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2022年10月14日 イイね!

S660 筑波サーキット、コース2000 takeさん主催走行会①

S660 筑波サーキット、コース2000 takeさん主催走行会①昨日、take RA改さん主催の、S660走行会へ行って来ました。

同日にファミリー走行も走る予定だったので、自分は皆さんと離れて11番ピットに荷物を降ろして走行しました。

今回、初めてのS660の走行会で、どうやって走れば良いか分からないので、とりあえずいつも通りに走っていれば、いろんな人と絡めるかな~と思ってたら、全く絡めず、何の為のS660走行会か分からず終わってしまいました・・・。

ただ、前回のファミリー走行の結果で、RRのARBを変更したフィーリングから、RRタイヤを165では無く195で走って見たかったのと、今回、RRのみですが、ライドハイトセンサ(車体の下面と路面の距離を測るセンサ)と、タイヤ表面温度計を取り付けたので、どんな反応をするかを見たかったので、いつも通り振り回して走りました。

ライドハイトセンサーは、秋月電子の千円位の距離センサーを、RACEDACに繋いで使用して、サスストロークとは別に、車体が路面に対してどの位ロールしているかをチェック出来るかをテストしてみました。

今回、テスト設置(タイヤ表面温度計も)なので、数か所あるコネクターが、安物なので、接触不良を起こしてしまいましたが、思ったよりも使えそうです。

タイヤ表面温度計は、インタークーラー表面温度測定に使った物を2個用意してRRタイヤの表面温度を測定しました。

センサーの視野角が60℃と狭いので、設置位置に無理があって、若干精度が低いと思います(タイヤ表面に対しての角度が浅いので、測定温度の精度が低い)が、知りたい情報は得られました。


こちらが、ライドハイトセンサーの動きの動画で、青はGPS車速、黄色がGセンサの値(共にRACEBOX MINI)で、紫が左、緑が右のサイドスカート後端から路面までの距離です。






今回はテスト設置なので、センサーから出力されている電圧をそのまま記録しましたが、RACEDACの方で設定をすれば、距離で表示できるので、次回は実際の距離で記録します。

表面温度計もそうなのですが、今回テスト設置で、配線を繋ぐカプラが普通の電子工作用の安物なので、接触不良を起こしてしまいました。

それで、1000円程度のセンサーでも、十分参考にはなりそうです。

これで、サスストロークに対して、実際の路面とタイヤのコンタクト度合い(どの位タイヤを路面に押し付けているか)を確認できればと思います。



こちらが、タイヤ表面温度計を装着した状態です。

センターでディスプレイ下の2つがそれぞれ左右のRRタイヤ表面温度です。




タイヤの表面温度は、大体予想通りの温度分布の変化をしていましたが、バックストレートで思いのほかタイヤが冷えるのが予想を違ってました。

最終コーナーや、1コーナーで、同じようにエントリーしても、グリップ感が違ったりする感じは、これから来ているのかもしれません。


LSDが入っていないので、進入でRRがブレークした時と、立ち上がりで内輪がホイルスピンしてる時に、タイヤのどの辺りが路面に設置しているかを確認出来ました。

次回は出来れば4輪測定したいですが、それなりに金額が掛かる(今使っているセンサーなら安いのですが、視野角が広いセンサーに変えた上で4個はそれなりの金額になりますので)のが欠点ですね。



肝心の走行の方は、2走行目に、予定通りにRRのプリロードを抜いて走ったら、フィーリングが良さそうなので、ペースを上げて行く途中で、今度は2ヘアでクラッシュしてしまいました。




今回、TPMSの画像が撮れてなかったので、正確な数値が分かりませんが、走行中にチェックしていた値では、FR1.8/RR1.9位だった筈なので、まだ内圧が上がって無いのに攻めすぎました。

あと、ステアリング裁きが下手です。

カウンターステアで、ステアリングを持ち替えると、舵角コントロールが出来ず、今回でいえば、カウンターを当てすぎて、しかも、振り返した時にステアリングを戻すタイミングが遅れて真っすぐスポンジに突っ込んでしまいました。

