• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2022年11月07日

九州l・広島旅行【①横須賀から東京九州フェリー「はまゆう」乗船記】

九州l・広島旅行【①横須賀から東京九州フェリー「はまゆう」乗船記】 東京九州フェリーにはかねてから乗ってみたいとずっと願っておりましたが、この度、まとまった休みが取れたため、実行することとしました。就航後、1年を超えてしまい、新鮮味は薄れてしまいましたが、私にとっては念願成就というところです。

往路は、本航路開設のために新造された「はまゆう」、復路は親会社、新日本海フェリーの敦賀⇔苫小牧に平時は就航している「すいせん」に乗りました。新日本海フェリーグループ内では、11月より、冬期の旅客需要に合わせて船の入れ替えを実施(→東京九州フェリー・リリース文)、この結果、異なるタイプのフェリーに乗ることになりました。

ちなみに、東京九州フェリーの新造船「はまなす・それいゆ」は、旅客定員268名、乗用車30台、トラック154台、航海速力28.3ノットに対し、敦賀⇔苫小牧の「すいせん・すずらん」は、旅客定員613名、乗用車58台、トラック158台、航海速力27.5ノットで、トラックと航海速力はほぼ同等ですが、旅客定員は倍以上、乗用車も倍となっており、冬期は旅客需要の減少する北海道航路よりは、東京⇔九州間の需要を前広に取り込む(特に正月帰省向け)ために調整した…と想像しました。

横須賀出港は23:45ですが、東関道→首都高湾岸線→幸浦ICと抜け、22:30前にはフェリーターミナルに着きました。
alt

ターミナル内の掲示板です。
alt

「はまゆう」は出発準備中です。柵が貼っているため、船の近くには近寄ることができません。
alt

発着する埠頭は、自動車輸出でも使用しているため、港運業者と埠頭を管理する横須賀市間で行政訴訟も起きましたが、その後、和解、現在は共同利用が続けられているようです。フェリー発着場の反対側には、輸出用のスバル車が並んでいました。
alt

乗船待ちの乗用車・オートバイの列です。乗用車は30台はいたような…。
alt
昔は、フェリーターミナル到着後、車検証を持ち窓口にならび乗船券を購入していましたが、東京九州フェリーはQRコードが載ったe-乗船券を自宅PCで印刷、持参するため、窓口に並ぶことはなくなりました。当フェリーは、DX化が化進んでいるのが印象的です。

尤も、フェリー会社にとり収入のメインは貨物輸送です。
トラックシャーシも並んでいる他、
alt

トラックの乗船待ちもまだ残っており、
alt
系列のトラック運送会社と合わせ、そこそこ需要を掴んでいるのでは??…という気はしました。

そうしている内に、23:10に乗船開始、第三甲板に駐車しました。第三甲板は、写真でおわかりの通り、乗用車とトラックシャーシがシェアしていました。
alt

乗用車は、最終的には計4レーンを使用しました。
alt
次週は、文化の日があるせいもあるでしょうが、旅客需要は、多分、当社の想定以上に大きく、今回の船入れ替えに至ったようにも思えました。

ロビー吹き抜けです。


当方は、往路はツーリストSという一人部屋を予約しました。
alt
ベット、イス、机があり、机はノートパソコンを広げるには充分な大きさでした。また、ベットは固めで、船酔いしないよう配慮されています。

alt
テレビは部屋には付いていますが、音声は、受付で下記のヘッドフォンを借りてヘッドフォンに繫げて聴くことになります。
alt
HDMI端子もあるので、携帯できるブルーレイプレイヤーと繫げると、ブルーレイの映画等も見ることができると思います。

そうこうしている内に、出港となりました。
お見送りがあるのは、飛行機と同じです。
alt

三笠を見つつ、バックで埠頭から離れていきました。
alt

この船は、夜食があります。
酢モツとビールで一人乾杯しました。
alt
レストラン・メニューは、→こちら です。ロードサイドの外食レストランと大差ない一方、地方性あるメニューでいろいろと愉しめるように思えました。
この後は、一旦部屋に戻った後、風呂に向かいます。当船は、露天風呂がある珍しいフェリーです(→リンク)。
風呂に浸かった後は、部屋に戻り、爆睡してしまいました。

翌日は、新門司着は20:45であり、ほぼ船内の一日です。
フェリーの朝ご飯は、普段はコンビニで買って持ち込むのですが、今回は初乗船でもあり、お試しということで、レストランで食べてみることにしました。モーニングセットです。
alt
お味は可もなく不可もなく、といったところです。\600なので、そういうものかと…。

この後は、船内探検です。
PCデスクが4席用意されていました。電源がないのが…どうかな??、とは思いますが。

船内ではPC、タブレットで作業されていたり、若い方は勉強されていたり…、シニアの方は本を何冊か広げられていたり…と、オープンスペースを利用されていました。

先頭にあるフォワードサロンへ行ってみました。
alt
こちらも電源席辺りは、PCやタブレット作業で占有されていました。本船は、電源席が少なく、やや取り合い状態であった、という印象です。

進行方向のビューを愉しむことができます。尤も、本航路は日中は太平洋を一直線であり、大海原を見渡すばかりですが…。
alt

と、右舷前方にフェリーらしき船影を発見しました。
alt

徐々に追いついていき…、東九フェリー・どうご(航海速力22.4ノット)を追い抜きます。
alt

向こうは、東京・有明フェリーターミナルを19:30発、こちらは横須賀発23:50で出港地の違いはありますが、約4時間の差を航海速力28.3ノット、約6ノット差で追いつきました。

