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2021年12月17日 イイね!

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行8回目④

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行8回目④走行記録メモ

TC2000 Y3 15:05~15:25


14.0℃/44%
路面温度:14℃(ピットロード 16℃)
走行前、メーター読み外気温 16℃→15℃

車両スペック(前回走行と基本的に同じ)
タイヤ:AD08R(5年寝かした中古・左右逆履き)
サイズ:FR・165/55R15
    :RR・195/45R16
サス :TEIN FLEX Z/Fr:4kg RR:5kg/EDFC;ALL16
ブレーキ:STD
パッド:FR/700C (TC1k:60L+TC2k:25L) RR/ドリパ(TC1k:22L+TC2k:25L)
EXH:STD
タービン:STD
ECU:SEEKER OPDM
Oil:純正/121km
アライメント:
 32番pit(傾斜が強くて、半分車体を出さないと水平だし出来ない)
 水平レベル:ベース=0°
 各ベース間=0.2°以下レベル(ロッド延長)
   タイヤは純正ホイール+AD08で測定(1G 内圧170/180)
     アライメント自体は、前回のセットダウン時から弄ってない

トー/ Fr:LRトータル-1.5→-1.0mm
    RrL:+3.5→+2.5mm/RrR:+3.5→+1.0mm
キャンバー:FrL:-0.95°→-1.9°/FrR:-1.3°→2.0°
       RrL:-2.3°/RrR:-2.3°
車高:ホール下~ライン(精度ちょっと低い)
   FrL:31.5mm/FrR:29mm
   RrL:29mm/RrR:記録忘れ

タイヤ内圧Y2keep(FR170/RR180)

Y3走行後内圧
 FrL:175/FrR:170
 RrL:185/RrR:180


走行後タイヤ温度(各部2回測定,左が1巡目、右が2巡目)プローブ突き出し5mm
FrL/ out   / mid          / in             // FrR/ in     / mid          / out
41.7,44.6 / 40.6,40.6 / 42.6,44.8 // 38.1,40.4 / 34.1,36.0 / 34.4,37.9
RrL /out   / mid          / in            // RrR/ in      / mid         / out
41.3,42.0 / 42.4,43.4 / 46.6,49.0 // 40.3,41.0 / 40.9,40.7 / 40.8,41.4


エアクリナーBOX導風ダクト付き
換気ファン(最上段スイッチ)/OFFスタート
             L4のバックストレートでON
             L6のバックストレートでOFF
             L8のバックストレートでON

冷却ファン(左側トグルがサイドファンsw / 右側プッシュswがリヤ側ファン)/ON
排熱システム用ファン(大)を、冷却システムに転用

水冷オイルクーラー:ラジェーターOUTから分岐して、ヒーター回路に接続
排熱シュラウド:Ver 1.2装着
ICカバー:純正改ダブルファン仕様
     カバー内に温度センサー・風速計を取り付け
左ミラー下に外部温度センサーを取り付け



alt

alt

alt


ロールバーガーニッシュ後部に、吸気ダクトを追加

alt



Y2とY3のインターバルで、FRのキャンバー角を、1度→2度(現状MAX値)へ変更。
Y1走行前に、キャンバーを1度付けると、FRのトーが-6.5mm変化、それを修正する為にタイロッドを5面分(300度)締め込む事で対応出来る事は確認しているので、ぱぱっと変更して、一応アライメントベースに乗せて、糸張って確認。

FR測定結果
トー/ Fr:LRトータル-1.0mm
キャンバー:FrL:-1.9°/FrR:-2.0°

若干FRトーアウトが小さいが、いつもこの位(-0.75~-1.5)なのでOK。


走行フィーリングは、最初の数ラップはペースが上っていない事も有り、キャンバーの変更を忘れていいた位の違いしか感じなかったが、ペースを上げて行くと結構違う。

ステアを入れた際のFRのレスポンスが上がり、舵を入れると同時にFRがインを向き、代わりにRRが出やすくなった。
ヘアピンの進入でRRが出たのは初めて。

ただ、今までの1コーナーでRRが出る感じとは違って、RRの接地が弱いというよりも、FRの外輪が引っかかり、そこを起点にRRが押し出される感じで、イメージ的には、RRの内輪が浮いている感じだった。

