その2からの続きです。
フェリーの朝は、夜が白んできて明石大橋が見えてきました。デッキに出ると、橋をくぐる瞬間を狙う人がちらほら。こういう「フェリーしか出来ない事」があるのがフェリー旅のいいところです。
〇明石大橋をくぐる前
〇明石大橋の真下
〇明石大橋をくぐった後、淡路島方面
大阪に着いたら、まず「
りくろーおじさん」。これは東京には出店していないので、大阪に来ないと食べられません。関西にいた頃、家族でお気に入りでしたが、焼きたてのチーズケーキはふわふわで軽い甘さ、レーズンも効いているのは昔と変わらずでした。フェリーで朝食🥞は食べず、大阪南港から直行して正解でした👍!。
・りくろーおじさん住之江公園店⇒
リンク 営業時間AM8:00~19:00
イートイン、駐車場あり。大阪南港からは車で20分余り。
〇住之江公園店
〇念願のチーズケーキ、さすがに完食は無理でしたので、投宿先に預ける羽目に。
折角なので、近くの
住吉大社に行きました。反橋では大阪らしさを実感、やはり大阪を代表する神社だと納得しました。
・住吉大社⇒
リンク
〇遣唐使の航海安全を祈願!!
〇御利益は多いようです。
〇反橋を渡って参拝します。
〇Graちゃんは住吉大社は、初めてです。
この後は、投宿先に車とチーズケーキを預け、電車移動です。
今回は、
上村松園の美術展巡りで2つ予定しています。1つ目は、OBPにある
山王美術館で上村松園の作品をキレイな建物内で静かに鑑賞。因みに、ここはホテルモントレ株式会社の創立者が、五十年以上にわたり収集したコレクションを公開するために設立された美術館ということでした。
・山王美術館⇒
リンク、
・企画展「女性画家たち展」⇒
リンク
〇美術館自体です。モダンで立派な建物です。
〇1~5Fの階段は、吹き抜けでした。豪勢…かと。
その後は阪急電車に乗って嵐山へ。嵐山駅で見かけた京トレインは初めての実物で、鉄にはちょっとした嬉しい出会いでした。嵐山では
福田美術館と
嵯峨嵐山文華館を訪ね、
上村松園の美人画や浮世絵を堪能しました。嵯峨嵐山文華館では百人一首の展示を見て、古文の授業で爆睡していたことを思い出しました。
・福田美術館⇒
リンク、企画展「上村松園と美人画の軌跡」⇒
リンク
・嵯峨嵐山文華館⇒
リンク、企画展「浮世絵と美人画の軌跡」⇒
リンク
常設展「百人一首ヒストリー」⇒
リンク
〇京トレイン。平日で動いていないようでした。
〇嵯峨嵐山文華館の常設展「常設展 百人一首ヒストリー」は、趣向は面白いかと…。
〇嵯峨嵐山文華館の百人一首展示_その2.
映画「ちはやふる」の影響か、和装の女子高校生グループが数組いました。
嵐山は平日ということもあり、芋洗いのような混雑はなく、せっかくなので近くの
大覚寺へも足を延ばしました。石庭や庭園は京都らしい落ち着きがあり、少し曇りがちでしたが、嵐山を背景にした景観が印象に残りました。
〇大覚寺の石庭
〇嵐山を背景にした庭園
この後は、東福寺の紅葉は寺の門限で叶わず。
東寺の紅葉ライトアップです。五重塔と池に映る紅葉が幻想的で、照明の工夫に感心しながら、ただただ圧倒されてしまいました。人混みもありましたが、それを超えて人気スポットは良いものと実感しました。
・東寺⇒
リンク、2025秋期特別公開⇒
リンク
〇五重の塔。ライトアップされ、日中見るより華やか感があります。
〇紅葉越しの五重の塔
〇池に紅葉が映る五重の塔です。これは。一番の感動でした。
〇遠景にした、紅葉が映る遠景の五重の塔です。
〇五重の塔を対象に場所を変えて。反射の照明技術はさすがかと…。
〇もう一点
紅葉のライトアップに感動した後は、
京阪特急のプレミアムカーで帰阪。ネットで見て気になっていたので試してみましたが、これは快適でした。座席の広さやサービスは関東の私鉄にはないレベルで、乗ってみて「なるほど、これは人気が出るはずだ」と納得しました。帰宅ラッシュの時間帯でもほぼ満席でしたが、ギリギリで席を確保でき、良かったです🤩。
