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2021年11月29日 イイね!

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行7回目② Y1

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行7回目② Y1走行記録メモ

TC2000 Y1 13:00~13:20


18.5℃/32%
路面温度:23℃
走行前、メーター読み外気温 18℃

車両スペック(前回走行と基本的に同じ)
タイヤ:AD08R(5年寝かした中古・左右逆履き)
サイズ:FR・165/55R15
    :RR・195/45R16
サス :TEIN FLEX Z/Fr:4kg RR:5kg/EDFC;ALL16
ブレーキ:STD
パッド:FR/700C RR/Light-SP
EXH:STD
タービン:STD
ECU:SEEKER OPDM
Oil:純正/315km
アライメント:Bパド、水平レベル:ベース=0°、各ベース間=0.5°以下レベル
       タイヤは純正ホイール+AD08で測定(1G 内圧170/180)
       アライメント自体は、前回のセットダウン時から弄ってない
タイヤの下にウエスを入れて測定
トー/ Fr:LRトータル-1.0mm
          RrL:+0.5→+1.75mm/RrR:+0.75mm
キャンバー:キャンバーゲージホイール直当て
    FrL:-1.0°/FrR:-1.0°強
    RrL:-2.5°/RrR:-2.0°
車高:ホール下~ライン(精度ちょっと低い)
   FrL:32mm/FrR:27mm
         RrL:29.5mm/RrR:27.5
タイヤ内圧(冷間)
 FrL:140/FrR:145
 RrL:150/RrR:155
走行後内圧
 FrL:180/FrR:180
 RrL:185/RrR:190→185にAdj


排熱システム:OFFスタート、L3のストレートでON/L6:st OFF/L9:st ON
冷却システム:ダブルファン仕様/
                    OFFスタート、L6のストレートでON

水冷オイルクーラー:ラジェーターOUTから分岐して、ヒーター回路に接続
排熱シュラウド:Ver 1.2装着

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alt



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比較タイムは、11/13 Y1の排熱シュラウド無し(メーター17℃)

Bパドックにて、アライメントベースに足を取り付けて、しっかりと各ベースの水平だしを行った。
各アライメントベース間の水平レベルは、パイプ長が2mの為、アルミプレートをずらして測定している為、若干誤差有り。

左リヤタイヤのアライメントを、測定後に修正。
右リヤも、恐らく以前と比べると狂っていると思われるが、両方変更すると、違いが判り難いと思うので、今回は左リヤのみ調整。

殆どアジャスターをずらして元の位置に戻す際に、ちょっと戻し量が少ないレベルで、マーキング線が半分ずれる程度の差。
これくらいなら、スピンでもずれると納得のレベル。

実際の走行フィーリングは、予想以上に変化した。
恐らく、アライメントを変更しないで走り込んでいたせいも大きいと思うが、0.5mm→1.75mmの、たった0.75㎜の差は、1コーナーで確実に感じられた。

といっても、大きな差では無く、1コーナー進入で、ブレーキを残してステアを切った際に、流れるリヤの量が減ったというより、リヤが流れた際の修正舵を入れた時(カウンターになるレベルでは無く、切っている量を少し戻す程度)に、リヤのスライド量が減りやすい=コントロールしやすいレベルで、グリップさせて走る領域では差を感じない。

最終コーナーも、ステアを入れてからブレーキを掛ける際に、リヤが出にくい感じ。
(ただし、ここは前回の時にRRが出やすかったのが、少し出にくい感じになったレベル)

ちょっとした路面コンディションの違いでも、この差は出る気はするので、コース1000を走れば、はっきりする気がする。

走行中のFR内圧が高かった為、ブレーキングでFRタイヤのブレークが早く、ブレーキを残してステアを入れるとアンダーが出やすく、DLコーナーも曲げ難かった。

今考えると、1コーナーの違いは、FRタイヤ内圧の違いの様な気もするが、左コーナーは以前と明確な差を感じなかった(滑らせてコーナーに進入していないせいも有る)。

今度は、右リヤのアライメントも左に合わせてみて、違いが有るかを確認しようと思う。


吸気温度に関しては、今回、排熱シュラウドVer1.2として抜けを良くした。
その為、前回のY1と比較すると、メーター読み外気温が11/13 Y1が17℃、今回が18℃と一度気温が高かったので、若干の誤差を考えると、ほぼ同程度の吸気温度だと思われる。

