
2日目は、
新穂高ロープウェイ→高山市内で高山ラーメンを食べる→白川郷→高山市内で飛騨牛料理を食べる→ホテルへ戻る、というスケジュールを立てました。
新穂高ロープウェイは、AM8:30から運行開始なので、それに間に合うか、せめて次のものに間に合うのが目標です。
所要時間は、カーナビタイムでは1時間半ということで、AM7時過ぎには出発しました。
1日目に来た道とは逆方向で上り道を進みます。Graちゃんは、平地をすいすい進むのは得意ですが、山道はどうも苦手のようで…というのがオーナー実感で酷な運転を強いてしまいました。
結局、始発には間に合いませんでしたが、第二便には何とか乗ることが出来ました。ちなみに、ここのロープウェイは、珍しい2F建です。
外国人も多かったですが、それ以上に登山客も大勢並んでいました。
雲海を下にどんどんと上昇して行きます。
上昇している雰囲気は、動画を御覧下さい(
動画①と
動画②)。
終点の山上駅に着きました。
さすがに、気温はぐんと下がり、15℃です。カーディガンを持ってきて、正解でした。
遠くに槍ヶ岳を望めます。
拡大してみました。
ここも一番の撮影ポイントは、写真屋さんが占有しています。記念撮影をお願いしました。
反対側は、乗鞍岳、焼岳とのこと。
なかなかの絶景でした。来てよかったです。
ちなみに、午後に
ライブカメラを見ると、雲だらけでした。
これは、山の下が気温が上昇すると、暖められた空気が雲海を上に押し上げてしまうためとのこと。だから、早い時間帯にロープウェイで登らないと意味がない、というのが連れ合いの見解でした。
ウーン(ーー;)、正しい…、早起きは三文の得です。
下界に降り、高山市内へ戻ります。途中、大きな鍾乳洞がある、という看板があったので、寄ることとしました。
飛騨大鍾乳洞と大橋コレクション館です。
ここで、大橋とは、当鍾乳洞を発見、観光スポット化させた当社創業者、大橋外吉氏から来ています。
コレクション館は、創業者が収集した、東洋の陶磁器、翡翠の置物等があり、中でも
薩摩焼の壺が目を惹きました。
ネットで見る限りでは、薩摩焼はパリ万博へ出品、ヨーロッパで大人気となり、飛ぶように売れ、薩摩の財力形成に貢献した由。
館内には、こうした豪華絢爛な陶器、象牙の建物模型等が数多くあり、創業者の財力が偲ばれます。
しかし、大鍾乳洞でそれほど儲かるとは思えず、創業者、大橋外吉氏がどういう方か、ネットを徘徊してみましたが、分かりませんでした。
コレクション館の後は、鍾乳洞です。洞内はヒンヤリとして湿気は感じず、足場も整備されていました。
LEDでライトアップされており、これは巧みな演出でした。
EXITは3段階に分かれますが、真ん中の2段階で地表に退出しました。鍾乳洞は
山口県の秋芳洞は素で凄いと思いましたが、こちらはライトアップ演出で規模を補っている印象です。
お昼になったので、本日のイベント、高山ラーメンのお店に急ぎます。ランチ後は、白川郷へ行くことにしていましたので、高山駅周辺はパス、主要道沿いで評判の良さげなお店ということで、高山バイパス沿いの「
宮川中華そば」へ向かいましたが…、休日の翌日で残念ながらお休み、来る途中にチラ見した、「
麺屋一丁」に入りました。
店内でメニューを見ると……、ラーメン一本で勝負しているお店です。炙りチャーシュー麺を注文しました。下調べゼロで一抹の不安はありましたが、出てきたラーメンのスープを一口すすると…、何と美味、感動してしまいました。

こんなに美味しい醤油ラーメンは、これまで食べたことはなく、私的には他を圧倒しています。市街地中心部からは、やや外れていますが、旅の思い出となるお店です。
高山ラーメンを食し、幸せ気分になったところで、白川郷へ出発です。高山IC⇒中部縦貫自動車道;無料区間⇒飛驒清見IC⇒東海北陸自動車道⇒白川郷、という行程でスタートしましたが、飛驒清見ICで下道へ出てしまい、大回りして、白川郷の川向こうにある
せせらぎ公園駐車場に着いたのは15時近くになってしまいました。到着後は、兎も角にも、吊り橋を渡ります。
白川郷を一望できる
天守閣展望台行きシャトルバスのバス停へ連れ合いと共に急ぎます。こちらも発着所に迷い、来た道を戻ったりで、息を切らしながらもシャトルバスに乗り込みました。
さて、来る前から展望台は知人から「いいよ!!」と言われており、期待して行きましたが、確かに期待以上のものでした。
日本の原風景です。
これも外国人にも受けるでしょうね。実際、行きのシャトルバスの乗客は、私と連れ合い様以外は、全て外国人でした。インバウンド需要取り込みに、白川郷は高山市同様、成功しています。
シャトルバスで下に戻り、白川郷内をブラブラと歩き回ります。
合掌造りを近くで見てみました。
丁度、新米の収穫の時期と重なりました。
水路は、清流です。
ということで、日本的風景にすっかり癒やされました。
さて、ホテルへの帰路を辿ります。
飛驒牛を主菜とした食事が一度もないのもどうかな、というところで、これも道すがら気になっていたお店に行ってみることとしました。
玄関は、こんな感じで、いい感じです。
魚祭(ぎょさい)という和食店です。
飛騨牛ステーキではありませんが、飛騨牛A5等級の陶板焼定食をお願いしました。

2千円/人とリーズナブルですが、飛騨牛の美味しさの片鱗を堪能することができました。
店内は、こんな感じです。
こういう造作は、私は好きです。
ということで、今日は観光自体は目論見通りの満足が得られた他、食事もいずれも出たとこ勝負でしたが、両方共、好首尾で、いい一日でした。
明日は、高山祭の山車を見た後、郡上八幡に向かい、連れ合いをセントレアに送る予定ですが、また、別途、アップします。
長くなってしまいました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
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Posted at
2019/09/24 02:08:49