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お昼ご飯の後、珈琲飲みながら、自席でネットニュースを眺めていたところ、以前から気にしていた「横須賀－九州」間のフェリーの新たなニュースを見つけました。

また、運航キャリアは、「東京九州フェリー」という新会社でSHKグループ内で北九州に設立された由。運航開始は、2021年春とのことです。

新造船投入で、三菱重工の長崎の建造、下関ではありません。全長は200m超、横須賀～新門司間９７６㎞を２０時間半で結ぶ由。表定速度47.6㎞/H、ノット換算だと25.7ノットで、新日本海フェリーの「はまなす」(小樽～舞鶴)の30.5ノット、「すずらん」(敦賀～苫小牧)の27.5ノットに続くというところです。
同型船ということで、「すずらん」が横須賀市HP内に出ていました。

三菱重工-長崎の建造の由⇒こちら。

敦賀～苫小牧は距離948㎞(データソースは、こちら)で、敦賀～苫小牧のダイヤを見てみると、敦賀発苫小牧行きは、深夜0:30出港、当日20:30着(所要時間20時間)、３時間で荷役を終え、23:30に苫小牧を出港、敦賀には翌日20:30着(所要時間2１時間)、４時間のインターバルで再び苫小牧に折り返していく、というもので、足の速いフェリーによる高回転運航のビジネスモデルが新日本海フェリーであり、東京九州フェリーもこれに倣うものと予想されます。

敦賀～苫小牧と同様のダイヤだと、仕事を終わってからでも、駆けつけることができそうですね。

さて、気になる値段ですが、敦賀～苫小牧はGraさんだと、航送料は定価で閑散期32,770円ですが、55歳超は割引もあり、26,220と２割引になるようです。懐厳しいシニアに優しい運賃企画を期待します。
ちなみに、競合する東九フェリーは、東京～新門司間で、Graさんの航送料は、38,690円であり、敦賀～苫小牧と同水準の運賃設定であれば、時間、価格両面でアドバンテージが有りそうです。

SHKグループの当航路に掛ける意気込みが伝わってきました。
個人的には、九州側の発着は、温の街、別府にしてくれた方が、観光地にも近く、また、航行距離、時間も短縮されていいような気がしますが、SHKグループの港湾インフラは北九州に蓄積されていますから、難しいんでしょうね。

2021年春が愉しみです。