ピークの吸気温度はシュラウド無しの方が高く、温度の上下動が激しいが、シュラウドが有ると、吸気温度が下がる条件(スロットルOFF時)で、吸気温度が下降し難いと思われるデータが取れた。

恐らく、まだインタークーラーの抜けはシュラウドVer1.2でも、シュラウド無しより悪い為に、純粋なICの冷却効率はシュラウド無しの方が高い為に、吸気温度の下降が早いが、負荷が高いとICの排熱が影響して、吸気温度が上がる。
それに対して、シュラウドが付くと、ICの排熱がエンジンルームに溜まり難い為に、吸気温度への影響が少ない代わりに、ICの抜けが悪いので、冷却効率が悪く、吸気温度が下がり難い為に、トータルで周回を重ねると、吸気温度が高くなる(平均吸気温度も高くなる)のでは無いかと思われる。


11/13 Y1との比較動画
左が今回(グラフは色が濃い方で、吸気温度は黄色の線)、右は11/13Y1。

ほぼ同条件(気温差17℃ vs 18℃、平均スロットル開度同じ、ほぼ同タイム)での比較。
平均的には、シュラウド無しの方が吸気温度が低いが、シュラウド無しの方は、走行中ほどの8ラップ目なのに対し、今回は、走行終盤の14ラップの為に、それまでに蓄積されたEngルーム温度は今回の方が高いのではと思われる。
(動画のスタートは吸気温度差が4℃あるが、フィニッシュは差が0℃)


Y1 ALL



Posted at 2021/11/29 00:09:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2021年11月18日 イイね!

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行7回目①

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行7回目①昨日、S660にて、筑波サーキットのコース2000で、テスト走行を行いました。

今回のテスト項目は、排熱シュラウドに変更を加えたVer1.2のテストと、前回の走行で気になった左リヤのアライメント修正の確認及び、リヤのみワイドトレッド化です。

あと、前回テスト後のみん友さんとのやり取りで気になった、RRバンパーの排熱加工が、実際に効果が有るのかを確認しました。


排熱シュラウドに関しては、前回のテストで、シュラウドの空気の抜けの悪さが、インタークーラーの冷却効率を下げていることがはっきりしたので、シュラウドの形状を変更した為(Ver1.2)、これで吸気温度や、Engルーム温度や温度分布が都の様に変化するかするかをチェックしました。


排熱シュラウドVer1.2
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フィン無しの写真ですが、こんな感じで、シュラウド前側に穴を開けて、若干後方へ向けてアルミテープ(←暫定仕様です)でスロープを付けました。
風を送った感じは、一応後方へ流れていました。


今回は走行のインターバルが短いので、シュラウドを取り外してのチェックは出来ませんでしたが、その分、気象条件や、測定条件(走りのペース)によって、どの様に吸気温度が変化するかが確認出来ました。

結果は、Ver1.2では、排熱シュラウド無しと、ほぼ同様の吸気温度では無いかと推測できる結果となりましたが、シュラウド付きの方が、吸気温度が低いと思えるデータも取れませんでした。

今回のテストではっきりした事は、測定条件の影響が予想以上に大きい事です。

気象条件は、Y1と、Y2で殆ど違いが有りませんでいたが、吸気温度は大きく異なりました。
また、Y2で、久し振りに、最初の数周以降で、ずっと排熱&吸気システムをONで走った(最近は、走行中に色々とON/OFFのパターンをテストしていた)為、如何にペースの影響が、吸気温度に影響を与えているかが良く判りました。
(1周のスロットル開度平均をみると、吸気温度の平均が同様に上下していることが良く判りました)

ですので、前回のシュラウド無しの時は、久し振りのTC2000+午前中の比較的低外気温で、吸気温度的にはかなり低く出る条件だったと思われます。

そんな訳で、比較が非常に難しかったのですが、シュラウド無しと、有り(Ver1.2)との比較は、ほぼ同じ吸気温度だと判断しました。

異なるのは、シュラウド無しの吸気温度が激しく上下する事に対し、シュラウド付き(ver1.2)は、早めに吸気温度が上がるが、ある一定以上には中々ならない事でした。

詳しくはパーツレビュにてアップ予定ですが、今後はインタークーラーへの給気量を増やす予定なので、シュラウドが付いても吸気温度が上がらなければ、とりあえず最低限の目標はクリアです(ICの給気量が増える=エンジンルーム温度が上がる=吸気温度が上がる?為)。