1コーナーの進入は余り違いを感じなかった。
恐らく、ヘアピン2つは、1コーナーよりもカントが付いているので、ブレーキングを残した状態でステアを入れた際に、より外輪がグリップする様になって、1コーナーよりもRRの内輪の接地が薄くなってる為に、この違いが出ている。

また、最終コーナーは、ボトムスピード近辺で、今まで追加でステアを入れてもアンダー傾向で曲がる感じにならなかったのでボトムスピードを上げ難かったが、キャンバーを付けた事で、ステア操作にFRが反応する様になった為、ボトムスピードを上げられる様になった。
ただ、まだ対応できておらず、もう少しボトムスピードを上げる方向で、ライン取りや、速度コントロール(以前よりも、早めにアクセルを開けて、ボトムスピードを稼いだ方がタイムが出そう)を変えた方が良さそう。

ブレーキングに関しては、若干FRのブレークが早くなった気がする?レベルで、それ程大きな差は無いので、ここに関しては、やはり、もう少しRRの効力を上げる方向だと思う。
まだ、ブレーキングのコントロールが甘いので、ここは練習で詰める事も出来ると思われる。

全体的なイメージとしては、FRタイヤを太くした(V700を使った時)フィーリングに似ているが、それと違うのは、舵角が大きくなったときは、アンダーが出やすい点。

キャンバーが付いて、旋回初期のFRタイヤの接地面積が増えたが、舵角が大きくなると、その点がスポイルされるが、、FRワイドタイヤの場合は、全ての舵角に対して接地面積が増えるので、舵角が増えても、アンダー傾向になり難いと思われる。

なので、現状でのキャンバー増加に関しては、タイヤサイズに関係なくメリットが出ると思う。
ただ、イメージ的にはFRが引っかかる様になった割に、RRが引っかかっていないので、キャンバーのバランス的には、RRももう少しキャンバーを付けたら良くなる気がする。
(FRキャンバーよりも、RRキャンバーが多めについている方がバランスが良さそう。)
慣れの問題も有るかも知れないが。

Y3とY2のベストラップ比較


クリアラップが取り難くて、走りが対応できておらず、最終コーナー以外は余り早くなっていない。(ブレーキングは悪くなってる感じ?)

ただ、走行後のタイヤ温度や、内圧を見ると、Y2は左右差が余り無かったのに対し、Y3は左が高い傾向になっているので、Y2よりもタイヤへの負担は大きくなっている(それだけタイヤを使えてる?)

左リヤは、何故か内側の方が表面温度が高い。
タイヤの摩耗的には、内側は全然接地していないのに何故か不明。
考えられるのは、今回、クリアラップが取り難く、引っかかったラップは2速で立ち上がっていて、その時に、ホイルスピン気味だったので、タイヤの内側のみ接地していて温度が上がってしまっている?
(多分、一度温度が上がってしまうと、クーリングラップを挟まないので、そのままの温度がキープされている?)

3速で立ち上がる分には、TC1000の様に内輪が空転する感じにはなっていない。



冷却関係に関しては、ロールバーガーニッシュと、トランクフードの隙間から、外気を導入するダクトを取り付けたので、すこしはICカバー内の風速(風量)が上がり、吸気温度が下がるのでは無いかと期待していたが、予想に反して吸気温度が上昇。

データを見てみると、ICカバー内の風速計の動きがおかしい。
今までは、車速に比例して風速が増していたのに対して、今回は、時折風速が0m/sになる。

Y2外循環


Y3外循環

このパターンは今までの取り付けテストで経験済みで、空気の流れが1方向に綺麗に流れていない時になる事が判っているので、ICカバー内に流れ込む空気が乱れている事が分かった。

理由としては、恐らく通常のロールバーガーニッシュの導風口から入った空気の流れに、横から急な角度で別の空気がぶつる事で、層流(というほど綺麗に流れていないと思うが)が乱流になってしまい、綺麗にICに空気が流れない状態になってしまったのではと考察。

とにかく、適当にダクトを増やしても、良い結果にならない事は分かった。

やはり、空気の流れは難しい・・・。

また、一応換気ファンのON/OFFをテストしてみたが、変化は出るが、正確な比較は周回数の関係で難しい。

換気ファンOFF(L8) vs ON(L10)

