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2022年02月19日 イイね!

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行11回目 ①

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行11回目 ①昨日、S660で筑波サーキット・コース2000にてテスト走行を行ってきました。

今回の主目的は、先日の走行でテスト出来なかった、RRタイヤに165/55R15を投入する事と、せっかく走るので、前回気になった吸気温度の高さを改善するべく、ICカバー内にフィンを取り付けて変化が出るかを確認して来ました。


タイトル画像がその仕切り板の写真ですが、以前は内側は何も無い空洞でした。

どうも、純正ICカバー改に対して、オリジナルのICカバーを使うと吸気温度が高めになる傾向が有ったのですが、今までの考察として、
①2本ある導風口の内、φ75の方の風量が不足している?
②上記φ75のファンの吸入口の位置の関係で、供給する空気の温度が高い?
等が怪しいと思っていました。

②に関しては、前回の走行から、右フェンダー下の純正エアインレットからダクトをRRフェンダー後方まで伸ばして、出来るだけ外気を、RR側ファン(φ75ダクトのファン)に供給するモデファイを行い、若干効果は有りましたが、これに関しては、純正ICカバー改ダブルファン仕様に関しても効果が見込めるので、根本の問題では有りません。

一番怪しんでいた、①の風速不足(ダクトの取り回しが長く無理があるので)ですが、ダクト出口の風速を測定した所、φ75のダクトの場所によって大きく風速が異なりましたが、概ね、最初の取り廻し(左サイドダクトから、φ75の小型ファンを使って外気をダイレクトに供給していた)と同じ風速が供給されていました。(この場合は、外気を直接ICに当てていたので、当然効率が良いのですが)

したがって、ICカバーに供給されている風量は、純正改ダブルファンと比較して、大差ない事が分かりました。

という事は、後考えられるのは、カバー形状の違いしかない。

純正改ダブルファン仕様は、ICカバー内に合計3本の整流フィンが存在していましたが、オリジナルカバーは何も有りませんでした。

一応、2つのダクトに供給される風量が同じ場合は、均一に風がICに当たる様に確認して形状を作ったのですが、その時はもっと低い風速(風量)で確認していたので、いまの比較的高い風量で確認していませんでした。

それで、今回そのチェックを行った所、かなりICへの風の当たり方に偏りが有り、一か所に風が集中して、逆に殆ど当たっていない所が有る事が分かり、これが原因で冷却効率が悪化しているのではと思い、ICカバー内部にフィンを取り付けて、風が上手くICに当たる様にしました。

完全に均一な当たり方では無いのですが、一番温度が高そうな場所に多めに風を当てて、フィンを付ける前は殆ど風が当たっていなかった所にも風が当たる様にしました。

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タイトル画像の状態と、この画像です。(写真では非常に判り難くてすみません)

二つのダクトを大きく仕切った上で(完全に分離はしていない)、φ100の方は、手前に風が当たる様にラジアル方向に、約90度曲げたフィンを取り付けました。

で、長いウンチクの末の結果は、前回とほぼ同様な気象条件(メータ読み外気温がほぼ同じ)で約2度吸気温度が下がりました。

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画像下部のグラフで、緑が今回のメーター外気温、黄色が前回の気温(表示では12℃)
紫の明るい方が今回の吸気温度、暗い方が前回(表示では70℃と72℃)
水色は同様にGPS車速
共にベストラップ比較です。

したがって、今回のフィン形状がベストとは思いませんが、ダクト位置や形状と、ICカバーの形状や内部構造が非常に重要な事が、良く判りました。

以前、トランクフートの隙間から、ICダクト(通常のロールバーガーガーニッシュからICにφ100のファンを介して風邪を送るダクト)に風を取り込んだ時も、ダクト開口面積がトータルで増えるので、風量が増すと思ったら、乱流になって逆に吸気温度が上がった時が有りました。
その時同様に、空気の流れは、非常に難しいと反省する結果となりました。


