング。
V字ポイントがあるとの事で県道64号側の林道を行きます、こちらは勾配はあるものの
道的には充分穏やか、晴天の午後4時ごろだというのにこの暗さ、山深いんです。
ここもアタックポイントらしい、次は特攻機の30で来た方が楽しめそうですね。
結局V字にはチェーンが掛ってて行けませんでしたが、これは山神のお告げと受け取り下山。
コンビニで点検・給水適時行いまたしばし談笑。
我がマシン、下周りに致命的損傷なし!遠目には無傷(爆) 帰還可能!
お世話になったマシン達、また遊んで下さい。
損傷は有りましたが、我が四駆人生でまた一つの有意義な1ページとなりました。
今、思います。
・・四駆道には、人生で大切なすべての事がつまっているんだよ。
では。