左がL8で、換気ファンOFF状態から、バックストレートでONにしたので、その直後に吸気温度が下がり始めている。


換気ファンOFF(L8) vs ON(L12)

上のL10との比較に対して、ラップが経過した為、吸気温度が高いが、換気OFFの比較した場合の、吸気温度差の傾向は一緒


換気ファンOFF→ON後の吸気温度上昇比較

右がL14で、当たり前だが、ラップを重ねると、油温、Engルーム温度が上がり、吸気温度が上がる。


上記から、少なくとも悪くはなっていないが、どの程度吸気温度に影響を与えているかは判断が難しい。(恐らく、2~4℃程度は吸気温度が下がっていると思われる)

傾向としては、換気ファンが作動すると、吸気温度が、上がり難く(スロットルOPEN時)、下がり易く(すろっとるOFF)なっているので、吸気温度を下げる効果よりも、上昇し難い効果が有り、連続走行で効果が出ると思う。



今後のパーツ開発に関しては、いくつか課題が残ったが、基本的に、
①Engルームの換気方法を改善(吸気温度の上昇を抑える)
②ICファン+ダクトの方式を再検討(吸気温度を下げる)
の2つが課題。

また、恐らく、ローテンプサーモを導入して水温を75℃~80℃くらいに下げる事と、空冷オイルクーラー等の導入で、油温を95℃~100℃位?をキープできる様にすれば、もっと吸気温度は下がると思うが、これはまた別の話。


Y3 ALL



Y3AF セットダウンアライメント

トー/ Fr:LRトータル-1.5mm
    RrL:+2.5mm/RrR:+1.0mm
キャンバー:FrL:-2.0°/FrR:-2.1°
       RrL:-2.3°/RrR:-2.3°
車高:ホール下~ライン(精度ちょっと低い)
   FrL:26.0mm/FrR:24.0mm
   RrL:27.0mm/RrR:25.5mm
   
Posted at 2021/12/18 16:20:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2021年12月17日 イイね!

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行8回目③

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行8回目③走行記録メモ

TC2000 Y2 13:15~13:35


11.5℃/52%
路面温度:18.5℃(ピットロード 19℃)
走行前、メーター読み外気温 13℃

車両スペック(前回走行と基本的に同じ)
タイヤ:AD08R(5年寝かした中古・左右逆履き)
サイズ:FR・165/55R15
     :RR・195/45R16
サス :TEIN FLEX Z/Fr:4kg RR:5kg/EDFC;ALL16
ブレーキ:STD
パッド:FR/700C (TC1k:60L+TC2k:11L) RR/ドリパ(TC1k:22L+TC2k:11L)
EXH:STD
タービン:STD
ECU:SEEKER OPDM
Oil:純正/91km
アライメント:
 32番pit(傾斜が強くて、半分車体を出さないと水平だし出来ない)
 水平レベル:ベース=0°
 各ベース間=0.2°以下レベル(ロッド延長)
   タイヤは純正ホイール+AD08で測定(1G 内圧170/180)
     アライメント自体は、前回のセットダウン時から弄ってない
トー/ Fr:LRトータル-1.5mm
    RrL:+3.5→+2.5mm/RrR:+3.5→+1.0mm
キャンバー:FrL:-0.95°/FrR:-1.3°
        RrL:-2.3°/RrR:-2.3°
車高:ホール下~ライン(精度ちょっと低い)
   FrL:31.5mm/FrR:29mm
   RrL:29mm/RrR:記録忘れ


Y1走行後内圧
 FrL:165/FrR:165 FR:keep
 RrL:185/RrR:180 →RR:175

Y2走行後内圧
 FrL:170/FrR:170
 RrL:180/RrR:180 


走行後タイヤ温度(各部2回測定,左が1巡目、右が2巡目)プローブ突き出し5mm
 FrL/ out   / mid          / in            // FrR/ in     / mid          / out
41.2,43.3 / 40.4,38.0 / 38.5,39.2 // 33.7,35.7 / 36.5,34.4 / 35.2,38.4
RrL /out   / mid          / in            // RrR/ in     / mid          / out
41.6,41.6 / 40.9,42.2 / 41.7,43.8 // 38.8,38.0 / 38.9,39.3 / 38.9,40.5