長くなったので、RRタイヤ165に関しては後日に詳細はブログをアップ予定ですが、結果からいうと、純正サイズに対して一発で良いとななりません(当然ですね)が、思ったより悪くないという結果になりました。

今回、機器のトラブル?から、ちゃんとデータを取れなかったのですが、セクター3に関して、まだ様子を見ながら走っている割に、それ程悪くないフィーリング&タイムでした。
純正195/45R16では、12秒953が、FRタイヤサイズ165/55R15では13秒169となり、このタイムはまだ様子を見ながら走っているので、195の時よりもまだタイムを詰める余地が有ります。

ロガーデータもまだ細かくチェック出来ていませんが、おおよそ狙い通りの、ロールを抑える方向になっていたと思います。(というか、4輪ともにストロークが増えている?)

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ただ、走行フィーリングは結構異なり、RRの滑り出しは当然早いのですが、恐らく内輪が仕事をしているせいか、コントロール性が良く、RRが滑って向きが変わるのが面白かったです。(カウンター大会にもなってましたが)

ラップタイムは、テストの一環で、今回は全てのファンを停止して走ったので、吸気温度が100度近くまで上がっていたので(ファンのスイッチOFFでは、ファン自体がかなり抵抗になるので、本当は外したかったのですが、時間が無かったので)、1秒ほどダウンしましたが、ロガー上のデータでは、コーナーはそれ程悪く有りませんでした。

ただ、今回GPSが機能しておらず、GPS車速やライン取りが把握出来ていないので、ちょっと正確に判断出来ないので、もしかしたら、来週、追加でテストを行えるかを検討中です。

そういえば、今回初めてトランスポンダーを借りて測定ししたが、P-LAPでの測定よりも、セクター3の計測開始ポイントが早いみたいで、セクター3のタイムはP-LAPの方が約0.1秒遅く、トップスピードの差がセクター3のタイム差に出やすい傾向みたいです。

しかし、やはりストレートは殆ど127㎞台で、なかなかの遅さです。
まあ、ECUはSEEKERですが、マフラーがノーマルなので、殆どパワーアップしてないという事ですね。



Posted at 2022/02/20 04:34:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2022年02月15日 イイね!

S660 TC2000 最終コーナーでのサスセットを、データロガーを使って考える。(タイトル画像関係無し)

S660 TC2000 最終コーナーでのサスセットを、データロガーを使って考える。(タイトル画像関係無し)
先日の筑波サーキットで、S660にデータロガーと、サスのストロークセンサーを取り付けて走行しました。

ある程度、データをチェック出来て来たので、金曜日の走行にむけて、セッティングを変更する為に、最終コーナーに限ってちょっと考察してみました。

4輪でのデータ解析は初めてなので、この考え方が合っているかは分かりませんが、セッティングは変更してみないと違いは分からないので、当面はトライ&エラーですね。


これが、Y4での、最終コーナー区間のベストタイムのサスの動きです。
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左端に、P-LAPから出力された区間タイムが表示されてます。
このラップは、セクター3が13秒フラットですが、トランスポンダーでの計測ではどの位でしょうか?
ちなみに、中古タイヤのY3の方が、12秒9で速かった・・・。


この画面を見ると、ボトムスピード時のサスストロークが、
FrL=63mm,FrR=14mm
RrL=67mm,RrR=15mm
となっています。

ちなみに、FrLはバンプタッチしていて、これ以上は基本的にストロークしません。

で、この時の各タイヤへのSPG荷重を計算すると(プリロード分を含めて)、
FrL=292kgf,FrR=96kgf
RrL=365kgf,RrR=105kgf
4輪トータル 858kgfとなります。

以前、コーナーウェイトを測定した時の、乗車1Gトータルは、888kgなので、30kg分がFrLバンプラバーに掛かっている荷重になる計算?。
RRサスはまだフルボトムしてないので、これで計算は有ってる筈。