・京阪特急のプレミアムカー⇒
リンク
〇京阪特急8000系です。
〇プレミアムカーに座って。
翌日、名古屋では、東京では食べられないご当地グルメ、
あんかけスパゲッティをトヨタ博物館の近くに店にわざわざ食べに行きました。久しぶりの味に「やはりこれだ」と思いながらも、もう少しパンチが欲しい気もしましたが、満足でした。旅の記憶に残るのは、こういう足を運んでこそのご当地の一皿かと…。
・あんかけ家「藤が丘店」⇒
リンク
〇ミラカンともう一つは名前は失念
その後はトヨタ博物館へ。
企画展「What’s JDM?」で展示されていた80~90年代の日本車を見て、あの頃は内燃エンジン技術で本当に輝いていた時代だったと改めて感じました。壊れにくさ、部品の安さ等で、日本車の強みが詰まっていたは、今も評価されていると思います。
・トヨタ博物館「What’s JDM?」⇒
リンク
〇JDMのポスターです。
〇日本車人気の理由が説明されています。
〇展示車の一覧、日本自動車メーカー全ての協力の賜物です。
〇企画展入口は、トヨタ車ではなく、日産スカイランGT-R!
〇マツダは、RX-7
〇ホンダは、インテグラルType-R。山下達郎のBGMのCMが良かった~♫
〇スバルは、インプレッサWRX
〇三菱自動車は、ランエボ
〇トヨタは、スプリンタートレノ
〇ダイハツのシャレードターボもいました。
〇セリカのパンフレット
「名ばかりのGT達は、道をあける」。他に、
「ツインカムを語らずに真のGTは語れない」というのもあり、挑戦的で話題になったと記憶しています。
〇CITYは、車とCM、両方で革新的でした。
〇CITY自体です。久し振りに実物を見ました。
〇一般会場で、GEMINIを見ました。こちらは、更に久し振りです。
〇キャデラックは、やはり華やかですね。
この後は、浜名湖へ移動、宿に着いた時は、薄暗くなっていました。
最終日、舘山寺ロープウェイ山頂から浜名湖を眺めた後、ヤマハの企業ミュージアム「
ヤマハ・イノベーションロード」へ。ここでは楽器や音響機器の歴史を知ることができました。創業者の
山葉寅楠(やまは とらくす)
氏は、オルガン製造を手がけるために調律技術を懸命に学び、楽器製造の礎を築いた人物とのこと。彼の情熱から、今日のヤマハの多角的な展開につながっていることを知り、勉強になりました。最後は「
さわやかハンバーグ」。肉汁じゅわっとで、1時間並んだ甲斐があり、これも記憶に残る一皿となりました。
・ヤマハ_イノベーションロード⇒
リンク
・創業者、山葉寅楠氏⇒
Wikipedia
・さわやかハンバーグ⇒
リンク
〇舘山寺ロープウェイ山頂から、浜名湖を眺望。湖岸は、舘山寺温泉街。
〇舘山寺ロープウェイ山頂から、浜名湖の北側を眺望。眼下は、東名高速。
〇ヤマハ_イノベーションロード入口。訪問は、予約が必要です。
〇ヤマハ、グランドピアノ。コンサート用にあつらえた一級品でしょうか?
〇エレキがズラリ
〇クラリネット等もずらり
〇ステレオ、テニスラケットも。スピーカーは我が家にもありました。
〇ご当地グルメ、さわやかハンバーグです。手前は玉葱ソース。
以上で全行程は終了、18時前に、浜松を出発しました。
ここまでは順調でしたが、帰りの旧東名高速は、トラックの低速、且つ急で問答無用の車線変更に何度も遭遇、夜の東名は怖いと感じました。SAの本線出口でも、時間調整で駐車している大型トラックがかなりいて、加速の支障を感じました。帰宅後、深夜割引の時間帯分散は未だと、知りました。
フェリー移動の快適さを思い返すと、やはり船旅は運転疲れがなく、露天風呂等でリフレッシュにもなると実感しました。
ということで、お終いです。
大長文となりましたが、最後まで、お目通しいただき、ありがとうございました。
寒くなりましたので、当面は、首都圏内に逼塞する予定です。