エアクリナーBOX導風ダクト付き
換気ファン(最上段スイッチ)/ON
冷却ファン(左側トグルがサイドファンsw / 右側プッシュswがリヤ側ファン)/ON
排熱システム用ファン(大)を、冷却システムに転用

水冷オイルクーラー:ラジェーターOUTから分岐して、ヒーター回路に接続
排熱シュラウド:Ver 1.2装着
ICカバー:純正改ダブルファン仕様
     カバー内に温度センサー・風速計を取り付け
左ミラー下に外部温度センサーを取り付け


alt


alt


alt



Y1から、RRのタイヤ内圧を下げて走行。
FR内圧は、Y1走行後に165と若干低めだったので、そのままでOKと判断。

路面温度が上がった為か、AD08フィーリングに慣れたか、内圧が良かったのかわからないが、1周目からいつものフィーリングだったので、少しづつペースアップ。
やはり3周は慎重に走らないとグリップ(内圧)が出てこない。

今回は、半内循環と外循環の違いを見る為に、まだ若干、各部温度が上がり切っていない状態で早めにピットインして、冷却ファンにダクトを装着。

この状態から
alt

この状態へ
alt


L5(半内循環)と、L8(外循環)の比較



結果た、ほぼ同じ油温と、水温の比較では、平均吸気温度が4℃程度下がった。

ストレートエンドの各部温度は、
タービン奥は約6℃、Engルーム後方上部は約2℃上昇。
逆に、IC-in上方は約1℃、ICカバー上方は約3℃、IC下部中央は約5℃、タービンパイプ近接温度は3℃下降。

ICカバー内部温度は半内循環の場合(L5)は外気温(ミラー下部温度)より5℃程度高かったが、外循環にすると、ほぼ外気温と同じになった為、ICカバーは殆どEngルーム温度の影響を受けていない事は判明。

この結果は、前回のTC1000での結果とほぼ同じ。


ただし、ラップを重ねると当然吸気温度は上昇。

外循環の、L8とL12の比較


同じ平均スロットル開度での比較だが、平均吸気温度は6℃上昇。

ストレートエンドの各部温度はほぼ均一に3~4℃上昇し、油温は6℃上昇。
IC-in温度も、8℃上昇。また、吸気温度が以前より低くなって来た為か、IC-in温度がコンスタントに170℃以上となっていた。(以前は、あまり160℃を超えていなかった)
水温は、サーモが効いていて変化なし(STDサーモ)

この事からは、油温が上がった事によってEngルームの温度が上がり、吸気温度が上がったのか、Engルーム温度が上がった為に、油温が上昇したのかは、判断出来ない。

また、エアクリーナーBOX内部温度は、殆ど変化が無い(0.5℃上昇)ので、BOX入口の換気は上手く行っている模様。



ちなみに、半内循環のL5はまだ各部温度が上がり切っておらず、L5とL6(ピットインラップで、2ヘアまでは全開走行)と比較すると、半内循環の状態はまだ吸気温度が上昇中。

半内循環の、L5とL6(inLAP)の比較


この事を考えると、実際の半内循環と、外循環の差はもう少し大きいと予測される。


また、ICカバーに流れ込む空気の量は、

半内循環


外循環

右下の縦方向のスマホの中央やや上の数値がICカバー内の風速。
下部デジタルメーターの一番左の青表示が、ICカバー内の温度。
ダッシュボード上のTPMSの左側の、白黒表示のメーター数値が、Lミラー下の温度。

外循環にすると、2ヘアボトム値22.5km/h→21.3km/hと低下し、ホームストレートエンドエンドは30.3km/h→33.0km/hと上昇

以前比較した静止状態と比べると、外循環にしても風速の低下が少ない(ロールバーガーニッシュから空気が押し込まれる為)。


エンジンルームの換気に関しては、前回の結果からある程度は効果が有る事は分かっているが、少なくとも、ロールバーガーニッシュからの外気導入をそのまま換気に転用してもEngルーム上方の中央より後方の温度が下がるだけで、メリットは無い。
恐らく、横から入って、後方に抜けるだけで、内部の換気になっていない。

この事を考えると、トランクフードに外気導入のダクトを付けるだけでは、Engルーム温度を下げる効果は無く、導風と、排熱を併せて行わないと、効果は出ないのでは無いだろうか?(しかも、全体のバランスを上手く作らないと、肝心なEngルーム前方の空気は後ろに抜けてくれない)


