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特急にちりんのブログ一覧

2023年09月03日 イイね!

【東京】國學院大學博物館_論語展へ行ってみました

【東京】國學院大學博物館_論語展へ行ってみました何気に美術展・博物館の企画展探しでネットを巡回していると、大学の博物館の企画展が目にとまりました。
國學院大學で、「論語 for Beginners—『論語』と格闘した江戸時代—」というタイトルです。NHKの歴史探偵で徳川綱吉と坂本龍馬の評価が教科書で大きく変わっている(⇒コチラ)と聞き、江戸時代は気になっていたネタですが、それと関連するのかも…と衝動的に思い、出動することにしました。

渋谷の國學院大學も行ったことがないのと、入場料無料に惹かれてでもあります。
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まだまだ暑いので…、愛車で行くこととしました。

近くのコインパーキングに停め、校舎を見上げました。威容…ですね!!
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正門です。
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もはや、立派な会社のオフィスビルと差がありません。最近の私立大学は、大したものです。
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校内に神社があるのは、國學院大學ならでは、かと。参拝している学生も見かけました。
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博物館の入口です。
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館内は黒を基調としたデザインで、且つキレイにディスプレイされており、これが無料とはありがたいことです。

私は、高校時代、日本史と漢文は寝る💤時間でしたので…、何も学習していませんが、耳たぶに残っている論語もありました。社会に出ると、会社でこういうのを見聞きする機会はなく、久し振りで新鮮でした。
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私も少なし仁の一介でしょうか。

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会社でもかくありたいが…、

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半沢直樹は、これかと…。

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そう信じたいもの……です。

サバイバル戦争厳しいサラリーマンの荒み乾ききった心に久し振りの論語は、ヒタヒタ🚰と沁み入るものがありました。

展示では、昔、英単語で「出る単⇒Linkという定番の参考書がありましたが、江戸時代の「出る論」のような携帯に便利なコンパクト本も展示されていました。

平和な江戸時代、武芸よりは、読み書き、文才等で、学問による立身出世が浸透、今と同じ、お受験需要ということでしょう。
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さて、國學院大學は、明治時代に設立された皇典講究所を発祥とする由、初めて知りました。
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そういう創設の趣旨を継承しているためでしょうか、本居宣長他、国学の四大人を紹介している展示もありました。
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久し振りに漢文・日本史の授業を受けた感じで、気分転換となりました。

愛しきGraチャンは、高額なコインパーキングで、炎天下、耐えて待ってくれていました。
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この後は、日本画マニアとしては、懸案の大田区の龍子記念館へ行ってみることとしました。
龍子とは、正確には、川端龍子(⇒Link)のことです。
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下道で30分程度、大田区の住宅街の狭い一方通行の先にある記念館に着きました。。
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記念館自体は、昭和の佇まいですが、展示スペースは広く、昭和的な豪華さがある美術館でした。
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この方の絵はダイナミック…で、やはり当方の嗜好とは合わないな…と感じつつ、記念館を後にしました。

駐車場への進入路は一方通行なため、出る時もバックで出るように指示されています。正確には、バックでしか出れない、です。
出口は決して広くなく、見通しも悪く、正直危ない感じで、少々難儀しました。
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駐車場は無料ですが、ここのストレスを考えると、近隣のコインパーキングの方が精神衛生上は良いかと思います。

この後は、CARNAVITIMEが示す大田区内の坂道を通り、首都高へ鈴ヶ森ICから入り、銀座を素通り、雉の鳴く我が田舎家へ帰ってきました。

というところで、お終いです。
最後まで、お目通しいただき、ありがとうございました。
Posted at 2023/09/04 01:23:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 歴史 | 旅行/地域
2022年04月24日 イイね!

【千葉】国立歴史民俗博物館、企画展「中世武士団-地域に生きた武家の領主」に行ってきました!