以前から2ヘアでは同じような感じでスピン直前から立て直していたのですが、その時もステアリング操作が遅れ気味だったので、もっと練習が必要です。

あと、ステアリング形状も、持ち替えが必要な時は、正円でセンターがオフセットしていない方が絶対に良いですね。(以前からこの点は気になっていましたが、後の祭りです)


今回、エアバッグが開いた際に、TPMSが吹っ飛んでFRガラスを内面から割ってしまいました。
エアバッグを避けて設置したつもりでしたが、少し乗っかっていた様子で、フラッシュエディタを道連れにしてくれました。(フラッシュエディタの位置自体は問題無かったのですが・・・)

alt



最近モニタとして使ってなかったので、外しておけばよかったです・・・。


車体ダメージは、多分フレーム本体は大丈夫だと思うので、また自分で修理に挑戦します。

ガラス交換が難しそうですね。


あと、今回、HANSに助けられました。

前回最終コーナーでクラッシュした時は、後ろ向きに当たったのでそれ程では無かったですが、今回は、完全にHANSにヘルメットが当たってホールドしてくれたのが分かった位、頭を振られたので、恐らくHANSを使ってなければ首に何らかのダメージを受けていたと思います。



外装関係のダメージが今回は大きいですが、いい加減ワイドフェンダーを完成させろという天からのお告げですかね~。


自分以外にもトラブルやクラッシュされた方もいましたが、皆さんお疲れ様でした!!


Posted at 2022/10/14 08:51:37 | コメント(2) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2022年10月13日 イイね!

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行13回目③ Y3

走行記録メモ

TC2000 Y1 10:35~10:55

alt

alt

alt


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28.1℃/65%   
路面温度:31℃
走行中、メーター読み外気温 30℃(can-bus)

車両スペック(前回走行と基本的に同じ)
タイヤ:AD08R / FR57L/ RR52L
サイズ:FR・165/55R15(MR01)
     :RR・165/55R15 (STD+20mmスペーサ)
サス :TEIN FLEX Z/Fr:4kg RR:5kg/EDFC;ALL10
ブレーキ:STD
パッド:FR/700C (TC1k:60L+TC2k:191L) RR/ドリパ(TC1000:22L+TC2k:191L)
BRK HOSE:FR/STD RR/SUS
EXH:STD
タービン:STD
ECU:SEEKER OPDM

Oil:純正/51.125km
ALB:FR/STD RR/Y3:CUSUCO→Y4:TANABE(弱)
GAS : +7L(センター+3)

アライメント:
 場所:myガレージ
  水平レベル:ベース=0°
  各ベース間=0.2°以下レベル(ロッド延長)
  タイヤは純正ホイール+AD08(used)で測定(1G 内圧170/180)
  アライメント自体は、前回のクラッシュ時から弄ってない

トー/ Fr:LRトータル -0.75mm(前々回セットダウン+0.5mm、前回?の-0.5mm)
    RrL:+3.25mm/RrR:+1.5mm
キャンバー/FrL:-2.0°/FrR:-2.2° ※
  -0.75       ※
      RrL:-2.1°/RrR:-2.5°      
98.75 | 102.25
車高:ホール下~ライン(微妙な測定精度)     -3.0 | +2.25
   FrL:24.5mm/FrR:24.0mm       101.75 | 100.0
   RrL:21.5mm/RrR:23.0mm -----------------------------
   RRのみ4mmスペーサー 93.25 | 87.75
アーチ下 567/565 +3.25 | +1.5
              601/595 90.0 | 86.25
     ※

GPS
RaceBox MINI/can-bus (note10)/RRアクスル上(トランクフード後端)
GL02/OBD2 (S5)/FRウィンド下
BL-1000GT/-- (Z3)/FRウィンド下


タイヤ内圧
 FrL:145/FrR:150
 RrL:150/RrR:160

走行後内圧
 FrL:174/FrR:177
 RrL:190/RrR:190

走行後タイヤ温度(各部2回測定,左が1巡目、右が2巡目)プローブ(φ3)突き出し5mm
FrL/ out    / mid         / in             // FrR/ in     / mid          / out
50.4,47.5 / 47.8,45.9 / 49.4,46.7 // 52.0,50.8 / 49.2,49.2 / 47.5,48.1

RrL/ out   / mid          / in            // RrR/ in     / mid          / out
50.8,54.6 / 55.4,53.3 / 58.7,54.7 // 56.1,53.9 / 55.6,53.0 / 55.9,53.8 