また、アライメントが狂っていると思われる左リヤのアライメント修正は、予想以上に変化が有りました。

正直、1mm程度のトー値の違いなど、感じ取れる自信が無かったのですが、明らかにリヤが流れた後の収まりが良かったです。(ブレーキングでスピンし難い)

また、今回アライメントを修正する際に、よりシビアにアライメント測定を行う為に、今まで若干適当な部分の有った、水平だしを、結構正確に行いました。

今までは、アライメントベース自体の水平だしは省略していたのですが、やはり、しっかりと、各ベースの水平出しを行うと、今までは、車体センターに対して、左リヤが5mm位外に出ていたのが、殆ど左右同じ寸法になりました。

やはり、各タイヤの接地面も水平で無いと、しっかりとアライメントを取る事が難しい様です。

ワイドトレッド(片方4mmスペーサー)は、RRのスタビリティが上がり、1コーナー進入でRRが出にくくなったと思います。
混雑してたので、スピンした場合のリスクが高いので、そんなに攻めなかったので、正確な判断では有りませんが。


また、RRバンパーの排熱加工部は、予想以上に空気が排出されている(流速が高い)と思われるデータが取れましたが、次回は、排出される温度も併せてもう一度、測定してみようかと思ってます。

という訳で、次回に向けては、色々と大き改修が必要かも知れません。

また、今回は、他に4台位?S660が走っていまして、1度だけ白いS660の方と絡みました。
他の車両が結構カオス状態で、あっという間に離されてしまいましたが、ストレートが自分より速かった感じなので、タービンを変えているのか話を伺いたかったのですが、時間が無くて、お話出来なかったのが残念でした。

みなさん、お疲れ様でした。


そろそろ皆さん、シーズンインでしょうか?


白いS660さんとの離れたデッドヒート・・・?


かなり混雑した走行で、安定したペースでは走れませんでした。
オイルを1周以上振りまいた車両がいたのでチェッカー前に皆さんもピットインでした。

自分も他人に迷惑を掛けない様に気を付けようと思いました・・・。



Posted at 2021/11/18 23:19:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2021年11月16日 イイね!

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行6回目④ Y3

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行6回目④ Y3走行記録メモ

TC2000 Y2 14:35~14:55


18.3℃/25%
路面温度28℃
走行前、メーター読み外気温 19℃
走行後、メーター読み外気温 20℃

車両スペック(前回走行と基本的に同じ)
タイヤ:AD08R(5年寝かした中古・左右逆履き)
サイズ:FR・165/55R15
    :RR・195/45R16
サス :TEIN FLEX Z/Fr:4kg RR:5kg/EDFC;ALL16
ブレーキ:STD
パッド:FR/700C RR/Light-SP
EXH:STD
タービン:STD
ECU:SEEKER OPDM

Oil:純正/352km

タイヤ内圧
Y2走行後内圧keep
(FrL:174/FrR:175)
(RrL:184/RrR:182.5)

GAS +8ℓ

排熱シュラウドにフィンを装着

排熱システム:OFFスタート、6Lap目のホームストレートでON
冷却システム:ダブルファン仕様/
       OFFスタート、3Lap目のバックストレートでON
              6Lap目のホームストレートでOFF
              8Lap目のホームストレートでON

EDFC:7Lap目のバックストレートで、16→5へと変更

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吸気温度は、Y2と比較して1~2℃程度下降。
外気温はほぼY2と同じなので、恐らくフィンの効果で、ICの抜けが良くなったと思われる。

しかし、エアボックス内温度は1℃程度上昇し、Engルームの前方の温度も1~2℃上昇。
ICの排熱量が上がり、排出風量も上がった?為に、トランクフード内面に沿って後方から前方に熱気が流れる様になったと推察。

ICカバー上部温度は5℃程上がった割に、Engルームの上部後方の温度は1℃程度の上昇幅だったが、この原因が今一つ不明だった為に、11/17TC2000走行後に再度各部をチェック。
すると、排熱シュラウドの左側の隙間(ICを取り付ける為に必要なクリアランス)から、結構な勢いで空気が上方に抜けていた。