したがって、FrLサスに関しては、7.5㎜ストロークが不足、又はプリロードが足りない状態となります。
(SPGレートが不足しているとも言える)

まあ、バンプラバーも第2のSPGなので、無理にバンプタッチを避ける必要は無いと思いますが、TEINのFRサスは、バンプラバー厚が10㎜で、ただの板状に近い形状なので、バンプタッチ後にサスが殆どストロークしません。

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実際の走ったフィーリング的に、今回の走行は前回よりも、最終コーナーでスロットルオフにしてからステア操作が効かない感じが有ったので、(前回と比較して、RRの車高が下がりスタビが強くなってる)、恐らくバンプタッチ時にFR荷重が不足かつ、ボトムアンダー状態?(サスが棒になって、タイヤがグリップしない)になっている。

今まで、タイヤの内圧を下げた方がフィーリングが良かった原因はこの辺にあったかも。


RRの車高を下げた事は、ブレーキングに対して明らかにメリットが有ったので、セットを戻すよりも、FRのボトム位置を下げた方が良いと考察。

したがって、次回はバンプラバーの形状を変更して、RRの車高を下げた分の4㎜位ストロークを増やせる様にすれば良いのでは無いかと思います。
(ただ、バンプタッチ後のキャパは下がりますが)

ちなみに、走行フィーリング的には、スロットルオフにする前の方が、4輪共にグリップ感が良いので、バンプタッチ後に、内輪が浮いて荷重が抜けてしまっているとも推察。

気を付けなければならないのが、サスストローク=タイヤ荷重ではない事。
極端な話、ものすごく強いアンチロールバーを使えば、実際に内輪が浮いていても、データ上のサスストロークは残っていたりする筈です。


この事から、やはりもう少しロールを抑える事が出来れば、もっと最終コーナーのスピードは上げられる筈なので、今後の方向性は、如何にロールを抑えるかが課題なのではと考察。

今後やりたいことは、
①上方の重量物の軽量化
②ワイドトレッド化(軽自動車規格しばり)
③ロールセンター補正&スタビ強化

といった所でしょうか。

①に関しては、現在作成中のトランクフードに加えて、ハードトップも作る予定。

③に関しては、FRのロールセンターアジャスターを入れる(購入済み)のと、RRのアームを伸ばし(こっちも購入済み)、タイヤ外形を小さくして、サス長を伸ばす事で、アームの角度を補正する事で、どの位変化がでるか・・・?

RRに165を入れる理由の一つがこの②、③の両方でも有るので(タイヤが細い=トレッドを広げてもフェンダー内に収まる+タイヤ外形が小さい=車体姿勢をkeepする為にRRサス長を伸ばす必要が有る=RRアームの角度が補正される)、次回はこれが主目的です。

タイヤが細くなっても、ロールが抑えられて内輪が仕事をすれば、トータルのグリップは上がる筈だという事を、筑波を走る前から考えていたので、1年以上前から考えていて、試してみたかった事が、ようやく出来ます。


Posted at 2022/02/16 04:42:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2022年02月14日 イイね!

