WAKO'S アンチエイジングオイル　15W-40  

【再レビュー】(2022/04/13)
Yosshyです。

1月初旬に、【ひかり】のエンジンオイル交換をして3ヶ月、そろそろオイル交換時期に差し掛かる為、
レベルチェックを含めて色（汚れ具合）匂いも確認しました。
既に今日（4/13　124,200km）時点で交換から6,300km走行していますが、エンジンフィールは変わらずまだまだ行けそうな感覚です。エンジン音も静かです。

交換直前のオイルは真っ黒で透明感も無いのが普通ですが、次の写真を見ても余力を感じます。
このオイルはエンジン内部を洗浄する【e-クリーン】を配合している為、オイルの持つ清浄分散性によりもっと汚れているかと想像していましたが結果はこの通り。特に街乗り（短距離走行の繰り返し）メインのクルマにはお勧めです。
※燃料はハイオクなので、その効果？もあるかもしれませんね。

またオイルが汚れれば排ガスによる酸化、燃焼による水分で粘度が低下しサラサラ状態になりますが、
15W-40という粘度もあり、このオイルは新油の時の粘り気もほぼ保持していました。
交換直前は燃費効率も低下傾向になると思いますが、依然として高いレベルを保持。
1月～今月の区間燃費（長距離・高速走行は除外）でも不変で、15.0km/ℓを維持しています。

15W-40という粘度は純正指定粘度からすればかなりの高粘度ですが、多走行のクルマに限ってはそれに関らず、オイルの持つ【密封】の働きで燃焼室の圧縮低下を防止する効果がありますので、エンジンパワーダウンを抑える事も可能と思います。
国産車の場合、指定粘度（0W-20)と15W-40の差による燃費悪化は2％程度（同条件）なので、これは誤差の範囲内。環境や運転方法で幾らでも変わります。

私の場合は密封作用によるリカバリー、油膜保持（特に夏場の高速走行）による動弁系の物理的な劣化を軽減する観点からあえて15W-40を入れています。

あとはエンジン音に関して、メカニカルノイズが当然低減します。
室内に入ってくるエンジン音の静かな事❗滑らかな音質は心地よく、ステレオの音にも干渉せず障害になりにくいですね。

▼唯一のデメリットとすれば、厳寒時のエンジン始動で、オイルの抵抗が影響するのでクランキングが遅くなることぐらい。
とはいえバッテリーが正常なら直ぐに難なく始動出来ます。

総じてWAKO’Sのケミカル製品は定評がありますので、当面はこのオイルでコンディションの維持を図りたいと思います。
愛車を長く労わりたいと思うユーザーさんにはお勧めのオイルですよ。
勿論、硬めの粘度指数が要求される輸入車にもお勧めします

※個人的な感想が含まれておりますので、当然ながら参考にして頂き各自でご判断ください。