きとらのブログ一覧

次男坊の病気が発覚してそろそろ一年。

退院してからは月１回のペースで診察をうけている。

診察を受ける日は専門外来になっているので、

同じ時期に入院していた子に会う事もあり、

その子達が次男と同じように元気に成長している姿を見ているだけでも微笑ましい。

しかし中には心を痛めるような話もあったりする。



２週間前にはMRIの検査があった。

MRIは退院してから２回目。


そして今回は残念ながらMRIの所見で問題が見つかる。






「念のため一週間後にCTを撮りましょう」




と主治医の先生から言われた。


診察室をでた後、一気にあの嫌な思い出が鮮明に甦る。


CT検査までの一週間は、次男の顔を見る度に、


「また入院するのか」とか「再発は予後が悪い」


と思うと胸が苦しくてたまらなかった。

そしてCT検査を受け検査結果を待っている間、

ひたすら祈った。


検査結果は問題無し。

どうやら風邪の影響でリンパ節が腫脹してようだった。

一気に肩の力が抜けた。


このような事は次男を育てて行くかぎりずっとついてまわるのだろう。

それを思うと辛い気持ちになる。




そしてこの検査のために次男は被爆した。

中には放射線治療をうけた子もいるから、その親からしたらたいした事無いかもしれない。

しかしそうは言っても２歳にもなってない次男は

この小さな体ですでに３回CTを撮っている。

病気が病気だけに仕方ないとは思うが、幼児の放射線感受性を考えると不安になる。


ただこの被爆にはベネフィットがあるから許される。

今の原発にはベネフィットなんかないのに胃のレントゲンがどうのこうの言ってる。

だってそもそも被爆する必要のない子や妊婦達が放射線にさらされている。

なんだか話をすり替えられている気もするが…。

ホントに大丈夫だったかは数年後にわかることだし。

実は東京もダメでしたってオチもあるかもしれないのが恐い。

とにかく原発がうまく収束される事と福島周辺の子ども達に健康被害がでない事を祈ろう。

こればかりは祈るしかない。


って話がやっぱり震災に繋がっている。。


なんだか湿っぽいブログになったので、こういうブログは今日で終わりにしよっと。




とにかく次男は再発しないで良かった良かった。