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行10回目③ Y4

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行10回目③ Y4走行記録メモ

TC2000 Y4 14:00~14:20


8.3℃/37%
路面温度 20℃
走行中、メーター読み外気温 11~12℃

車両スペック(前回走行と基本的に同じ)
タイヤ:AD08R (NEW)
サイズ:FR・165/55R15
    :RR・195/45R16
サス :TEIN FLEX Z/Fr:4kg RR:5kg/EDFC;ALL16
ブレーキ:STD
パッド:FR/700C (TC1k:60L+TC2k:109L) RR/ドリパ(TC1000:22L+TC2k:109L)
EXH:STD
タービン:STD
ECU:SEEKER OPDM
Oil:純正/257km
アライメント:
 32番pit(傾斜が強くて、半分車体を出さないと水平だし出来ない)
  水平レベル:ベース=0°
  各ベース間=0.2°以下レベル(ロッド延長)
  タイヤは純正ホイール+AD08で測定(1G 内圧180/190)
  アライメント自体は、前回のセットダウン時から弄ってない
トー/ Fr:LRトータル 0mm(前回セットダウンー0.5mm)
    RrL:+2.75mm/RrR:+0.75mm
キャンバー/FrL:-2.1°/FrR:-1.8°                  ※
                 0        ※
      RrL:-2.1°/RrR:記録忘れ                   99.0 | 102.0
車高:ホール下~ライン(微妙な測定精度)            -1 | +1
   FrL:26.5mm/FrR:24.0mm          100.0 | 101.0
         RrL:21.5mm/RrR:23.0mm                  -----------------------------
         RR車高前回-4mm/RRのみ4mmスペーサー    94.75 | 87.5
         ※アーチ下   570/565                                 +2.75 | +0.75
                           597/598                                   92.0 | 86.75     

タイヤ内圧(冷間)
 FrL:145/FrR:150
 RrL:150/RrR:155
タイヤウォーマー(2輪用)使用

pit-in時 走行後内圧
 FrL:180→170/FrR:180→170
 RrL:205→180/RrR:200→180 だった筈(RR温間の記憶が怪しい)

Y4 走行後内圧
 FrL:178/FrR:178
 RrL:180/RrR:182

Y4 走行後タイヤ温度(各部2回測定,左が1巡目、右が2巡目)プローブ突き出し5mm
 FrL/ out   / mid         / in             //  FrR/ in    / mid          / out
35.5,33.0 / 33.7,31.0 / 33.5,31.5 // 29.4,30.5 / 26.2,30.3 / 27.1,30.5
 RrL /out  / mid          / in            //  RrR/ in    / mid          / out
34.9,33.0 / 33.6,32.7 / 34.5,33.1 // 32.5,29.1 / 29.6,28.6 / 29.1,27.9


エアクリナーBOX導風ダクト付き
換気ファン(最上段スイッチ)ON
冷却ファン(左側トグルがサイドファンsw / 右側プッシュswがリヤ側ファン)ON
排熱システム用ファン(大)を、冷却システムに転用

水冷オイルクーラー:ラジェーターOUTから分岐して、ヒーター回路に接続

排熱シュラウド:Ver 1.5

ICカバー:オリジナルダブルファン仕様
     
ICカバー内の温度センサーを後方ファン出口に移動
左ミラー下に外部温度センサー付き

走行画像で、TPMSの左側の黒液晶メーターが、Lミラー下部外気温
グローブボックスの一番左が、後方ファン出口温度(ICカバー後ろ側に接続)

BRKホース/FR:STD//RR:メッシュホース(KTS)

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ついに新品タイヤ(3号機についていたタイヤ:ホイールモデューロX)を投入。

本当はもう少しサスや走りを詰めてからにしたかったがタイミング的に仕方ない。

新品タイヤなので、内圧は高めを想定して冷間を調整してタイヤウォーマーを使用し、途中で下げて、内圧の違いを見る作戦で。

走り始めて数周は、非常にグリップ感が高かったが、直ぐに落ち着付く感じで、ペースを上げる頃には一番グリップの美味しい所は終わってしまった感じ。
この辺は、恐らくハイグリップタイヤと同じだか、グリップダウンの幅が少ない感じなのでは?