これらの結果から、半内循環と外循環の比較に関しては、半内循環にしする事で、ロールバーガーニッシュから入り込む冷気がEngルーム温度を下げて吸気温度が下がる事は無く、静止状態では大きな吸気抵抗になっていた外循環のダクトも、走行状態では殆ど抵抗になっていない事がはっきりした。

したがって、現状の内循環のメリットは無いと判断。


走りの方は、Y1と比較すると、多少慣れてきて、ブレーキングからステア入れのタイミングが良くなって来たが、まだブレーキング自体が甘い感じがする。

とりあえず、現状のフィーリングは確認できたので、Y3でFRのキャンバーを付けるセッティングをテストする。


Y2ALL




※12/17 タイヤ温度の右側IN/OUTがが逆だったのを修正
Posted at 2021/12/17 01:51:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2021年12月16日 イイね!

Honda Racing THANKS DAY 2021-2022

発表されましたね。

今年は、鈴鹿で開催との事で、自分はエントラント側で参加します。

NSXーGTや、GT3を見られる?のが楽しみです。

コロナが酷くなって中止にならない事を祈ります。
Posted at 2021/12/16 20:37:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年12月13日 イイね!

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行8回目②

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行8回目②走行記録メモ

TC2000 Y1 11:35~11:55


9.6℃/55%
路面温度:18℃(ピットロード 21℃)
走行前、メーター読み外気温 14℃

車両スペック(前回走行と基本的に同じ)
タイヤ:AD08R(5年寝かした中古・左右逆履き)
サイズ:FR・165/55R15
    :RR・195/45R16
サス :TEIN FLEX Z/Fr:4kg RR:5kg/EDFC;ALL16
ブレーキ:STD
パッド:FR/700C (TC1000:60L) RR/ドリパ(TC1000:22L)
EXH:STD
タービン:STD
ECU:SEEKER OPDM
Oil:純正/65km
アライメント:
 32番pit(傾斜が強くて、半分車体を出さないと水平だし出来ない)
 水平レベル:ベース=0°
 各ベース間=0.2°以下レベル(ロッド延長)
   タイヤは純正ホイール+AD08で測定(1G 内圧170/180)
     アライメント自体は、前回のセットダウン時から弄ってない
トー/ Fr:LRトータル-1.5mm
RrL:+3.5→+2.5mm/RrR:+3.5→+1.0mm
キャンバー:FrL:-0.95°/FrR:-1.3°
       RrL:-2.3°/RrR:-2.3°
車高:ホール下~ライン(精度ちょっと低い)
   FrL:31.5mm/FrR:29mm
RrL:29mm/RrR:記録忘れ
タイヤ内圧(冷間)
 FrL:140/FrR:145
 RrL:150/RrR:155

ピットイン時内圧
 FrL:170/FrR:175
 RrL:195/RrR:190
を、FR:165/RR:175 にAdj

走行後内圧
 FrL:165/FrR:165
 RrL:185/RrR:180

走行後タイヤ温度(各部2回測定,左が1巡目、右が2巡目)プローブ突き出し5mm
FrL/ out    / mid          / in            // FrR/ in     / mid          / out
32.8,32.7 / 32.4,31.7 / 31.3,31.7 // 32.2,31.0 / 29.0,32.9 / 34.4,35.2
RrL /out   / mid          / in             // RrR/ in    / mid          / out
31.8,31.7 / 32.0,32.0 / 35.5,33.8 // 32.4,32.4 / 31.6,31.0 / 32.5,31.5


エアクリナーBOX導風ダクト付き
換気ファン(最上段スイッチ)OFF→L3でON
冷却ファン(左側トグルがサイドファンsw / 右側プッシュswがリヤ側ファン)
OFF→L3でON
排熱システム用ファン(大)を、冷却システムに転用

水冷オイルクーラー:ラジェーターOUTから分岐して、ヒーター回路に接続
排熱シュラウド:Ver 1.2装着
ICカバー:純正改ダブルファン仕様
     カバー内に温度センサー・風速計を取り付け
左ミラー下に外部温度センサーを取り付け