【千葉】国立歴史民俗博物館、企画展「中世武士団-地域に生きた武家の領主」に行ってきました!大阪には民族学博物館(→HP)があり有名ですが、関東には、民俗学+歴史を対象とする国立歴史民俗博物館(→HP)があります。
大阪は民族学、関東は民俗学で、ミンゾクガクと発音は同じでも異なるものです。

今、NHK大河ドラマが「鎌倉殿の13人」をやっていますが、これに関連したものと推察しますが、「中世武士団―地域に生きた武家の領主」(→案内HP)という企画展を行っており、観に行ってきました。

昭和からの国立博物館らしい、長いエントランスです。
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入ると今回の企画パネルがあります。
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特別展は、地下にあります。入り口に「鎌倉殿の13人」で大将が身に付けそうな立派な甲冑があります。
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写真撮影は不可ですが、冒頭は、八幡太郎、源義家の後三年の役での戦闘、戦後処理の絵画が展示されています。
横手市観光協会のHP(→リンク)内に、同じ絵の掲載がありましたので、ご覧下さい。
「鎌倉殿の13人」でも奥州で教育された義経はサイコパスな立ち振る舞いが印象的ですが、同じ源氏の祖先である源義家の後三年の役の戦後処理も、絵が示す通り、情けは一切ない、容赦ないものに映りました。
平安~鎌倉初期の武士とは残忍、簡単に人を殺める、男は勿論、女子供に対しても同様で、力で支配していましたが、鎌倉中期以降は仏教の教えも広がり(撫民)、殺生は戒められるべきという考えが浸透、地域をまとめるという点でも寺院の建設等を行うようになったとか。尤も、その後、戦国時代となり、地域の武家は農民も兵士として動員、農民も安全保障を求めてこれに応じていく中、城等の建設が進められていた…というところで終わってしまいました。大河ドラマと連動するのであれば、鎌倉時代で十分…というとこでしょうか。

また、御家人は、全国あちこちに所領を有していた、というのは、初耳でした。例えば、千葉氏であれば、本拠地は千葉ですが、九州他にも所領を有していたとか。「一生懸命」は「一所懸命」とも言いますが、後者は、武士が「賜った土地を命を懸けて守る」から来ており、「武士は所領が全て」とは大河ドラマでも北条時政が言っていた通りで、所領を守るために、全国の所領に部下を配し、見回り、懸命に守っていた、ということでした。

「鎌倉殿の13人」は源平合戦より、源氏勝利後の源氏間、頼朝の死後の御家人間の凄惨な争いが多分メインかと推察していますが、その予習になりました。

さて、この博物館、民俗も標榜していますので、時々の生活文化、地域の個性等も楽しめる大規模な博物館です。

結婚も民俗学の対象なのでしょうか、デートで如何に異性に喜んでもらえるかという時代(デートマニュアル全盛の頃、私の若い頃です。成果はさっぱりでしたが…)から、ストレートに結婚に直結する婚活の時代になったとか…、
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昭和の化粧品、ポスターを陳列しているコーナーもあります。
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世良公則の「燃えろ、ナツコ~♪」もCMソングとして終始流されており、結構、楽しめます。CMは、民俗学の一環??、なのでしょう。

以前も当博物館をネタにしたブログをアップしていますので(→リンク)、併せ、ご参照下さい。
佐倉/成田界隈は、成田山、成田空港の他、ユニークな博物館、酒々井アウトレットモール(神座ラーメンが出店しています)、温泉施設、美味しいレストラン等もあり、結構楽しめるのではないか…と思います。
GWの日帰り、お手軽ドライブ・スポットとしてはお勧めです。

ということで、これでお終いです。
最後まで、ありがとうございました。
Posted at 2022/04/25 00:34:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 歴史 | 趣味
2021年12月25日 イイね!

【千葉】松戸の德川昭武(民部公使)邸を訪問、締めにV-Power給油!!