この為に、排熱シュラウド後方に抜ける熱気よりも、左側面から上方に熱気が上がり、それが前方に押し出される事でエアボックス内部温度も上昇し、結果的に吸気温度が上昇してしまうのでは無いかと思われる。

したがって、排熱シュラウドにフィンを取り付けた事に関しては、ICの熱交換効率は上がるが(抜けが良くなる為)、シュラウドを付けた際のEngルーム内部温度に関しては上昇する傾向と、その原因が分かった。

現状では、フィンを取り付けた事で、IC効率UP>Engルーム温度上昇、となり、トータルでは吸気温度が下がっているが、まだ排熱シュラウドが無い方が吸気温度が低いと思われるので、まだシュラウドの空気の抜けを良くする必要がある。


走りの方は、走行中に減衰UPをトライ。
こういう時は、ピットインせずに減衰コントロール出来るEDFCは便利。

ブレーキング時のノーズダイブスピードが若干下がったというか、ふんばる感じが出たので、踏力をガンと上げやすい感じにはなったが、ラップタイム向上に効果が有ったかといえば微妙。
恐らく、ノーズダイブに関しては、FRのプリロードか、SPGレートを上げる方向だと思われる。

1コーナーに関しては、走り方を修正しようとしたが、やはり上手く走れない。
以前のイメージで速くエントリーするとRRのスライドが止まり難く、コントロールが難しい。
その為、スピンモードか、失速のどちらかといった感じになってしまう。

直線的にブレーキ+ブレーキ残しを弱めにしてみたが、上手くいかない。

また、ブレーキング時に、ハンドルで上体を支えている傾向が強かった事に気付いて、シートベルトに体を預ける感じにしたら、FRのグリップをより正確に感じ取れる様になり、ブレーキを残しながらのステア操作が正確になった(ブレーキの抜き方が良くなった)。

正直、ハードブレーキング~ステア入れに関しては、9割くらいの攻め具合の方が、安定してタイムが出るので、攻める周と、少し引き気味でライン取り重視にする周を分けて走ると良いかも。

また、クリアラップが取り難く、特に最終コーナーは殆ど全力で走れなかった。

セットダウンアライメントは、ほぼセットアップアライメントと同様だった為、ほぼ間違いなく左リヤのトー値が狂っていると思われるので、次回はアライメントを修正して走行してみる予定。

直線のブレーキングに関しては、やはりRRタイヤは余裕があるのに、FRはABSの介入が有る感じで、前後のブレーキバランスが悪い感じ。
今回、TC1000の時よりもABSの介入量は少ないが、やはりABSが作動すると、若干制動距離が延びる感じで、ABSの介入が入るギリギリでタイヤが鳴っている時が一番止まっている。
その時に、RRは全然余裕が有るので、ブレーキング開始と同時にシフトダウンでエンブレを多用しているが、まだRRタイヤのグリップに余裕がある。

したがって、もう少しFRタイヤを使えるセッティングにするか、ブレーキバランスを何らかの方法で変更した方が、制動距離や、ステア入れ時のキャパシティは上がりそうなイメージ。

ただ、ブレーキング自体はもっと詰められそうなので、もう少し今のままで練習した方が良いと思われる。


Posted at 2021/11/20 23:46:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2021年11月16日 イイね!

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行6回目③ Y2

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行6回目③ Y2走行記録メモ

TC2000 Y2 12:45~13:05


16.6℃/34%
路面温度28℃
走行前、メーター読み外気温 17℃
走行後、メーター読み外気温 19℃

車両スペック(前回走行と基本的に同じ)
タイヤ:AD08R(5年寝かした中古・左右逆履き)
サイズ:FR・165/55R15
    :RR・195/45R16
サス :TEIN FLEX Z/Fr:4kg RR:5kg/EDFC;ALL16
ブレーキ:STD
パッド:FR/700C RR/Light-SP
EXH:STD
タービン:STD
ECU:SEEKER OPDM

Oil:純正/315km

タイヤ内圧
Y1走行後内圧
FR keep(FrL:175/FrR:174)
RrL:190→180/RrR:185→180

GAS +8ℓ

排熱シュラウド(フィン無し)を装着

排熱システム:OFFスタート、7Lap目のストレートでON
冷却システム:ダブルファン仕様/
       OFFスタート、5Lap目のホームストレートでON
              7Lap目のバックストレートでOFF
              9Lap目のバックストレートでON

