TWO HOT ATFオイルクーラー  

トレーラー牽引時、これまではスロットルコントローラーをMAXにしなければクルマの挙動にもたつきがありました。それがこのパーツを導入後、MAXどころかONにする必要もなくなりました。つまり「重量物をけん引しているためATFオイル温度が上昇、クラッチが滑っていた」ということがうかがい知れます。またこのパーツ装着の数か月前にATFオイルを入れ替えたのですが、入れ替えたばかりの感触を継続して体感しています。

「ハイエースのような商用車に」と思われる方もおられるでしょうが、様々な積載物を搭載して走行する商用車は、スポーツ走行を主とする車種に匹敵する負荷が各部に強いられます。スポーツ走行を主とするチューニングのようにも勘違いされがちですが、方法や形式は異なれど、負荷を受けている個所での症状は似ています。

さてATFオイルの温度に関して、一般的に知られているデータがあります。
表示内容
■油温
・走行可能距離（上記温度状態での連続走行）
・症状

■80度
・384,000㎞
・特に問題なし

■90度
・192,000㎞
・特に問題なし

■100度
・80,000㎞
・特に問題なし

■116度
・40,000㎞
・バーニッシュ化（ドロドロしたニス状）

■127度
・24,000㎞
・シールの硬化

■150度
・6,400㎞
・クラッチのスリップ

■157度
・3,200㎞
・クラッチを焼損させる／カーボンを生成する／シール類を傷める

だそうです。
残念ながらボクのクルマにはATFオイルの油温を計測できる機器が装着されていないのですが、かなり温度は上昇していたと思われます。

ボクのような「過積載」「超車重」なクルマ以外でも、長距離走られる方やシグナルスタート重視の方にはお勧めです。「冷却こすることにより得られた効能」ですので、クルマにも優しいうえに効果をもたらすというチューニング、他のチューニングより先に施したかったと後悔しています。

今後は
・エンジンオイルクーラー
・フューエルクーラー
にも興味が芽生え始めています（ｗ

関連情報URL：blog.livedoor.jp/towhot/archives/65457804.html