次に、艦内放送で、僚船「それいゆ」と反航の案内があり、展望デッキに出てみました。
接近しています。
alt

すれ違い場面です。
alt

関東へ去って行きました。
alt

次に、プラネタリウム・ルームへ行ってみました。これは、本邦フェリーでは、「はまゆう・すいせん」のみではないかと…。
alt
私が乗った時は、プラネタリウムと映画上映のいずれも行っていました。プラネタリウムは真面目な学習系のものかと思っていましたが、星空に音楽のみが流れる…という展開で…、開始後、まもなく、当方含め多くの方がスヤスヤと眠ってしまいました。そういうアミューズメントなのかと…。

怠惰な生活の後、ランチでレストランへ行きました。
門司名物の焼きカレー定食です。
alt

そもそも、フェリー旅とは、非日常を愉しむもの…ということで、昼ビールを頼みました。
alt
肴は、蛸キムチです。
食後+ビールで、当然の如く眠くなり、部屋で暫しの間、また寝てしまいました。

目覚めた後、非日常を味わうため、昼の露天風呂に行き、その後、再びデッキに出ます。
四国沖、何も、誰もいない…、快晴、凪の太平洋です。
alt

コーヒーを飲んで、眠気を覚まし、持ってきた本を読もうとしましたが、そう言えば、このフェリーには、電子マンガのサービスがあったのを思い出し、こちらを読んでしまいました。
alt
船上で地上との普通のインターネット環境は難しいのかもしれませんが、船内でクローズした環境でのWi-Fiであれば、コンテンツは用意しておく必要がありますが、お客のスマートフォンを活用し、こういう形で船中のサービスを提供することは面白い試みかと思いました。

通過する見どころの時間案内も、下記のイメージで艦内Wi-Fiを通し、お客のスマホへ提供されています。
alt

また、当フェリーではレストラン注文はタブレットで対応している他、ここは地上とのインターネット接続を確保している故と思いますが、洋上でのクレジットカード決済にも対応しています。
alt
クレジットカード決済は売店も対応済であり、地上にいる時と変わらない決済サービスが洋上で整備されています。
この辺は、船内のいろいろな注文処理、経理処理のDX化による効率化、お客への新たなサービス提供に繋がるものとして、業界のフロンティアになるように思えました。

そうしている内、フェリーは太平洋から豊後水道に入り、夕暮れとなりました。豊後水道に入ると、強風でデッキは封鎖されてしまい、日暮れはフォワードサロンから垣間見るしかできませんでした。
alt

最後のフェリー内の食事となる夕食は、ビーフシチューを選びました。
alt
お味は…、まず普通というところでしょうか?

新門司前で何故かスローダウンしていたように思えますが、定刻21:00に新門司に到着しました。
上陸前の第三甲板のGraチャンです。
alt

上陸後、今度は、船に近づいて写真を撮ることができました。
alt

船首からです。
alt

正直、この垂直切りの船首は、余り好きではありませんでしたが、今回乗船して快走振りを実感、悪くないな…と思えるようになりました。

上陸後は、今までフェリーが通ったルートを逆走、別府まで行きました。
夜間、アップダウンの激しい東九州道を別府ICまで辿り、ようやく着いたビジネスホテルは、温泉には浸かれたものの、部屋の空調が故障、寒くて堪らず毛布を出して貰い、散々な九州第一夜となりました。

次は、別府→やまなみハイウェイと走り、最後は福岡市へ駒を進めましたが、別途アップします。

関連情報URL : https://tqf.co.jp/
ブログ一覧 | 旅行記 | 旅行/地域
Posted at 2022/11/08 22:47:07

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

㊗️・みんカラ歴15年!
晴馬さん

1日早い母の日です
スプリンさん

後輩からの手紙
マイタクさん

【週刊】5/10:今週のニュース( ...
かんちゃん@northさん

当たりますように〜(≧∀≦)
Kent1Goさん

ココロを落ち着かせたいなぁ😩
mimori431さん

この記事へのコメント

2022年11月10日 15:54
今日は😀
フェリーでの旅行、なかなか体験する機会がないのでイイですネ!

昔、北海道へマイカーで行った時、大洗から苫小牧まで乗船したことがありましたが、この時一度だけですが船酔いで大変な事になったことを思い出しました(笑)

九州旅行のブログ、楽しく拝見させていただきたいと思います。
楽しみにしております😊



コメントへの返答
2022年11月11日 1:37
こんばんわ

私も今の車を買った後、同じように大洗~苫小牧間をフェリーで往復しました。
苫小牧→夕張→帯広(泊)、帯広→旭川→富良野(3泊)、富良野→札幌→苫小牧(船中泊)→大洗、という強行軍でした。

ボチボチとしたアップしか出来ませんが、ご覧いただけますと幸いです。
現在価格を調べてみる

プロフィール

都心からやや(かなりか‥?)離れた、時にキジが飛ぶ田舎に住んでいるフツーのサラリーマンです。 愛車を買ってから10年以上経ってからの「みんカラ」入りですが、よ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/5 >>

    123
4 5678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

リンク・クリップ

昨日夜、京都出発して、今 新潟新日本海フェリー 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/07/23 01:00:31
マフラー交換 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/03/02 21:45:28
ちょっと、お高い、スマートフォン(その1) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/10/29 00:06:34

愛車一覧

三菱 グランディス Graちゃん (三菱 グランディス)
石田ゆり子の「38歳のGrandis」のCM 、格好いいデザインに惹かれ購入、気づいたら ...
トヨタ ビスタ トヨタ ビスタ
人生3台目の車。 中古車屋で、価格対排気量で買いました。購入後は全く手を加えませんでした ...
日産 オースター 日産 オースター
2回目の車です。 ファミリアの非力さを高速で痛感していたので、今度はこれよりは大きめの車 ...
マツダ ファミリア マツダ ファミリア
人生で初めて乗った車です。昭和53年製、1300CC、4MTで白の3ドア、エアコンではな ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation