トー/ Fr:LRトータル-1.0mm
RrL:+1.25mm/RrR:+1.25mm
キャンバー:キャンバーゲージホイール直当て
FrL:-1.0°/FrR:-1.0°
RrL:-2.5°/RrR:-2.0°
車高:空車1G:今回、測定無し(前回keep)
タイヤ内圧:T1keep
T2走行後内圧 FrL:175 /FrR:175
RrL:185 /RrR:182.5
排熱システム:ON
吸気システム:ダブルファン仕様/OFFスタート、11LapでON(逆作動)
水冷オイルクーラー:ラジェーターOUTから分岐して、ヒーター回路を殺してそこに接続(ON/OFFコック外して水温センサーアダプターに変更)
排熱シュラウド装着
T1後に、排熱シュラウドを装備して走行。
出来るだけ条件を揃える様に、攻めすぎない様に走行したが、部分部分ではペースが上ってるので、エンジンの負荷は大きくなってると思う。
排熱シュラウドに関しては、ある意味予想通りに、インタークーラーの空気の通りが悪くなり、吸気ファンがOFFで、ベストラップ前後で8℃位吸気温度が上がっていたが、水温が同じくらいの時は、数℃高い程度だった。
正直、どの程度上昇しているか判断が難しいが、インタークーラーの空気の抜けが悪いと、吸気温度が上がる事は、はっきりした。(まあ、当然の結果ですが・・・)
インタークーラー下部の温度は下がったが、もともと60℃位だった数値が、50℃位になったところで、160℃以上のインタークーラーIN側の温度に大きな影響が出るとは思い難い。
連続走行する事で、どの程度インタークーラーの排熱が吸気温度に影響を与えるか分からないが、水温・油温に比例して吸気温度が上がっていく事はデータから読み取れる。
ただ、今回は、セッション途中で吸気ファンを作動させた為(ちょうど水温がピークの辺り)、排熱シュラウドを装着した場合は、水温や油温が安定した際に、吸気温度が上昇していくのか、変化しないのかがチェック出来なかった。(=インタークーラーの排熱が吸気温度に影響を与えているのかが判断できない)
以前のTC2000での走行データからは、水温が安定した頃には、大体、吸気温度も安定していた。
気象条件もあるかも知れないが、数ラップすれば、水温、が安定し、油温が微増中でも、吸気温度は安定していた(基本、ENG回転や車速に比例して上下する)。
この点を判断するには、一度コース2000を走った方が分かりやすいと思う。
どうも、何が一番吸気温度に影響を与えるのか、はっきりしない。
(インタークーラーの能力(導風能力も含め)が不足しているのは間違いないが。)
ただ、排熱システムの有効性を確認する為には、今回と同様に、システム有・無のテストも再度行う必要が有る。
ってことは、どこでどうテストしよう・・・?
走りの方は、若干ペースが上り、1コーナーや、最終コーナーは奥まで突っ込む様になった。
LLコーナーは、目線が悪い事に気付いた。
ここは、余りアウトに膨らまない様に、もう少し止めて(ブレーキを強く掛ける)、FR荷重をしっかり掛けた状態でステアを切ると、一気に向きが変わるので、もう少し奥まで突っ込んだ方が良いかも。
1コーナー、最終1個目ともに、進入スピードを上げていくと、RRが簡単に流れる(今回はそんなに攻めていないので、カウンターが当たる程にはなっていないが)ので、現状のタイヤサイズと、走り方が有っていない。
今のタイヤ(サイズ?)では、この2つのコーナーはもう少し減速しないで高いスピードで送り込んで、FRタイヤをコジる様にステアを切った方が、ボトムスピードが上がって立ち上がりも速くなる感じがする。
また、普段メイン画像に使ってるスマホのカメラが作動していなかった+室内上方からのカメラも、途中で作動が止まり、映像がしっかりと残っていなかった
1本目のピットインまで。
水温・油温や、吸気温度が安定するまでが、コース2000よりも遅い。(コースに慣れていないのも大きな原因)
2本目、室内上方のカメラが止まるまでの映像。
スマホ画像が無いので、室内上方カメラのみで、デフィロガーの画面が見難い。
1本目と比べて、吸気温度が高い。(1本目ベストタイム時とほぼ同じ水温は4~5周目あたりで吸気温度が1本目より+3度位)
11周目に冷却システムのスイッチをONで、吸気温度が上昇開始。
インタークーラーIN側の吸気温度は、冷却システムのスイッチONで吸気温度が上昇しても、変化が無いように見える(せめて、あと数周データが欲しかった)
インタークーラー下部中央の温度は、T1のピットインまでに66度まで上昇を続けていたが、T2は、スイッチオン後で含めて53度位までの上昇(つまり、インタークーラー周辺の温度は、T1よりも下がっている)。
しかし、インタークーラーに風が当たらないので、吸気温度が急上昇。
つまり、インタークーラーから排熱される熱気や、インタークーラー周囲の温度は、吸気温度にあまり影響していない?
11周目に冷却システムのスイッチをONにすると、大きい方のファンが逆回転で、吸気温度が上昇して、かなり遅くなった。
(10Lapまではストレートエンドが108km位→スイッチONで104km位に変化)
映像・デフィーロガーのログ共に無い為、油温その他が確認出来ていない。
あと、走行後のセットダウンで、ようやくアライメントの測定精度が上って来た。
やはり、サスの座りが悪かったみたいで、ジャッキダウンした後の、揺すりが不足したいた感じ。
4本のサスを一個ずつ押す程度ではダメだった。
残ガスの影響も結構あって、走行前後のガス消費分(7ℓ位)=5kg位の重量差でも、若干アライメントが変化する事が分かったので、そろそろ、もう少し、水平だしの精度を上げて、コーナーウェイトも併せて測定するようにした方が良いかもしれない。
ただ、コーナーウェイトゲージにのせた状態で今の揺すり方はしたくない気が・・・?
とりあえず、トーは±0.5mm以下(大体0.5mm位の誤差で収まってた)、キャンバーは±0.25度以下の誤差に収まる様になってきたので、とりあえずセッティングやパーツ(アーム類)を変えても、ほぼ同じ状態に戻すことが出来る様になったのでは無いだろうか?
(できれば、トーも0.25mm以下位の精度にしたいが、まだ無理)
セットダウンアライメント
その1、走行後そのまま
トー/ Fr:LRトータル-1.0mm
RrL:+0.75mm/RrR:+1.25mm
キャンバー:キャンバーゲージホイール直当て
FrL:-1.0°/FrR:-1.0°
RrL:-2.25°/RrR:-2.0°強
その2、ガソリン+7ℓ後
トー/ Fr:LRトータル-0.75mm
RrL:+1.0mm/RrR:+1.25mm
キャンバー:キャンバーゲージホイール直当て
FrL:-1.0°/FrR:-1.0°
RrL:-2.25°/RrR:-2.0°
次回テスト項目としては、排熱システムのバージョンアップ?(になるか不明)と、オイルクーラーIn水路の変更を予定。
おまけ映像
白いエリーゼの方、邪魔してすみません、後ろは見てましたが、譲るタイミングが・・・。