その後、NEWタイヤのグリップを確かめる様にペースを上げていったが、結構フィーリングが違う。
今までのUSEDタイヤでは、自分の場合はFR175/RR185位がベストな温間で、タイヤを潰して接地面積を稼いでグリップを出す感じだが、NEWタイヤでは、コンパウンドがグリップするせいか、溝が深いせいか、構造が動く感じで、せっかくのゴムのグリップを上手く生かせない感じ。
思ったよりカチッとしたフィーリングにならない感じで、意外にグリップ感は高く無い気がする。


サスセットとの兼ね合いも有るかもしれない。
今のセッティングは、レートが低くて、早めに深くストロークさせてそこで動きを止める様なイメージだが、タイヤのグリップが上がってもそれを生かせないセッティングかもしれない。
要は、サスがストロークした所でSPG反力が足らずに、グリップを引き出せていないのかも。(2/20時点の感想)


といっても、期待よりもグリップが上がらなかっただけで、コーナリングGは1.4Gに達する事が多々あり、その状態を上手く引き出せていないので、タイムが上がらない。

特に、ブレーキを抜きながらステアを切るところでグリップの見極めが甘く、失速orアンダーな感じで、良い所が引き出せていない。

内圧を下げると、特にこのブレーキを残しながらステアを切ると、タイヤが捩れてプッシュアンダーになりやすい。


ただ、走行画像をざっと見た感じでは、今回の場合は、この弱アンダーの時が一番Gが高いので、そのまま走っても良かったのかもしれない。
そうすると、内圧はやはり若干低めで(といってもUSEDよりは高いが)、FR185/RR190位がおいしい所かも。
あとは、少しアンダー気味でも気持ちタイヤがブレークした状態を保てる様に走れば良い?
特に、ブレーキングに余裕が有りすぎるので、この辺が走りの課題。
恐らく直線ブレーキ(と言っても筑波で完全に0舵角でブレーキを掛ける所は無いが)で1.1G超え位まで行ける気がする。(2/20現在の感想)


あと、左右の内圧差が、USEDよりも大きい気がする。特にリア。
冷間時に10位差を付けないと駄目かもしれない。

とにかく、今一つ攻めきれずに走行が終わってしまい、非常に残念な感じのセッション。

まあ、ロガーのデータはちゃんと取れたので、今回はこれで良しとして、次回に残りの宿題を持ち越し。

Y4ALL 急な進路変更には気を付けましょう。


また、前回のベストと比較した時に、ストレートが遅く感じたので吸気温度をチェックしてみると、結構差があった。

違いはICカバーが12/25は純正ICカバー改で、今回はオリジナル。
外気温は殆ど変わらないので、やはりオリジナルICカバーの方が吸気温度が高い。

次回は、この辺りも何等かの対応を取る予定。

以下吸気温度比較

今回のオリジナルICカバーの吸気温度がピンク
12/25:純正改修ICカバーの吸気温度が暗い橙色
で、5℃前後、今回の方が吸気温度が高い。
Posted at 2022/02/20 17:36:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2022年02月14日 イイね!

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行10回目② Y2-Y3

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行10回目② Y2-Y3走行記録メモ

TC2000 Y2 10:15~10:35/Y3 12:00~12:20


Y2: 4.7℃/53%   Y3: 7℃/40%
路面温度:Y2:10.5℃ Y3:16.5℃
走行中、メーター読み外気温 Y2:6~7℃ Y3:9~10℃

車両スペック(前回走行と基本的に同じ)
タイヤ:AD08R(5年寝かした中古・左右逆履き)
サイズ:FR・165/55R15
    :RR・195/45R16
サス :TEIN FLEX Z/Fr:4kg RR:5kg/EDFC;ALL16
ブレーキ:STD
パッド:FR/700C (TC1k:60L+TC2k:57L) RR/ドリパ(TC1000:22L+TC2k:57L)
EXH:STD
タービン:STD
ECU:SEEKER OPDM
Oil:純正/205km
アライメント:
 32番pit(傾斜が強くて、半分車体を出さないと水平だし出来ない)
  水平レベル:ベース=0°
  各ベース間=0.2°以下レベル(ロッド延長)
  タイヤは純正ホイール+AD08で測定(1G 内圧180/190)
  アライメント自体は、前回のセットダウン時から弄ってない
トー/ Fr:LRトータル 0mm(前回セットダウンー0.5mm)
    RrL:+2.75mm/RrR:+0.75mm
キャンバー/FrL:-2.1°/FrR:-1.8°                  ※                 0        ※
      RrL:-2.1°/RrR:記録忘れ                   99.0 | 102.0
車高:ホール下~ライン(微妙な測定精度)            -1 | +1
   FrL:26.5mm/FrR:24.0mm          100.0 | 101.0
         RrL:21.5mm/RrR:23.0mm                  -----------------------------
         RR車高前回-4mm/RRのみ4mmスペーサー    94.75 | 87.5
         ※ アーチ下  570/565                                 +2.75 | +0.75
                           597/598                                   92.0 | 86.75     

