
小倉駅近くの駐車場にGraチャンを預け、のぞみで広島へ移動、「
駅レンタカー」を借りました。「
駅レンタカー」だと、運賃が20%引きとなるので、これを選択しました。
車種は当方は拘りなしですが、あてがわれた車は、
ヤリスでした。
Graチャンと比較するとハンドル回りにいろいろとボタンが付いていて、ややこしそう…、という印象です。
まずはトランクに荷物を載せ、紙屋町のホテルへ行きました。この時点で20時少し前です。
折角、広島に来たのですから、お好み焼きを食べなくては…ということで、ホテルのフロントの方に歩けるところでお勧めを訊いたところ、広島そごう内にある「
みっちゃん」がお勧めとのこと、いそいそと出掛けました。
人気店なのか、平日(金)夜でも5組ほど並んでいましたが、20分程待つと、案内に案内されました。
お店の方に焼いて貰ったのが、こちらです。「カキ入りそば肉玉子」です。

車ではないので…、ビールも飲んで…、大変美味しゅうございました。
満腹となったところで、夜の原爆ドームへ行ってみました。広島そごうからは、歩いてすぐの所にあります。
ライトアップされています。
アップで撮りました。

ウクライナでロシアの最終手段等で核兵器が言われていますが、21世紀にもなって、こういうものを使う愚に陥らないことを切に願うばかりです。
隣りに、
おりづるタワーなる建物があり、展望台も灯りが点いていたので登れるのかと思いましたが…、
BARとしての営業でした。原爆の惨禍を見下ろして酒肴を愉しむのもどうか…と思われ、寒くもなってきたので、ホテルへ撤収しました。
広島電鉄の電車が頻繁にやって来ましたが、新型の3両編成等もあり、見ているだけでも愉しかったです。
翌朝、ホテルの部屋から市街を撮りました。瀬戸内海と島々を遠くに望むことができました。
朝食をモリモリと食べて、出陣です。ホテルには、欧米人と思しき旅行客もちらほら、我々には何もメリットありませんが、円安効果です。
本日は、江田島のかっての海軍兵学校へ向かいます。
今は、
海上自衛隊・第一術科学校と
幹部候補生学校いうことで、後者が海軍兵学校の伝統を引き継いでいます。
見学は予約が必要です(→
リンク)。
以前、呉の大和ミュージアムへ行った時、序でに行こうとしたら、簡単には見学できないことを知り、断念しました。今回は、そのリベンジです。
見学予約も前月に確保、やっと行くことができます。
まず、
広島の宇品港を目指しました。港に着くと、受付もなく、そのままフェリーに乗るという感じで間もなく出港となりました。
フェリーは、
上村汽船が運航、江田島の切串まで30分程度の船旅です。江田島は広島からは海路が一番早いようでした。
宇品港を出て、広島市を振り返ったところです。
白い橋は、
宇品大橋でしょうか?
映画ドライビング・マイ・カーに出ていたような…、間違っていたら、ご容赦下さい。
牡蠣の養殖棚もあちこちにありました。

瀬戸内は波光煌めき、何度来ても、いつもいいなぁ~と思います。
フェリーは短い乗船でしたが、大変掃除が行き届いていたのが印象的でした。
江田島へ上陸、予定より早く着き過ぎたため、島内のスーパー等をブラブラして予約時間の15分前には基地のゲートをくぐりました。
見学時間は90分、20~30人/組で回ります。現役の基地内見学ということもあり、途中で「面白くないから帰る」という行動は不可です。
構内施設は、→
こちら です。
見学対象は、大講堂、通称「赤レンガ」という校舎、教育史料館の3つで、教育史料館以外は、撮影は可です。
戦前は、ダートマス(イギリス)、アナポリス(アメリカ)と並ぶ海軍士官学校との由。ここに入学、卒業できるのは、一族の誉れだったとも聞きました。
大講堂です。
この中の講堂ホールです。

玉座が演台の奥にあり、天皇陛下が隣席される時は、ここに座り、卒業生総代に記念品を下賜したとか。
次は、赤レンガの校舎です。

絵になりますね。
こちらもドラマに出る校舎内・廊下です。確か、「坂の上の雲」だったよううな……。
最後は、教育史料館です。

こちらは、特攻隊員の遺品等もあり、遺族の意向で写真等は不可、ということでした。
敗戦前の日本海軍の武功も展示されており、栄枯盛衰をしげしげと眺めていました。
赤煉瓦の校舎を見て、日本海軍の伝統(→
リンク)も知ると、海軍士官は格好いいな!、と感じました。
尤も、「スマートで、目先が利いて、几帳面、負けじ魂」は現代の社会人としても評価、信頼される処世訓ではあります。私は、かなり程遠いですが…。
校庭から見た校舎です。
これでリベンジを果たすことができました。
さて、ランチはどうしようか??、で、本当は、基地内で、海軍カレーを食べたかったのですが、コロナで営業はしていないとのこと。
代わりに、江田島商工会がやっている江田島海自カレーのHP(→
リンク)を見て、キーマカレーを出す
きまぐれ亭へ行ってみました。
外見は、カレー屋さんではなく、うどん屋そのものでしたが、きちんとキーマカレーが出てきました。結構、美味しく、江田島商工会認定は信頼できると思いました。

あと、江田島は「
大豆うどん」が名物の由。この店で初めて知りましたが、出汁がよく、なかなか美味しかったです。
これで江田島はお終いです。
とびしま海道へ行くか、広島へ戻るか悩みましたが、広島へ戻ることにしました。
音戸の瀬戸を通りました。
橋のない方です。
橋のそばの展望台からです。閉鎖が決まった日本製鉄の呉製鉄所が見えます。
Andersen本店へ行ってみました。アーケードのある本通商店街は大賑わいでした。
シャオレという地下街にも入ってみましたが、携帯の充電が出来るようになっているのでしょうか? そうであれば、目新しい公共サービスかと思いました。
ということで、夕方になったので、広島駅へ向かいます。
帰りは、運良く、JR九州の「さくら」に乗ることができました。
帰りも東京九州フェリーですが、乗船開始まで、まだ時間があります。
ついては、北九州で美味しいもの、と言えば……で、この店に行きました。
それは………、こちらです。
資さんうどん(→
HP)です。
九州というと「九州ラーメン」という方が多いですが、私は、九州と言えば「うどん」ではないか、その中でも、資さんうどん、がピカ一❗ではないかと思います。
連れ合い様共々、肉ゴボ天うどんを堪能、これに、おでん、ぼた餅も食べ、大満足しました。
この後は、門司港へ行きました。夜景スポットの由、です(→
リンク)。
門司港レトロ展望室(→
リンク)へ登りたかったのですが、21:30で受付終了でアウトでした。残念です。
駐車場に西鉄路面電車が展示されていました。
以上で、今回の旅行は、帰路のフェリー以外は全て終了しました。
22時も過ぎたので、新門司のフェリーターミナルへ向かいます。
以降は、別途アップします。
最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。