チェイサーJZX110ナックル流用。

足回りの調子が悪くなってきたのでリフレッシュ目的で100系よりも年式の新しいJZX110のナックルを移植したいと思います。

ジャッキアップしてキャリパーをブラケットごと外します。

ブラケットはナックル裏に17mmのボルトが2本で留まっています。
かなり硬いので浸透潤滑剤の使用を推奨します。

ブラケットを外したらナックルとボールジョイントを分離させます。
ナックル下部にボルト２本で固定されています。
私の車はロールセンターアダプターを導入しているので六角レンチソケットを使用しましたが、純正では19mmのボルト2本です。

こちらも鬼硬いので注意。

そしてこの時点でナックルに10mmのボルト1本で固定されているABSセンサーを抜いておきます。
断線に注意。

ナックルがフリーになったら車高調を外します。
外さなくてもいける人はそのままで！
でも大概外した方が楽です（笑）

アッパーアームを固定している14mmの長いボルトを外します。
ナックルが落ちてこないように気をつけましょう。

新旧比較。
左がJZX110用です。
NA用を買ってしまったのでローターのカバーが小さいです。
ハンマーなどでローターに干渉しないように加工しました（笑）

アッパーアームはJZX100用をそのまま使います。
でないと色んなところに不具合が起き、修正がめんどくさいです(経験者)
ロックピンを抜き17mmのクラウンナットを外して赤丸をハンマーでぶっ叩いてボールジョイントからナックルを分離します。
本当はプーラーを使用するのでしょうが、手元にあったものは大きさ違いで使えず（汗）

この方法は自己責任ですね(๑>؂•̀๑)ﾃﾍﾍﾟﾛ

尚、今回の固着ボルトやアッパーアームとナックルの分離にはこの｢フリーズルブ｣が大活躍しました。

瞬間冷却効果によって固着したボルトの堆積を減らし、すかさずその隙間に潤滑剤を滑り込ませるという仕事を一瞬でやってくれます。

呉工業の回しものではありませんが、足回りの作業には必需品かもしれません！

JZX100のアッパーアームと接合したらあとは逆の手順で取り付けます。
足回りからの異音もなくなり、ハンドリングもようやくまともになりました( ^ω^ )

年式も少し新しいため精神衛生上かなりいい感じです。

取り付けにあたって整備手帳には簡単に記していますが、実は色々あって7日間ほどかかりました（汗）

取り付けやトラブルの様子はブログで詳しく説明しておりますのでよかったら閲覧してくださいm(__)m
ブログ:今日の牛村さん～介護と育児と改造日誌～
チェイサーJZX110足回り移植の巻。
http://blog.livedoor.jp/cowcowvillage/archives/13949533.html