タイヤ内圧(冷間)
 FrL:145/FrR:150
 RrL:155/RrR:160
タイヤウォーマー(2輪用)使用

Y2 走行後内圧
 FrL:187/FrR:187
 RrL:205/RrR:200

Y2 走行後タイヤ温度(各部2回測定,左が1巡目、右が2巡目)プローブ突き出し5mm
 FrL/ out   / mid         / in             //  FrR/ in    / mid          / out
33.4,33.7 / 31.4,33.8 / 34.6,34.5 // 25.6,31.9 / 25.7,29.8 / 25.2,30.3
 RrL /out  / mid          / in            //  RrR/ in    / mid          / out
31.1,32.1 / 32.7,32.2 / 35.6,32.3 // 29.8,30.1 / 29.7,30.7 / 30.5,30.8


Y3 走行前内圧調整
 FrL:-10/FrR:-10
 RrL:-20/RrR:-15

Y3 走行後内圧
 FrL:175/FrR:175
 RrL:182/RrR:185

Y3 走行後タイヤ温度(各部2回測定,左が1巡目、右が2巡目)プローブ突き出し5mm
 FrL/ out   / mid         / in             //  FrR/ in    / mid          / out
34.0,32.2 / 33.4,31.7 / 34.9,31.9 // 28.4,29.2 / 27.2,29.6 / 26.1,31.0
 RrL /out  / mid          / in            //  RrR/ in    / mid          / out
31.6,30.3 / 32.2,29.9 / 34.0,31.8 // 30.8,28.3 / 29.4,27.9 / 30.0,28.0  


エアクリナーBOX導風ダクト付き
換気ファン(最上段スイッチ)ON
冷却ファン(左側トグルがサイドファンsw / 右側プッシュswがリヤ側ファン)ON
排熱システム用ファン(大)を、冷却システムに転用

水冷オイルクーラー:ラジェーターOUTから分岐して、ヒーター回路に接続

排熱シュラウド:Ver 1.5

ICカバー:オリジナルダブルファン仕様
     
ICカバー内の温度センサーを後方ファン出口に移動
左ミラー下に外部温度センサー付き

走行画像で、TPMSの左側の黒液晶メーターが、Lミラー下部外気温
グローブボックスの一番左が、後方ファン出口温度(ICカバー後ろ側に接続)

BRKホース/FR:STD//RR:メッシュホース(KTS)

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今回は、Y2/Y3を一つの走行として考えてテスト。

基本的に、データロガーや、Can-busのデータが記録でいるかのチェックが目的の為に、Y2はメンテナンスモードにせず、VSAが作動した状態で走行。(間違えてエアコンスイッチもONになっていた)

VSAが作動した際に反応したPIDが有るので、その他のCan-busデータともども後日解析する。
とにかく、Can-busの生データを記録出来たのと、RaceChronoでも、データ記録が出来たが、フラッシュエディターのモニター画面録画は今一つなので、次回までに日よけカバーを作成する予定。

RRサスセッティング変更。
①RRの車高を4㎜下げ
②アンチロールバーをSTD(29kg/0.05m)→クスコ(75kg/0.05m)