走行画像で、TPMSの左側の黒液晶メーターが、Lミラー下部外気温
グローブボックスの一番左に、ICカバー内部温度を表示(青大)

alt

alt


alt


RRのトーインは、AD08セッティングに戻し。
冷却システムは、外循環(前側冷却ファンと、ロールバーガーニッシュを接続)
タイヤ内圧を高めにして走行開始。

今回は、初めてタイヤの表面温度を、接触型の温度計を使って測定する為、多少早めだが、ある程度内圧が上がった状態でピットイン。

内圧を調整した後に、タイヤの表面温度を測定。
セッション中で時間が無いので、温度計のメモリー出来る数が10までなので、タイヤの外側と、内側のみ測定・メモリーしてピットアウト。
後で、メモリーを書き残すつもりだったが、電源を落とすとメモリーが消える事を知らずに、データが消えてしまった。
タイヤ内圧を高め→下げ目(こちがら今までの標準)にして、表面温度の変化を見たかったが、出来なかった。

また、測定に時間が掛かる為(今回8点計測で約5分)、ちょっとセッション中の温度測定は無駄が多い。(測定時間を考慮して早めにピットインしてタイヤが温め切っていない様では本末転倒)

走行後の温度測定は、FrR,FrL,RrL,RrRの順番で、タイヤの外側、センター、内側の順で測定し、2巡して測定したが、1巡目と2巡目で、測定温度が下がる程の差は無かった。

非接触の路面温度計でも測定してみたが、こちらの方がやや高い数値だった。また、こちらは温度変化が大きい気がする。(タイヤの溝の温度は更に高かったので、表面温度は、外気で冷却されやすい模様)
やはり、表面より少し内側の温度を測定した方が、正確にタイヤ温度を把握できそうな感じ。



また、走り出して内圧が高めだった事も有り、タイヤが全くグリップしない感じ。
恐らく、路面温度の低さも有り、タイヤが動かないので、温まらない感じで、ピットイン後の内圧調整後も、温間の数値は標準に近かったが、恐らく冷間内圧が高かった為に、温めようとするとタイヤが張ってしまい、内圧を上げ切れずに終わった感じ。

前回のTC1000が、V700での走行で有った事もあってか、イメージ以上にタイヤがグリップしなくて、正直驚いた。

あとで走行動画やデータを見る限りは、過去と比べてそんなにスピードが低い訳では無かった様で、恐らく、初めてV700を履いたTC1000ではそれ程攻めなかった為に、グリップ限界近くまで使ったいなかったので、その後のTC2000でAD08を履いた際も、それ程グリップの違いを感じなかったが、今回は、V700とAD08のグリップの差をもろに感じた気がする。

上手く使い切れるかは別として、V700をTC2000で使うと、現状では1秒以上は楽にタイムが短縮出来そうな感じ。(タイヤサイズの違いも有ると思うが)


また、RRパッドの変更は、TC2000でもポジティブな結果で、TC1000で感じた様に、ブレーキ初期から減速Gが立ち上がり、コンスタントに0.9Gを超えていた感じ。

ただ、まだイメージよりも止まってしまうので、コーナー進入で減速しすぎてしまうので、ブレーキングポイントを少し遅らせないと駄目だが、上手くステア入れとブレーキ抜きがリンクしていないので、オーバーラン気味なのは変わらない。

あと、TC1000ではそれ程感じなかったが、TC2000では、若干ブレーキバランスが悪い感じがした。
RRパッドの初期の食い付きは良いのだが、そこから踏力を上がて行く際に、リニアにRRの効力が立ち上がらないので、結局FRが先にブレークする点に変わりが無い。

1コーナーで、ブレーキを抜きながらステアを入れると、RRのパッド離れが悪い感じで、FRがリニアにブレーキ効力が弱まって行くのに対して、RRの効力の弱まるタイミングがON/OFFに近い感じで、もう少しRRの効力にリニア感が欲しい。

ドリパの特性を考えれば当然かもしれないが、踏み込む方向に対しても、もう少しRRの効力が立ち上がって欲しいので、とりあえず、RRのブレーキホースだけメッシュホースに変えてみようかと思う。

