
GW明け後は、しばらく休みが取り辛くなると予想していますので、行ける内に行こう!!、ということで、都内のRenewalした日本画美術館を巡ってみました。
日本画に注力している首都圏美術館は、以下のようなところかと…。
①
山種美術館(私立、東京都渋谷区広尾)
②
講談社 野間記念館(私立、東京都文京区
③
松岡美術館(私立、東京都港区白金台)
④
泉屋博古館(私立、東京都港区六本木)
⑤
東京国立博物館(国立、東京都上野)
⑥
根津美術館(私立、東京都港区南青山)
⑦
三の丸尚蔵館(国立、東京都千代田区)
⑧
千葉市立美術館(公立、千葉市)
⑨
五島美術館(私立、東京都世田谷区)
他にもあるかもしれませんが、日本画ファンの当方にとりメイン所は上記になっています。
その中で、③④がRenewal工事が終わり、展示を再開したので、行ってみました。
まずは、松岡美術館です。
港区プラチナロードから少し入ったところにあります。駐車場が3台分用意されており、今回は運良く停めることができました。駐車料金は無料で助かります。
お上りドライブが終わったGraさん、木陰で休憩です。
館内は1Fが彫刻他、遺跡関連というところでしょうか?
こちらは、ロビーです。
この美術館、写真撮影は禁止マークが出ている作品以外は基本的にはOKという寛大な美術館です。但し、音の出るカメラは不可となっており、Iphoneだとカメラアプリを導入する等で対応することになります。
絵画の展示室は2Fで、こんな感じで、絨毯貼りの展示室で静かに観ることができます。
もう一室です。
花鳥画です。私は、花鳥画は色鮮やかなところが気に入っています。南蘋画と言われているのも好みです。

上記の絵の説明です。花鳥画は、吉祥につながるとかで、見る方にも御利益あるか……も??。
他、孔雀があったり、
竜虎図(
虎図・
竜図)で有名な橋本雅邦画伯が描いた諸葛孔明が読書している絵も展示されています。
著名な作品は少ないかもしれませんが、その分、人で混み合うことも少なく、落ち着いて観ることができます。
景徳鎮の陶器も多数、陳列しています。
2F展示室を見終たので、次は、④の泉屋博古館へ向かいます。
その前に、腹ごしらえで、渋谷でお気に入りの九州ラーメン店「
唐そば」を目指します。ここのお腹に優しいスープはお勧めです。
渋谷は、かっての東邦生命ビル駐車場に停めます。このビル、昭和らしさがプンプンと残っており、私は好きな建物です。

しかし……、店の前に行くと、GW中はお休みでした。長駆来たのに…、ショック!!です。
仕方ないので、東邦生命ビル内のコンビニで淡々と済ませました。
泉屋博古館は駐車場は備え付けなく、近隣の泉ガーデンに停めるように、ということでしたので、246号線からそちらを目指します。休日の都心は車も少なく、スイスイと運転できます。
泉屋博古館、泉ガーデン、と泉が付きますが、ご承知の通り、泉は住友グループの屋号で、この辺の再開発は住友グループの手に拠るものかと思いました。
初めて来ましたが…、泉ガーデンです。先ほどの東邦生命ビルとは異なる、今風のオフィスビルです。
美術館へ向かう緑道です。遠くに見えるのは、城山タワーでしょうか?
美術館の入り口です。都心の超一等地の駐車場~美術館の歩道だけで、私のような田舎者は既に圧倒されてしまいました。住友パワーといったところでしょうか。
今回の企画のパンフレットは以下の通りです。
東京・京都・大阪という3都間での明治維新後の日本画の競争、地域の画風から個々の作風への転換をテーマにしたものと捉えました。
撮影は一切不可ですが、なかなか見応えのある作品が展示(⇒
リスト)されていた他、来場者もそこそこいましたが、展示スペースに窮屈さは感じませんでした。
実は、改装前は来たことはなく、今回が初めての訪問となりましたが、とても良かった、というのが率直な感想です。
入館料は千円でしたが、この場所、この展示施設では、かなりリーズナブルと思いました。まぁ、こけら落とし的なところはあるかとは推察しますが…。
美術館を見終わった後、ぶらぶらと少し歩き回ってみました。
目の前にはスウェーデン大使館がある他、

城山ガーデン、アメリカ大使館もすぐ近くであり、この界隈は、普通の人はまず住めないエリアというのが私の感覚😭ですが…、だからこそ、非日常を体感するには、打ってつけだと思います。
泉屋博古館の企画展「日本画トライアングル」は5/8までで、もうすぐ終わります。日本画にご関心ある方は、お急ぎ下さい。これだけの作品を集めるのは、早々ないと思います。
駆け足でしたが、改装した日本画美術館を見終わりました。この後は、霊南坂を下り、飯倉ICから首都高速に乗って、ご近所は田植えの準備に忙しい我が家に帰りました。
日本画の美術館巡りと東京ドライブで、随分とリフレッシュできました。
ということで、これにてお終いです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
Posted at 2022/05/05 02:08:16 | |
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