昨日は仕事納めでした。そしてFDさんの納車記念日でもありました。
あの日は、社会人1年目の年末で、年内最終日で特に難しい仕事を、
まとまるか、できなければ年明けに持ち越すかで大事な1日だった。
うまくいけばOK、だめなら2週間くらいの工程遅延となり致命的。
そのまとめ役を、まだまだ経験不足の自分がすることに。
関係者も数十人いて、みんな進みが悪くイライラしていた。
セブンはその年の11月23日に契約して、手続きをしてもらっていた。
納車日は仕事の最終日として、陸送で職場に持ってきてもらい、
終わったらそのまま実家に乗って帰ろうとしていた。
受け渡し時刻は、年内最終日くらい順調に終わるとみて、
夕方6:00に設定していたものの、仕事はぜんぜんまとまらず。
長期化すると勘づき始めた関係者の機嫌は、
みるみる悪化していき、殺伐とした雰囲気が周囲に立ち込める。
「段取りが悪い」と私に詰め寄ったり、悪態をついたりするものもいて、
そんなこと言ってもしょうがないのにと思う。
とにかく胃液が出る感じがしてしょうがなかった。
というか秋以降に入ってそんな日ばっかりだった。
リアルタイムで発注のやりとりもあり、ガラケーが頻繁に鳴り響く。
そんな着信ラッシュの中、陸送の運ちゃんから「着きました〜」とTELが来た。
一瞬にして気持ちが和んだ。職場を一旦、こっそり抜け出し、セブンを受け取る。
会社で借りていた近くの月極駐車場にソローリと駐車。
高まるテンションを一旦静め、速攻で職場へリターン。
するとすかさず上司から、「何処行ってたんだ!」みたいな叱責を受ける。
が、そんなのはもうどうでも良かった。セブンが来た喜びでいっぱいだった。
結局、仕事は22:00くらいまでかかり、でも何とかまとまった。
先輩達がそそくさと全員帰ったのち、職場の最後の見回り戸締りをマッハで済ませ、
近所の銭湯でひとっ風呂浴びて、深夜となった駐車場にホクホク顔で向かい、
セブンに乗り込んだ。
叫びたくなるような、最高の瞬間だった。
1ヶ月前に試乗した時の記憶が蘇った。車内は、まだ新車の匂いがした。
初めて走る環七の道は、とても狭く感じた。
当時はナビが付いてなくて、Googleマップの誘導なんてのもなかったから、
リンゴマークの地図帳で、事前に調べたルートを頭に入れ込んで走った。
ドキドキしながら鹿浜から笹塚方面へ向かった。
・・・・
あれからもう20年近く経ちます。
こうやって思い返すと、乗り始めた時の新鮮な気持ちを思い返すことができ懐かしく感じます。
こうやってセブンに乗り続けられるのは幸運でしかありません。
今日もショップで一通りメンテしてもらいました。
ときおり調子を崩すこともありましたが、できる限りコンディションを保ち、
景気の悪い話もありますが、それに一喜一憂せずに、
これからも末長くロータリーを回していきたいと思います。
Posted at 2022/12/29 22:13:28 |
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