狙いとしては、コーナーエントリーで、RRのグリップを向上させる為に車高を下げるが、そうするとFR荷重が不足する事が予想されるので、RRのロール剛性を上げる事で、FRの内輪に仕事をさせて、FRがアンダーにならない様にバランスを取る事。
同時に2つを変えると判断が難しい気もしたが、どちらか一方だと狙った感じにならなそうなので、同時に変更。

Y2の走行フィーリングは、若干タイヤ内圧を高めにして走行した為、今一つ違いが分かり難かったが、コーナー進入でコントロール性が良い?感じ。

メンテナンスモードに入れないで走ったのは久し振りだが、やはり全然前に進まなかったが、仕方が無い。

途中でピットインしてメンテナンスモードに入れようとも思ったが、内圧が上がり切ってない感じが有ったので、走行を続けて、Y2終了後に内圧調整。

Y3で内圧を調整して走行開始。

今までと同じタイミングでブレーキングすると、今までインに付けなかったのが、インに付けやすくなった。
また、最終コーナーは、若干、ボトムスピート近辺で曲げやすくなったが、全体的に、コーナーエントリーからボトムスピード近辺までのフィーリングが違い、リズムが取れない。
曲がる様になったのだが、自分の走りが対応出来ていない。

走行時は気が付かなかったが、後日の走行データから判断すると、ブレーキングでより強く減速する事が出来るようになった為に、コーナーアプローチでインに付ける様になった模様。
ただ、そのフィーリングの変化に対応できなかった。
具体的にはスピードコントロールが上手く出来ず、ブレーキの残し方と、ステアを入れるタイミングが取れなかった。

もう少しコンスタントに走る事が出来れば修正出来た気もするが、とにかく混雑していて、2周連続で同じコーナーにクリアで入れることが少なかった為に上手く修正出来なかった。(加えて、前日の寝不足から、頭が働かず、前のラップでどう走ったかをイメージしながら走る事が出来なかった)

データロガーに関しては、とりあえず4輪のストロークを記録出来る様にはなった。
ただ、ロガーのデータを見た際に、2輪だったら絡んでペースやラインを外した周はデータから判断出来たのだが、4輪の場合はまだ慣れていないせいか、それともラインを外してもその差がサスの動きに出にくいのか、走行ラインの違いをロガーデータから判断できない。
2輪の場合は、ブレーキ液圧やエンジン回転、前後車速の変化からどんな走りをしてるかが良く分かるのだが、現状だと、4輪の場合は、せめてステアリング舵角はデータ上に欲しいと思った。

やはり、できればGPSと連動したストロークデータが欲しいが、無いものねだりなので、今は、ロガーPCと、RaceChronoのタブレットを2つ並べて比較してにらめっこ。

非常に時間がかかるので、とてもセッション後にパッとデータを見てセッティング判断・変更は無理ですね。

あと、RaceChronoでのデータ記録が、OBD2の時は、セッションデータで各データ(特に自分の場合はスロットル開度や、吸気温度の平均値)をチェック出来たのが、can-busの場合はその画面が出ないので、吸気温度のチェックは、直接ラップを比較しないとならないのが面倒だったのが唯一の欠点かも。

ただ、今まで、コーナー立ち上がりで、メンテナンスモードでもTCSが効いたような状態になっている時は、内輪がホイルスピン気味で加速していなかった事は、can-busのデータからチェック出来たので、すごく便利。

ただ、現状は、データ記録関係で、走行直前にやらないといけない事が多くて走りに集中出来なかったのが反省点。

Y2ALL


Y3ALL


共に比較タイムは前回ベストタイム。
Posted at 2022/02/20 13:07:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2022年02月13日 イイね!

