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2025年05月05日

都内日本画美術展_4ヶ所巡り

都内日本画美術展_4ヶ所巡り GW到来でしたが、当方は、以前から宿題となっていた都内の美術展4つ、天気☀️にも恵まれたので一気に回ることとしました。洗車も終了、ドライブ気分は、ヘ(~。^)/上々です。

4つとは、以下です。
松岡美術館(港区白金)
三の丸尚蔵館(皇居内)
泉屋博古館東京(港区六本木)
府中市美術館(府中市浅間町、都立府中の森公園内)

①の松岡美術館の企画展は、今回の企画展は、⇒開館50周年記念、というもの。
目黒インターを出て、プラチナロードを少し走ると到着しました。ここは、多くはありませんが、🅿️駐車場が併設されているのは、感謝しています。


大阪にある東洋陶磁器博物館ほどではないかもしれませんが、彫像、陶磁器を洋の東西で幅広く収集、日本、中国、インド系と展示されています。
例えば、唐三彩や、
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白磁のセットです。
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白磁の暖盤なるものは、惹かれました。
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台湾の故宮博物館の翠玉白菜に倣ったものか、ヒスイの白菜🥬️もあります。
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インド系のものは、例えば、以下の通り(私は、趣向が合わないですが…)。
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50周年記念のチラシに出ていた、夫婦で日本画家の、池田輝方の「紅葉狩」、池田蕉園の「桜舟」も並んで展示していました。
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上村松園は「春宵」が展示、やはり映えます。
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他にも、いろいろと展示されており、見応えがありました。ここは、写真撮影が出来るものが多いほか、休日でも静かに落ち着いて鑑賞することができるのは、評価ポイントです👍️。

1カ所目は終了、次の目的地、皇居内の三の丸尚蔵館へ向かうこととします。
桜田通りから、東京タワー🗼️横を大勢の観光客を脇目で見つつ通過、大手門タワービルの地下へ停めます。
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丸の内界隈は、丸の内パークインとして駐車場が運営されていますが、丸の内界隈のお店、クレジットカードと提携した割引があり、これを利用しました。

三の丸尚蔵館は、ここからは内堀通りを渡り、すぐです。
「百花ひらく」という企画展で、皇室保有の花に関係する、華やかな作品の展示でした。

実際、皇室の所蔵品は、雅なるを改めて思い知らされました。
昭和天皇の成婚の際に、男爵家から献上された、池上秀畝の「国之華」という作品です。屏風全体を撮るのは混雑していて無理でしたが、桜、菊がそれぞれ対で描かれているものでした。
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伊藤若冲の動植綵絵は期間中4つ(2つ×前期・後期の2回)が展示とのことですが、その内の一つ、薔薇小禽図です。
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刺繍画も展示されていました。精密にして、豪華絢爛とは、こういうことでしょうか?
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晩餐会で使うディーナーウェアも出展されていました。


この雅さこそ「三の丸尚蔵館」ならでは!!、ですが、GWの後は、2026秋まで増設工事のため閉館するとのこと、閉館前に行くことができ、何よりでした。

三の丸尚蔵館を出た後、天気☀️が良かったので、坂下門・皇居前広場の方へ行ってみました。外国人観光客で一杯です。
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皇居前広場の一望感を出すには…、iPhoneカメラでは難しい…??
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丸の内方面です。高層ビルのお蔭で、東京駅は全ては見えません。
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和田倉噴水公園へ駐車場への帰り道、寄ってみました。スターバックスは、長蛇の列でした。
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駐車場に戻り、相棒と出発です。駐車料金は前記の割引で、90分近く停めましたが、30分の負担で済みました。
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次は、3つ目の六本木一丁目にある泉屋博古館で、泉ガーデンタワーの駐車場を目指します。美術館周辺は、泉の名の通り、住友系が占めています。
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木島櫻谷の企画展です(⇒リンク)。撮影は、不可です。
住友本家の発注による「四季連作屏風」等が展示されていました。正直、木島櫻谷は知りませんでしたが、展示していた「かりくら」は、なかなか鮮やかな戦前の日本画で、新しく知った作風でした。
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泉屋博古館周辺は再開発された成果でしょうか、GWの好天で新緑🌿️🌲️も映えます。
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これにて都心部の巡礼は終了、最後の目的地、府中市美術館へ出発します。
カーナビが指示するアメリカ大使館前🇺🇸を経由するルートは仁王立ちの警察👮️に遮られ進入不可、何とか迂回して霞が関ICから首都高に乗り、中央道の調布ICで降りた後は、甲州街道を進み、辿り着きました。🅿️駐車場は、美術館併設のものは、一般利用者は使用不可、50メートルほど離れた臨時駐車場(無料)に停めることになります。

都立府中の森の中にある、新しい美術館とお見受けしました。
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企画展は、「春の江戸絵画まつり 司馬江漢(しばこうかん)と亜欧堂田善(あおうでんぜん) かっこいい油絵」(⇒リンク)というものです。撮影は、不可でした。

チラシは、以下の通りです。
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この両名共、先の木島櫻谷と同様、知りませんでした.。

両名共、洋画とは異なる「洋風画」の作家の由。司馬江漢は江戸、亜欧堂田善は白河藩の人で、時代としては1780~1810年頃でしょうか?

司馬江漢は、清から緻密な写生と鮮やかな彩色が特徴の南蘋画の薫陶も受けつつ、平賀源内とも知り合い、洋画の作風も知り、日本の画材も用いた「洋風画」を切り開いていったと思いました。また、絵師以外では、日本初の銅版画に成功、蘭学ブームの中、蘭学者としても世界地図を刊行と、幅広く活躍したようでした。

亜欧堂田善は、白河藩で大河ドラマ「べらぼう」に出てくる松平定信に見出され、銅版画、絵師として仕えたようです。

今の大河ドラマ「べらぼう」で平賀源内が出てきますが、鎖国されていたとは言え、海外の知識に好奇心高く、オリジナルで多彩な能力を発揮した点では、興味深く思いました。
江戸自体の絵画を勉強しなくては…ということで、ミュージアム・ショップで、入門書を衝動買いしてしまいました。


以上で、一日で4館巡る都内美術館巡りは終了です。知らない画家の企画展を実際の絵を見て生い立ち等も知ることができ、刺激にはなったかというところです。

この後は、中央道は超渋滞でしょうから、三鷹辺りから伏見通り(この道は、快適です!)⇒練馬区内⇒外環道と都心を回避、渋滞なしで、雉の鳴く辺りの田舎の我が家へ帰り着きました。

以上で、お終いです。
長文、最後までお目通しいただき、ありがとうございました。

※タイトル画像は、AIに拠るものです。
ブログ一覧 | 美術鑑賞 | 趣味
Posted at 2025/05/07 01:38:55

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