前回RR165の時と、今回のY2の結果から、タイヤ内圧は低めを狙ってセットし、温間は大体狙った数値だったが、思ったよりもRRが捩れる。
RR内圧が前回の200位の時は表面で滑る感じだったが、今回は構造が負けて捩れる感じ。

RR165のフィーリングは、やはり前回同様に、高速コーナーでRRの接地感が薄く、特に最終コーナーはかなりビビリミッターが発動して攻められない。
当たり前だが、195に比べると曲がるが、スタビリティ不足。

Y3 ALL


最終コーナービビりまくり



Y4 15:35~15:55
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alt


alt


alt


29.9℃/44%
路面温度39℃
走行中、メーター読み外気温 32→31℃(can-bus)
GAS : +5L(センター+4)

タイヤ内圧 Y3 keep

走行後内圧
 測定したが、記録忘れ(Y3と大差なかった筈)

走行後タイヤ温度(各部2回測定,左が1巡目、右が2巡目)プローブ(φ3)突き出し5mm
FrL/ out    / mid         / in             // FrR/ in     / mid          / out
51.6,48.9 / 50.3,48.2 / 52.3,49.4 // 54.0,52.1 / 49.9,50.4 / 49.0,49.1

RrL/ out / mid / in // RrR/ in / mid / out
58.8,55.6 / 58.5,54.1 / 60.4,56.4 // 57.6,52.9 / 54.8,51.5 / 54.4,502



RRのARBを、CUSUCO(75kg/0.05m)からTANABE(109kg/.05m)に交換して、RR内輪の仕事量を増やせるかテスト。

フィーリングは結構変化した。
走り始めは、コーナーエントリーではそれ程大きな変化は無いが、クリップ近辺での2次旋回初期で、RR外輪に荷重が掛かった時に踏ん張る感じが出て、曲がりやすい気がした。

そこからペースを上げて行くと、エントリーでRRが出やすいが、曲がる感じが出て来た。
Y3よりも、スライドして曲げる時のコントロール性が若干良い感じで、その部分はポジだが、DLや最終は、確実に限界が下がった感じで、全く攻められなかった。

スライドコントロールはやりやすいので、上手く走れれば曲がるのかもしれないが、リスクが高すぎるし、スタビリティーは低いので余裕が無い感じ。

イメージ的には、RR外輪のSPGレートが上がった感じで、ロールは減ってる?という感じ。

タイムは出ないが、ヘアピン系のコーナーは、スライドコントロールがしやすいので、走っていて非常に楽しい。
(その分、最終コーナーは非常にストレスが溜まる感じだが)


Y4 ALL




ロガーデータをざっくりと見た感じは、RRのARBのレートが上がった分、外輪のストロークが減り、コーナーではRR車高が高くなって、荷重が掛からず、しかも、内輪は、ARBによって押し上げられてるので、位置は深くストロークしてるが、プリロードを張った状態に近い感じでグリップが取れていない様に思われる。

恐らく、RRがコーナーで下がるようにしないとグリップが取れないのでは無いだろうか?

プリを抜くか、車高を下げるか、SPGレートを下げるか、又は、逆にFRのARBのレートを上げるか?

どれから手を付けるか難しい。
Posted at 2022/10/13 01:02:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2022年10月03日 イイね!