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行10回目①

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行10回目①昨日、S660で筑波サーキットにてテスト走行をしてきました。

今回は、昨年末の走行から、電気系の大きなアップデートが有り、準備が非常に大変でしたが、何とか間に合いました。



何が変わったか。

①RaceChronoでのデータ記録方法が、OBD2からCan-busへ変更
②サスストロークセンサーを取り付けて、単品作動のデータロガーを装着
③ラップタイムを正確に把握する為に、眠っていたP-LAPを復活して、ロガーとリンク
④Can-busのデータ収集の為に、フラッシュエディターのモニター画面の録画を可能に
⑤Can-busの生データを走行中に記録する為に、タフブック(FZ-M1)を取り付け

と、非常に多岐にわたってます。

特に、①と②は、今までやりたかったけど優先順位が低かったので、先送りにしていましたが、必要性が出て来たので、頑張りました。


今回は、3本走行を予定していて、新品タイヤ(3号機に装着されていたタイヤ)と、出来れば、RRに165/55R15の新品(これは新品を購入)をテストする予定でした。

ただ、Y2の走行から、ロガー関係でやる事が増えて、時間が足りなくてRRタイヤ165のテストは出来ませんでいた。

前日までの疲れも有って、せっかく新品タイヤを投入しましたが、何か大きなミスをしそうだったので、余り攻めた走りはしませんでしたが、とにかく今回の主目的である、データ記録関係は、正常に記録する事が出来ました。

以下は、Y4のベストラップで、一応クリアラップでしたが、今日はY2から非常に走り難くてリズムが全く取れていません。


画面上部のデータで、ステアリング舵角の動きが逆ですが、数値は有ってます。
また、ホイールスピードはRRの左と右ですが、LSDが入っていないので、DLコーナーでも内輪が意外にホイルスピンしてます。


ちなみに、RaceChronoアプリ上ではこんな感じで走行データを比較できます。

alt
表示項目が4個しか選択出来ないのが泣き所ですが、画面サイズ的にはこの位が限界かもしれません。
緑が左RRで、1ヘアで縁石に乗り上げて派手にホイルスピンしたのが良く判ります。
DLコーナーも、スピードとステア舵角と、内輪のホイルスピンの関係が確認できます。
(GPS速度から計算すると、3.5で割ると大体正しい速度になる感じです)

新品タイヤに関しては、予想通りに、適正内圧が大きく異なる感じで、少し高めで走った後で、今までの中古での内圧に下げたら、スタビリティが下がって全然駄目でした。

おかげて、せっかくのNEWタイヤの性能を使いきれず、残念な結果に・・・。

また、今回、眠っていたP-LAP(磁気センサーが壊れて放置)を復活させて、区間タイムを正確に測れる+ロガーに取り込む様にしました。
磁気センサーは、Droggerの補修部品が一番安いのでそれを流用して使えるようにしました。

確か、筑波はP-LAPと、トランスポンダーでの計測ポイントが若干違った筈なので、今回作動確認は取れたので、次回はトランスポンダーを借りて、比較してみます。

また、ロガーはHRCロガーを装着しましたが、P-LAPともども、10年以上前のデッドストックが大活躍でした。

Can-Busのデータは、とりあえず正確な数値でない項目も沢山有りますが、とにかくOBD2のデータと違って、正確さが比較になりません。

フラッシュエディターのモニター画面を録画出来るようにしたのですが、今回は西日対応したつもりが甘くて上手く見れませんので、次回までに要改善ですが、何とか見られるので、後で、FZ-M1で記録した生データとにらめっこして、Can-busのデータを修正予定ですが、時間が・・・。

とりあえず、欲しかった4輪のホイールスピードと、ブレーキ圧、ステアリング角度が取れる様になったので(まだ修正が必要ですが)あとはボチボチやります。

サスストロークも、無事取れる様になりました。
もともと2輪用のロガーなので、4輪を表示させる段取りが非常に面倒ですが、データを見られるので、非常にセッティングや走りのチェックがしやすくなる予定です。(まだデータは殆ど見れてません)

今回のテストで、色々と改善点も有ったので、可能ならば、18日の筑波でもう一度テストしたいですね。
Posted at 2022/02/13 21:56:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | S660 | クルマ

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