
ネットでも報道されていますが、JR東日本の電気機関車(EL)、ディーゼル機関車(DL)で国鉄以来の計5両が、今秋で営業運転を取りやめるとのことです。
「誇り高き機関車たちを胸に刻む、カウントダウン運転開始」ということで、機関車ファンとしては、これは万難を排し行かねば……と以前から考え、この3連休で実行しました。
鉄道イベントだから鉄道で完結すべき、とも思ったのですが、行きたいところもあり、公共交通の便も余りいいようにも思えませんでしたので、老体のGraちゃんにご出動願うこととしました。
高崎なので関越道利用となりますが、テレビ等でよく目にする高坂SA辺りの大渋滞が一服しそうな正午過ぎに出発することにしました。Yahooカーナビを信じての対応でしたが……、いざ12時頃にJARCの道路情報を見ても…………大渋滞は全く解消されてない…………😓。
Yahooカーナビは今頃になって圏央道経由を勧めてきて……、暗くならない内に着きたいというところもあり、渋々この提案を受け入れ、圏央道に乗りました。この高速道路、2車線対面がまだかなり残っている他、アップダウンも激しく感じましたが、お値段もお高い……ですね。
鶴ヶ島JCTで関越道に乗り換え、関越道に入ります。
途中、上坂SAに寄りました。スキーに車で行くとき、必ず寄っていた記憶があります。懐かしい……、思い出です。
たまたま、プレマシーと並んだので、パチリしました。絶滅種となった背低ミニバン同志です。
藤岡ICで降りた後、高崎市内のスーパーの駐車場に停めました。
夕方前に行きたかったのは、機関車が常駐している高崎機関区(ぐんま車両センター)で、引退するEF65,DD51を見れるかも、という淡い期待があり、どうしても行ってみたかった、というところです。
Google mapでも高崎機関区、ぐんま車両センターはヒットしませんでしたが、Google MapでJR線路図を見ていると、高崎駅を出てすぐの処に待避線、車庫への出入り線と思しきものがあり、通常の道路も横切っていることから、ひょっとして企画区内を道路から垣間見えるのでは……と期待しました。
機関区辺りにコインパーキングはなく、やむなく、スーパーの駐車場にしばし停めさせていただきました。スーパーへは、駐車場代代わりということで、🍺ビールのおつまみを買わせていただきました。
さて、いざ目的地へ歩いて行ってみると、踏切から、DD51が見えました。
侵入防止の金網等に遮られることもありません。来て良かった……、いろいろと調べた甲斐がありました。
踏切の反対側を目を向けると、遠くに、国鉄直流型機関車のボティーカラーである紺色の車両が遠くに見えました。これは、機関区の周りを歩くとどこかで垣間見ることができるのでは……と期待、いざ歩きで回ってみることとしました。
すると、機関区のフェンス越しに、ブルトレ専用機のEF65-501がお休みしているところを捉えることができました。柱が邪魔ですが、公道からの撮影なので、致し方ありません。
機関区の地下道を潜り反対側に回ると、JR貨物のインバーター制御、交流誘導電動機の機関車が休憩していました。
遠くには、抵抗制御の今回で惜別となる紺色の国鉄型直流機関車を見ることができます。
今回、国鉄型EL・DLは勇退となりますが、それより古参のSLは残るようです。
EL&DLを導入した国鉄の動力近代化とは、サービス面もありますが、エネルギー効率が悪く、人手・コストも掛るSLを淘汰するのが目的であったと思いますが、不効率のSLは生き残り、SLより人手、コストの掛らないEL&DLが勇退させられるのは、少し腹に落ちないのですが……、SLの方が高収入なのか、部品の問題かと想像しました。
さて、折角、高崎まで来たので、何か名物料理でも食べて帰ろう、とネットで検索してみると、
シャンゴというスパゲッティともつ煮込みがヒットしました。スパゲッティは水戸(
Groovy)でも個性的、オシャレ店は探報したので、今回は和風のもつ煮込みでチャレンジしてみることとしました。
もつ煮込みは、
だるま食堂が有名なようですが、夕方はやっていないようなので、少し遠いですが、
キッチンムロオカ というところへ行ってみました。群馬八幡駅より更に奥に行ったところにありました。
名物のもつ煮込みとトンカツセットを頼んでみました。野菜は、もつ煮の鍋には入っていませんでした。野菜は、豚汁の野菜を自分で移す、もつ煮自体を煮込む時は、野菜は入れないもの、ということだとか。
スーパーでよくいただく甘い白味噌のものとは異なるもので、まずまず、というところでしょうか?店内は、ジャズも流れ、オシャレ系かと思いました。
お腹一杯になったところで、眠くもなり、この日はこれでお終いです。
さて、メインの2日目、イベント日です。あいにくの雨模様となってしまいました。
2番線へ急ぎます。
2番線は人だかりですが、東京寄りへ行きますと、新幹線の高架下で、今回の主役であるDD51が12系客車を引き、待機していました。
この後、一旦東京寄りへ進んだ後、2番線へ入線してきました。興奮のルツボとはこういう状態でしょうか?
入線で興奮は更にヒートアップ!!
入線完了しました。
進行方向、反対の先頭、帰りの先頭は、EF65です。こちらも大興奮状態でした。
発車時刻も近づいたので、乗り込みます。12系客車は初めてです。
国鉄ならではの記号です。ブルーの車体がキレイに維持できているのは、さすがです。
スハフ12のエンジン音も録りました。
国鉄・急行型ボックスシートです。今回、男性3人で1ボックス、背の高い方もご一緒になりましたが、膝が当たるとかはなく、ゆったりと出来ました。結構、長距離、疲れずに乗れるような気がしました。
12系客車は、S44~S53まで製造された、今から40年以上の昔の車両ですが、最近の車両より寧ろ快適ではないか、とも思えました。
という内に、発車時刻となり、汽笛一声、横川に向け発車しました。先頭は、DD51です。ディーゼルの排気煙が舞っています。
後部の貫通ドアから、EF65を写しました。
途中、安中駅で、連接部を撮りました。国鉄型塗装は、シンプルですが、列車らしく映えると改めて思いました。
長くなりましたので、続きは、その2で改めてアップします。
最後まで、ご覧いただき、ありがとうございました。