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排熱シュラウド装着後の吸気温度は、気象条件が2~3℃上がった事に対して、4℃前後上昇。
但し、ペースが上り、油温・水温共に上昇した為、純粋な比較は難しい。

温度分布に関しては、当然の事ながら、IC下部中央の温度は下降。

前回のTC1000同様に、Engルーム前方の温度は上昇し、エアクリーナーBOX内温度も32℃程度→34℃程度に上昇(この上昇分は、外気温の上昇分の可能性有り)
ICカバー上部/Engルーム後方上部の温度も約10℃/13℃程度上昇したことから、やはりシュラウドから排出されるIC排熱は、効率よく排出されずに後方で溜まっていると思われる。
また、タービンパイプの近接温度は2℃前後下がっただけで、その前方のタービン前方温度は6℃程度上昇、IC入口上部温度は10℃程度上昇した。

これらの事と、Y1での結果を合わせて考えると、やはり、Engルーム前方に関しては、ICの排出する熱気でも、ある程度換気の手助けになっているのでは無いかと考察。(Y1のIC下部中央温度が70数℃だが、今回Y2のIC入口上部温度も70℃近辺なので、空気の流れが起これば、換気が促進される?)

排熱シュラウドの目的が、Engルームの温度上昇を抑える為だったのに、換気を妨げた(IC排熱が車外に上手く排出されなかった事が計算外)結果となったと思われる。

ただ、今後の改善点は見えてきた。



走りの方は、1コーナーがまだ全然以前のレベルで走れない(コーナー進入のブレーキ残しで、RRのスライド量を上手くコントロール出来ない)

走行後に動画をチェックして気付いたが、わざわざ難しい事をしている事に気付いた。
ブレーキを強めに残してステアを切るから簡単にRRが出てスピンをする事になっていた。

ステアを切っていく時に、ブレーキを掛けているから簡単にRRが出るので、もう少しステア操作時はブレーキを抜かないと駄目。
で、1コーナーに関しては、もう少しアウトからインに向けて振ってから直線的にブレーキを掛けた方が良い感じ。

1ヘア・2ヘア共に、もう少しイン寄せのタイミングを早める感じの方がしっかりとクリップに付きやすい感じで、正直、しっかり攻めた状態よりも、気持ち流した方がタイムが良かった感じ。


Posted at 2021/11/20 22:20:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2021年11月16日 イイね!

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行6回目② Y1

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行6回目② Y1走行記録メモ

TC2000 Y1 10:35~10:55


13℃/43%
路面温度:21℃→26.5℃
走行前、メーター読み外気温 16℃
走行後、メーター読み外気温 17℃

車両スペック(前回走行と基本的に同じ)
タイヤ:AD08R(5年寝かした中古・左右逆履き)
サイズ:FR・165/55R15
     :RR・195/45R16
サス :TEIN FLEX Z/Fr:4kg RR:5kg/EDFC;ALL16
ブレーキ:STD
パッド:FR/700C RR/Light-SP
EXH:STD
タービン:STD
ECU:SEEKER OPDM
Oil:純正/279km
アライメント:パドックにて、水平レベルは0.5°以下位のレベルで測定
       タイヤは純正ホイール+AD08で測定(0G 内圧160/170)
       アライメント自体は、前回のセットダウン時から弄ってない
タイヤの下にウエスを入れて測定
トー/ Fr:LRトータル-1.75mm
          RrL:+0.25mm/RrR:+0.75mm
キャンバー:キャンバーゲージホイール直当て
    FrL:-1.0°強/FrR:-1.0°強
    RrL:-2.5°強/RrR:-3.0°
車高:測定せず
タイヤ内圧(冷間)/8:48測定(9℃)
 FrL:130/FrR:135
 RrL:140/RrR:145
天日干し後、それなりに内圧上がってたので、ALLー5(9:50/11.6℃)


排熱システム:OFFスタート、7Lap目のストレートでON
冷却システム:ダブルファン仕様/
                     OFFスタート、Lap4目のストレートでON
                                         Lap9目のストレートでOFF
                                         Lap11目のストレートでON

