デザイン秀逸なドアバイザー装着、それは…

ワシ、今までの数々の愛車にはどれもこれも装着できなかった
憧れのオプション。それがW453には装着できる……
声高らかにその名を叫ぼう。「ドアバイザー 」っっ

ぬぇ？
ドアバイザー ？

そうです。
どれもこれも幌型車ばかりでドアバイザーとは
無縁のカーライフだったのですが、
ついについに、ドアバイザーと出逢う日がまいりました。

しかし………


※写真はバイザー未装着の状態です。
記事をご覧になったあと、
完成後の写真(7枚目)と比較なさってみてください。

見てください。
これがスマート純正のドアバイザー 。

これ？
これですかい？？
まっじーっでぇー(心の声)。

納車時に注文を決意できずじまいで結局バイザーレスな生活に。
※センスは人それぞれですのでお気になさらないでください。
(バイザーって日本仕様独自のオプションなのでしょうか)


ところがどっこい、2020年の夏は暑かった。

ひとたび駐車したクルマに戻ろうものなら
10分足らずでそこは大焦熱地獄。

そりゃあーた、
阿鼻地獄よりはマシかもしれぬけど、
この世のものとは思えぬ暑さで
たちまち干あがっちゃうってぇもんよ。

おまけにこのクルマ、屋根が真っ黒なガラス張りの上に
冷房は効かないわで、納車から遅れることずいぶん経ちますが
どっこいしょと重い腰を持ち上げた三年寝太郎のようなワシ。

今一度バイザー探しの旅で出るのでありました。

熱帯雨林商店の扱う社外品もいいけど
万が一の取付失敗の際にフォローしてもらえなさそう。

純正品はアレがアレだし、何より取付工賃だけで
ワシの1ヶ月の牛丼代がまかなちまうったぁドユコトですかぁ。

そうこうするうちに季節は移り、秋の気配に包まれました。


で、兄弟車の情報を見てみると………

コレだわさっっ
松田さん風にいえばビビビビですな。

のれん、はたまた あまどいのようなタイプではない
流れるようなフォルムのバイザー。


さっそく近くのディーラー(日産系)に注文の電話をかけると…
なんと電話では注文できず、来店して代金を前払いしなければ受け付けないという。

つまり二回来店しないといけない。このご時世なのに？
星空のディスタンスは保たなくていいってかい？

じゃーいいですーぅ。


電話注文できるという、
富士山の見える方面の店にお願いしました。

注文から約１ヶ月。
商品と取付要領書を受け取って帰宅です。

取り付けてもらわないの？と思った方。
あたしゃ……牛丼代がもったいなくて、取付はDIYだもの。


この取付要領書がキモです。
これさえあれば、素人のワタクシでも
取り付けができちゃうのであります。

しかもルノージャポンのパーツは優秀です。
脱脂用のアルコール、それにプライマーまでついていましたぞ。
細かい部品と取付の注意点などを読み込んで、作業開始です。

例によって重要なのは脱脂です。

付属のアルコール綿は使わず、
パーツクリーナーでモール部分をガシガシとしっかり脱脂します。
これを怠ると接着が甘くなり、剥がれの原因になりますよ。

取付要領書記載に従って、
上辺から何ミリの位置に…などの記載の通り、
マスキングテープで目印をつけて、金具を差し込んでいきます。
ガラス面に接触しないよう、ご注意をっ

バイザーを仮当てして、エイやっと接着させたらもう完成。
先ほどの金具ををバイザー本体に接続し、クリップ留めします。

上からじっくり、んむむむむぅと圧をかけましょう。

※作業終了から24時間は雨に濡れないように注意ですぞ。
テープの粘着が弱くなるので雨の日の作業も避けましょう。

ルノーのサービステクニシャンによれば、
可能ならばクルマ自体も動かさないほうがいいんですって。

どないなもんです？
TWINGO用の純正バイザー。
すんごいスタイリッシュです。

なぜかエアコンプレッサーONにしていても
勝手にコンプレッサーが停止し、
フロントガラスが一瞬で曇る、謎仕様のW453。

念願のスタイリッシュバイザーで、ちょこっと安心です。