S660 インタークーラーの表面温度分布チェック

S660 インタークーラーの表面温度分布チェック今、S660のトランクフードを作ってますが、併せてインタークーラーの冷却システムも更新する予定です。




今までは電動ファンを使っていたのですが、ファンの重量がバカにならない上に、性能は水冷とは比べ物になりません。

先日の走行では、気温32℃の中で、連続走行中でも吸気温度は80度程度なので、昨年に比べれば、吸気温度は下がってますが、現状では満足のいく状態では有りません。


なので、トランクフードのFRP化に併せて、ダクトを追加して、電動ファンを取り外します。

ダクトが追加出来れば、自然吸気でもそれなりに吸気温度を抑えられるのでは?という、今までのやってみたかった事を、まだそれなりに暑いうちに実験しようという算段です。

あと、軽量化によるロール抑制も目的の一つですが。

ファンを外すことで、風通しが良くなることも見越してのトライです。


タイトル画面の、今までのダブルファン用のICカバーでは、自然吸気では形状が合わないと思われるので、またカバーを作り直す予定です。


電動ファンを使った状態で色々とテストしてきた経験上、重要なポイントの一つとして、インタークーラーへの風の当て方があります。

電動ファンで強制的に風を送っていた今まではよかったとしても、自然吸気では、限られた風量をいかに効率良く使うかが重要なポイントだと思われます。


その為には、インタークーラーの一番熱い場所に風を多く当てる必要が有るので、実際にどこが熱いのかを確認しました。


方法は、ICカバーを外して、サーモカメラを使って測定した画像を、RaceChronoを使って録画しました。

alt


放熱が多いと測定が難しそうなので、STDのインタークーラーで測定しました。
今使っているトラストのインタークーラーでも、サイドタンクの形状は似た感じなので、参考にはなると思います。

余りエンジンを高回転まで回していない初号機を、ここぞとばかりにフル活用しました。



結果は、有る意味予想通りで、インタークーラーの入り口に近い部分の温度が高く、端は低い結果でした。




動画の赤い部分が温度が高い場所で、80℃位、緑の場所は60℃位で、青が30度です。
左端のデータはOBD2のデータで、上からエンジン回転、スロットル開度、吸気温度、排気温度、水温の順です。

回転を上げると、インタークーラー中央やや左上辺りから熱い部分が広がっていきます。

高回転パーシャルよりも、高開度でブリッピングした方が温度が上がり、ある一定から一気に高温域が広がります。

アイドル状態になると、次第に熱分布が均一になり、60℃位までは比較的早めに表面温度が下がります。


この結果を見ると、やはり純正のICカバーの形状が良くできていて、温度の高い所に風が当たるように出来ていると思います。

まあ、CFDとか使って計算して作ってる筈なので当然だとは思いますが。


ビッグラジェーターでも、風が当たらなくても放熱板になるとして、中の仕切りをカットしないで使った方が方が良い気もしてきました。
(自分は、全てカットせず、整流フィンになるように残していました。)



というわけで、この結果を踏まえてダクトの配管等を考えます。
Posted at 2022/10/03 20:07:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2022年10月01日 イイね!

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行13回目② Y1-2 タイヤ内圧検証

S660 筑波サーキット、コース2000 ファミリー走行13回目② Y1-2 タイヤ内圧検証走行記録メモ

TC2000 Y1 10:35~10:55


28.1℃/65%   
路面温度:31℃
走行中、メーター読み外気温 30℃(can-bus)

車両スペック(前回走行と基本的に同じ)
タイヤ:AD08R / FR27L/ RR27L
サイズ:FR・165/55R15(STD)
     :RR・195/45R16  (MR01)
サス :TEIN FLEX Z/Fr:4kg RR:5kg/EDFC;ALL8
ブレーキ:STD
パッド:FR/700C (TC1k:60L+TC2k:166L) RR/ドリパ(TC1000:22L+TC2k:166L)
BRK HOSE:FR/STD  RR/SUS
EXH:STD
タービン:STD
ECU:SEEKER OPDM
Oil:純正/0km
ARB:FR/STD  RR/CUSUCO


アライメント:
 場所:myガレージ
  水平レベル:ベース=0°
  各ベース間=0.2°以下レベル(ロッド延長)
  タイヤは純正ホイール+AD08(used)で測定(1G 内圧170/180)
  アライメント自体は、前回のクラッシュ時から弄ってない

トー/ Fr:LRトータル -0.75mm(前々回セットダウン+0.5mm、前回?の-0.5mm)
    RrL:+3.25mm/RrR:+1.5mm
キャンバー/FrL:-2.0°/FrR:-2.2°          ※            -0.75       ※
      RrL:-2.1°/RrR:-2.5°           98.75 | 102.25
車高:ホール下~ライン(微妙な測定精度)     -3.0 | +2.25
   FrL:24.5mm/FrR:24.0mm        101.75 | 100.0
   RrL:21.5mm/RrR:23.0mm          -----------------------------
   RRのみ4mmスペーサー                      93.25 | 87.75
                               