1コーナーでRRが大きく流れて姿勢が乱れた時に、再度踏力を上げるとRRのスライドが止まるのも同じで、中途半端にブレーキを掛けている状態が、一番RRのスライドが出やすい感じ。
ここは、基本的にはサスセットの問題で、進入時にRRの接地が取れていない事が根本的な問題で、改善方法も色々と考えられるが、荷重コントロールや、スライドコントロールの練習にはちょうど良いので、もう暫く今のバランスで練習する予定。
もう少し早めにカウンターを当てられる様になったら、RRのトーインも減らす方向でトライしたい。(現状左側だけトーインを大きくしてるのを、右と同じ数値に戻す)

また、セッション終了後までに、タイヤ内圧が上がり切っていない感じだった為、FR温間は低めだがそのままY2を走る事にした。
RR温間は気持ち下げた方が良さそうなので、走行後に内圧調整。

走行後のタイヤ温度は、恐らくタイヤが温まり切っていない為に、表面温度が予想と違う変な測定結果に。Y2の結果待ちで判断。

前回TC2000ベストとの比較


黄色いグラフが減速G(組み合わせ加速度)で、今回の方が、初期から高いGが掛かっている。
DLコーナーは、まだ攻めきれてないので全開で走れていない(前回はビビった?)。


Y1 ALL

TPMSの左にLミラー下の外気温計
グローブボックス下の温度計で、一番左の青(大)が、インタークーラーガイド内の温度(前側ファン出力温度)

全然攻め切れていないのに、仮想ベストは14秒台。
気温が低いのと、ペースが上り切っていない為に逆に吸気温度が低く、加速が良いので勝手にタイムが出る感じ。
非常に消化不良なセッションだった。
Posted at 2021/12/14 03:11:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2021年12月12日 イイね!

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行8回目①

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行8回目①昨日、S660で筑波サーキト、コース2000へテスト走行に行って来ました。

前回のTC1000での走行で、再度確認したい事が有ったので、データ取り項目を増やして、エンジンルームの換気が、吸気温度に影響を与えるのかをチェックしました。

また、前回のTC1000で、前後のブレーキバランスを変更したことが、TC2000ではどの様な変化が出るかを確認した上で、FRのキャンバーを変更して、場合によっては、新品タイヤ(3号機のAD08)の投入も考えていました。

今回の走行の準備段階で、ダクトが付くことで、ファンの吸気抵抗になっていることがはっきりしたので、勢いで追加ダクトも作ってみました。

あと、キャンバーを変更する際に、タイヤの表面温度がどの様に変化するかを確認するために、表面温度計を購入してみました。

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プローブの先端についている円筒の物体は、プローブ先端のタイヤへの突き刺し量を一定にする為のストッパーで、自作品です。
(全日本のタイヤサービスで使っている物を参考に適当に作りました)

プローブの径が3㎜と太いので、タイヤに刺すのに非常に力が必要で大変でした。

まだデータをチェックしきれていませんが、やはり、Engルームの換気は、吸気温度に影響を与えているようです。

また、キャンバーに関しては、若干ブレーキングでのブレークが速い傾向が有りますが、舵角が小さい時は(ステアの切り始めや、最終コーナーなど)FRの内向性が上がり、185/55のV700を入れた時のフィーリングに近くなりました。

絶対グリップは、V700と結構差が有った気がしますが、曲がる感じは似てきました。

ブレーキングのネガよりも、旋回のポジが高いので、走りが対応出来れば、こちらの方がタイムは出そうです。

あと、Y1で、もう一度内圧高めで走り出したら、グリップしなくて愕然としました。
タイヤが滑り出す前のグリップはそれ程悪くは無く、転がり抵抗が低い感じで前に進むので、場合によってはタイムが出るかもしれませんが、滑りだすと止まりません。
自分の走り方には合っていない感じでしたので、今後はこの方向性は基本的に無しです。


また、これは少し予想外(全く予想していなかった訳では無かったですが)で、追加ダクトは逆効果でした。

ICカバー内の風速計の動きを見ると、乱流が発生して綺麗に空気が流れていない感じで、実際に吸気温度が上がってしまいました。

今の暫定ダブルファン仕様の時も思いましたが、ダクトが二つある空気の流れは、非常に複雑ですね。

うかつにダクトを増やすと逆効果で、よくよく考えて作らないと駄目たと反省しました。
Posted at 2021/12/12 16:12:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | S660 | クルマ

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