水冷オイルクーラー:ラジェーターOUTから分岐して、ヒーター回路に接続
排熱シュラウド:未装着

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↑OBDデータを記録してるスマホが、GPSデータをGLOで無くスマホ本体から取っていたので区間タイムが滅茶苦茶.
OBDチャンネルのみメインのスマホデータで、概要とセクタータイムは、GLOデータ


今回、通常と異なり、①冷却システムのみ(5-6L)→②排熱&冷却システム(8L)→③排熱システムのみ(10L)→④排熱&冷却システム(12-16L)
と作動条件を入れ替えてテストを実行。

ストレートエンドでの吸気温度は、①73℃、②74℃、③89℃、④73,75,74,74,74℃
となり、両方OFFの①以前は、97℃まで上がりました。

基本、エアボックス内温度は32℃台で安定。③の排熱システム作動中に冷却システムをOFFにした際に、
 タービン前側の温度が53℃→57℃と上昇
 IC下側中央温度が73℃→83℃に上昇
 タービンパイプ入口上部近接温度53℃→49℃に下降
 ICカバー上部温度は33℃→31℃に下降
となり、吸気温度は74℃→89℃と上昇途中で再度冷却システムをONにしたので、恐らく温度関係はまだ変化途中だったと思われる。

これらの事から、やはり、排熱シュラウドが無い場合は、ICを通過した熱気がミッションケースに当たって前後に分かれて、エンジンルームの温度を上げていると思われる。
しかし、タービンパイプ入口近接センサー温度とICカバー上部の温度は下がっているので、恐らく、右側のダクトから入った外気が、エンジンヘッドカバー近辺を通り、トランクダクトと車体後方から抜けている。

つまり、Engルーム上部の熱分布として、上部中央・ヘッドカバー近辺に右サイドから入った外気が、下部前後から上って来たICの排出熱気に挟まれる形でトランクフードのスリットと、車体後方のスリットから排出されている。(この時、フロア下からの外気と混ざって温度が下がるので、タービン近辺の温度は60℃以下だが、冷却システムが作動した場合は、その温度が上昇している)

現状の自分の車両では、左サイドからの外気は、殆どEngルームには流れずICに注がれているので、こんな感じの空気の流れになっていると推察。

したがって、エアボックス入口は、常に右側ダクトから外気が導入されるので変化が無い(といっても外気温16℃位で32℃台なので、Engルーム温度の影響は受けている)
また、Engルーム上方後部の温度は、走行開始から13L位まではコンスタントに上昇を続け、その後に変化しなくなる事と、排熱システムのON、OFFに対して温度変化が見られない事や、温度が低めな事を考えると(13L以降39℃台安定)、この辺りの空気は、車体後方へそれなりに排出されているのでは無いかと思われる。

また、冷却システムOFFで、IC下部中央の温度が10℃位上がる事から、ICへの給気量を増やすと、ICの冷却能力が上がり、さらにEngルームの換気も促進される事から、排熱シュラウドを装着すると、ICの空気の抜けが悪くなり、Engルームの換気が阻害されるため、吸気温度が上がる傾向になっているのでは無いかと考察。


走りの方は、久し振りのコース2000という事もあり、少し慎重にタイヤを温めつつペースアップ。
1コーナーが全然遅く、上手く走れない。進入減速しすぎで、RRも全然流れない。

前回のTC2000の走行から時間が経った事と、TC1000で走っていた為に、多少TC2000の走りのイメージが薄れてしまい、攻め切れない感じは有った。

ただ、気温が下がり、吸気温度が下がってストレートが早くなった為にタイムが出ただけ。

全体的に、直線ブレーキングからステアを切っていった時に上手くブレーキを抜いていないので、アンダーステアになっている。
もう少し、踏力をガンと立ち上げて抜きながらステアを切る様に心掛けないと駄目。

最終は以前よりも良くなっている気がする。
一個目のクリップ近辺まで全開で行けて、その後も、それなりに横G が掛かる様になっている。
ただ、減速しすぎている傾向がある。

全体的にクリップに付けておらず、DLコーナーは、1ヘアの立ち上がりが遅いので、余裕が有る。

走行後内圧
 FrL:175/FrR:174
 RrL:190/RrR:185


Posted at 2021/11/20 10:54:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | S660 | クルマ

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「[整備] #S660 S660 電装系のアップデート番外編/ECUの純正戻し https://minkara.carview.co.jp/userid/2377114/car/2854125/8169673/note.aspx
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