アーチ下 567/565    +3.25 | +1.5
                          601/595       90.0 | 86.25  
   ※
GAS/未記録(前回走行後未給油のはず)

GPS
 RaceBox MINI/can-bus (note10)/FRウィンド下 
 GL02/OBD2 (S5)/FRウィンド下 
 BL-1000GT/-- (Z3)/FRウィンド下   

タイヤ内圧
 FrL:155/FrR:160
 RrL:165/RrR:170

走行後内圧
 FrL:205/FrR:200
 RrL:214/RrR:209

走行後タイヤ温度(各部2回測定,左が1巡目、右が2巡目)プローブ(φ3)突き出し5mm
FrL/ out    / mid         / in             // FrR/ in     / mid          / out
51.4,53.6 / 51.5,52.4 /53.2,52.5  // 53.5,53.3 / 51.2,52.7 / 50.5,51.7
34.4,32.4 / 32.7,31.4 / 31.8,31.0 // 27.8,27.2 / 23.2,24.9 / 23.7,24.0

RrL/ out   / mid          / in            // RrR/ in     / mid           / out
57.4,56.4 / 56.5,55.8 / 56.6,56.7 // 53.7,52.6 / 51.1,51.1 / 49.8,50.2
34.7,30.3 / 38.0,30.2 / 34.0,31.3 // 28.4,24.5 / 26.1,24.4 / 27.4,24.9


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alt


前回の最終コーナーでのクラッシュ以来初めての走行なので、まずはクラッシュしない事を大前提に、車両の状態をチェックする為に、RRタイヤを195で走行。

内圧は高めでスタートして、途中で下げる予定だったが、慎重にペースを上げすぎたせいか、予想以上にタイヤの内圧が上がらず、ペースも上げ切れずに走行が終了。

ただ、車両の状態は特に問題が無かった感じで、とりあえず一安心。

内圧を下げる事が出来なかったので、Y2も195で走行。

Y1 ALL




Y2 11:55~12:15

30.4℃/50%
路面温度49℃
走行中、メーター読み外気温 30→32℃(can-bus)

吸気、換気ファン ALL-OFF

タイヤ内圧 Y1後Adj ALL-20

RaceBox MINI の位置を、RRアクスル上に変更(トランクフード後端)

走行後内圧
 FrL:178/FrR:183
 RrL:192.5/RrR:190

走行後タイヤ温度(各部2回測定,左が1巡目、右が2巡目)プローブ(φ3)突き出し5mm
FrL/ out    / mid          / in             // FrR/ in     / mid          / out
57.4,54.7 / 55.0,53.2 / 56.8,53.8  // 56.3,56.6 / 52.7,56.1 / 54.0,56.0

RrL/ out   / mid          / in             // RrR/ in     / mid          / out
59.0,57.0 / 58,1,55.4 / 58.7,57.0 // 55.4,53.4 / 54.0,52.6 / 53.5,52.2 


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OBD2のデータもあるので、そちらは

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Y1に対して、4輪共に20内圧を下げて走行したが、まず、内圧がなかなか上がらない感じでグリップ感が出ない。

寒い時期と比べて、コンパウンドのグリップ感はそこそこ有るが、内圧が上がらすにペースが上げられない感じで(荷重を上手く掛けられない感じ)、ペースが上げ難かった。
また、Y1と同じような内圧に上がっても、全体のグリップ感が出なくて攻められない。

恐らく、タイヤの表面はグリップしているのだが、内圧が低いのでタイヤが捩れてしまっていた為に、タイヤの温度が走り始めに対して上がらず(タイヤ温度の変化量が小さい)、フィーリングが悪かったのでは無いかと思われる。

寒い時期は、走り始めはタイヤ温度が低く、コンパウンドも硬い状態なので、内圧が低くてもタイヤに荷重を掛けられ、そこから発熱するので内圧が上がる(コンパウンドの温度変化が大きい)が、暑い時期は、最初からコンパウンドの温度が高いので、内圧が低いとタイヤが変形してしまい、上手くタイヤに荷重を掛けられす、そのせいでコンパウンドの温度が上がり難く、上がったら上がったで、今度はタイヤ温度が上がるのでタイヤ剛性が下がり、寒い時期と同じ内圧(又は、Y1の様にスタート内圧が高めの状態で、同じ程度の内圧に上がった状態)でも、タイヤ全体の剛性的には低い状態になっているのではと推察。