【千葉】松戸の德川昭武(民部公使)邸を訪問、締めにV-Power給油!!大河ドラマ「青天を衝け」は来週でいよいよお終いです。

自分が受けた社会科の歴史では、鎖国は続けた江戸幕府は海外の時流から取り残され、自己改革力のない中、黒船以降、いち早く改革に目覚めた薩長に取って代わられ明治維新となり、日本はアジア圏の中で随一近代化に成功した…というものだったと思います。
咸臨丸の太平洋横断(勝海舟は船酔いしていた??)、榎本武揚の五稜郭建設等で幕府も近代化に努めていたのは断片的には聞きかじっていましたが、このドラマを通じ、旧幕臣の実務能力たるや、明治以降の近代化の礎となっていたと、今更ですが思いを致しました。

小栗忠順川路聖謨など、正にエリート官僚として出色モノでしょう。お恥ずかしい限りですが、当方はこの両名は余りよく知りませんでした。
最近、江戸時代も再評価されつつあるように思いますが、江戸幕府は×、薩長は〇という単純な図式から歴史が正しく見直されることを個人的には強く望みます。
このドラマは、そこに一石を投じたものと思いました。

ということで、ドラマ内で、民部公使様なる德川昭武(とくがわ あきたけ)公が住まわれた松戸のお屋敷へ行ってみました。

戸定邸といい、松戸市が管理しています。

駐車場(無料です)に車を停めて、まず玄関です。


園内は、德川昭武公の邸宅である戸定邸と歴史博物館で構成されています。

まずは、歴史博物館から。こぢんまりした博物館です。


「青天を衝け」に併せ企画展をやっていました。
「明治日本の国際化ー徳川昭武と渋沢栄一の到達点」というものです。




ドラマの進行とマッチした展示でした。

徳川昭武公は明治維新後もフランスへ再留学していた由。2度の留学期間を通してフランスとの元将軍一族として華麗なる人脈を築いたことがこの展覧会で知ることができます。例えば、ナポレオンⅢ世の皇后、ウジェニーとの交流等です。

また、澁澤栄一の慶喜公に対する正当な評価に向け『徳川慶喜公伝』の発刊に向け尽力、この書籍の冒頭文も展示されていました。
大河ドラマ通りの記述を見ることができました。

ドラマを思い起こしつつ観たせいか、こじんまりした博物館ですが、見応えありました。幕臣、まさに「快なり!」というところです。

ドラマに思いを馳せた後は、戸定邸へ行きました。


江戸川を見下す丘の上にある、さすが、華族の邸宅という印象です。
大広間です。

当たり前ですが…、畳敷きのこれだけ大きい部屋は、自前では難しいですね。

慶喜公の甲冑との再現版とのこと。


使者の間。


縁起もののコウモリが彫られています。


他にもいろいろ部屋があり、広い邸宅です。
特権階級であった華族ならでは維持できたことで、終戦後の華族廃止、平民化に伴い、財産税支払いのため物納せざるを得なくなり、故に、今日、我々も観覧できる、というところです。
戦後の混乱の中、誰かから収奪しなくてはならない、という中、華族と豪農が狙われたのは、占領政策の方針だったという理解です。

庭からです。


庭には大きな樹もあり、絵になります。


今となってはマンションが邪魔ですが、これが建っていない時は、江戸川を一望できたのでしょう。


常磐線が直ぐ下を走っており、子供が電車が来ると、喜んでいました。


花咲く季節だと、もう少し華やかでいいかと思いました。

テレワーク続きでずっと籠もりきりの生活ですが(通勤時間が勿体ないので、こちらを選択しているというのが正直なところですが…)、ちょっとした気分転換になりました。
江戸川渡れば、寅さん記念館山田洋次ミュージアムのある柴又もあり、次は、これらと組み合わせてブラブラするのかと…思いました。

日も暮れてきたので、帰宅することにします。
出てきたら…、お約束のシェル・V-Powerで給油、プラッとドライブは終了しました。


まとまりのない文章で恐縮です。
Posted at 2021/12/26 01:26:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 歴史 | 旅行/地域

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「[整備] #グランディス カーナビディスプレイに白い8の字が出現……(・_・、) https://minkara.carview.co.jp/userid/2383791/car/1886207/8322341/note.aspx
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