従って、気温や、路面温度のバランスによって、適正内圧が変化するのでは無いかと思われる。

路面・気温共に高い場合は、寒い時期よりも、内圧は高めに設定した方が良いのかもしれない。


実際のY2の走行フィーリングは、内圧が安定してからは、Y1と比較すると、以前と同様に、滑り出しは若干早いが、コントロールはしやすい感じで、甲乙つけ難い感じで、温間で、タイヤの内圧と、表面温度のバランスだけを見ると、FRタイヤはY1の方がタイヤ温度の分布が均一に近いが、RRはY1も、Y2も余り変化がない(温度自体はY2の方が高いが)ので、RRはどちらでも大差が無いが、FRはY1の、内圧が高めの状態が良いのかもしれない。

ただ、路面温度がY1と結構違うので、その辺も考慮しないと駄目なので、判断が難しい。

FRの内圧が高めのバランスだと、RRの内圧も変化すると思われるので、次回、195で走る事が有れば、前後の内圧差を無くして、前後共に温間で190位をターゲットにしてみるのも面白いかもしれない。


走りの方は、最終コーナーはまだかなり慎重に走っているが、他のコーナーは、以前よりもアンダーの度合いが少なく走れる様になった気がする。

HANS+6点式シートベルトの効果も有るのかもしれないが、以前よりも車体を上手くコントロール出来てい気がする(本当に気がするだけ)

また、体ががっしり固定された事で、目線が悪かった事に気付いた。
今までは、若干クリッピングポイントから立ち上がりに目線を移すのが遅かった感じで、もう少し早いタイミングで目線を移動した方が、ライン取りが自然になる感じ。

あと、体ががっしり固定されたら、ストレートで前が見えにくくなった。
全く見えない訳では無いので、慣れれば大丈夫だと思うが、自分の走っている位置を把握し難い。


今回、タイヤ内圧と、タイヤ温度の関係が気になったので、タイヤの表面温度を走行中に測ってみたいと思った。


Y2 ALL


can-busのデータが上手く取れていない。
上手くデータが拾えておらず、早い動きのデータはNG

GPSユニットの取り付け位置を後方へ移動したので、ブレーキング時や、RRが滑った時に、高い旋回Gが出ている。



とりあえず、最終コーナークラッシュのチェック、リハビリは一応完了したので、Y3はビビりながらRR165へ変更。
Posted at 2022/10/01 10:51:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | S660 | クルマ
2022年09月19日 イイね!

全日本ロードRd7岡山から帰ってきました

全日本ロードRd7岡山から帰ってきました本日、全日本ロードレース選手権Rd7岡山出張から帰ってきました。

S660の皆さんは、H1カップお疲れ様でした。
自分も参加したかったですが、お仕事でした。



台風の影響が心配されてましたが、無事にドライで全セッションを終了出来て良かったです。

結果は、予選2位(ファクトリーを除けばトップ)、決勝は2位争いで最終ラップに仕掛けて転倒となってしまいましたが、非常に良い走りが出来たので良いレースが出来ました。

実は、このライダー、8耐で散々転んだライダーなのですが、その時の転倒はしょうがないミスでの転倒で、やってはいけない転倒でしたが、今回の転倒は、少なくとも我々のチームでは攻め切った結果なので、評価される転倒で、次回が期待できます。

1コーナーの進入でカウンターを当てながらブラックマークを付けて走る姿は、非常に格好が良かったので、結果は転倒リタイヤのレースでも、2位のライダーに買った気分です。

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最終戦の鈴鹿が楽しみになりました。



是非、4時間17分か、4時間23分辺りから見てみて下さい。
Posted at 2022/09/19 23:25:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | レース | 日記

プロフィール

「[整備] #S660 S660 電装系のアップデート番外編/ECUの純正戻し https://minkara.carview.co.jp/userid/2377114/car/2854125/8169673/note.aspx
何シテル?   04/01 12:28
@zawaです。よろしくお願いします。 N2Fという開店休業中の様な店をやりながら、2輪のレースメカニックをしてます。 一応仕事の筈ですが、趣味の世界でビ...
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