エンジンチェックランプ点灯調査
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
去年の6月にイグニッションコイル劣化によりボクサーエンジンになってしまった為、
6本全て純正品→ヤフオクの純正同等品に交換しました。
が、交換後も消えなかったエンジンチェックランプ。
当時は整備要領書も所持しておらず、
とりあえずエンジン不良は治ったからまたいつか調べよう。
なんてノリで放置して半年以上が経ちました。
2
ようやく調べてみました。
チェックランプの異常コードから、
点火系統不良であることがわかりました。
3
まぁ、まず純正同等品と謳われていたイグニッションコイルが怪しすぎるので、
以前外した純正品との抵抗値を比較することに。
IB↔︎Gの端子で測定し、純正品は1.3kΩ〜1.5kΩが正常値だそうです。
これは若干高いもののまだ使えそうな感じです。
ちなみに、純正品で死んだのは2番、6番のコイルでした。(測定しているのは5番コイル)
4
ヤフオク品を測ってみると…
なんと10kΩ超え!!👀
6本全てが10kΩを超えていたので、劣化によるものではなさそうです。
5
次に要領書に従い、点火信号の電圧を測ります。
サブハーネスに極細テスターリードを挿して測定しました。
注意するのは、
要領書のコネクター端子番号は、コネクターを抜いて端子側から見た番号になる為、
写真の方法で点検する際は右上が1番端子になります。
(画像で測っているのは2番端子、1番コイルです)
6
アイドル時の正常値0.1Vに対し、
測定値は6気筒とも0.025Vしかありませんでした。
http://www.jaspa-oita.or.jp/jissen/2006/09/page2_1.html
こちらに参考になるサイトを発見したので載せさせて頂きます。
車種は違いますが、RB25エンジンについて書かれています。
上のサイトでは逆に電圧が高くなってチェックランプが点灯していたようです。
点火信号電圧にも正常範囲が定められており、一見エンジンは絶好調に見えても点火信号電圧の正常範囲を外れると点火系統の異常として認識するようです。
今回イグニッションコイルの抵抗値を測定したIB↔︎G間は、トランジスタのベース↔︎エミッタ間に当たる為、トランジスタの原理から調べてなぜベース電圧が低くなってしまうのか、を理解しようとしましたが、
難しすぎてやめました笑笑
気になる方は『トランジスタ 原理』で調べてもらうとたくさん出てきます。
どちらにせよ、
ベース↔︎エミッタ間抵抗が増大したことにより?
点火信号電圧が低くなって異常を検知した、と解釈しました。
7
今回ヤフオクで購入した純正同等品のイグニッションコイルですが、半年以内なら交換対応しているみたいです。
僕の場合はすぐ症状が出たものの、ほったらかしにしたせいで保証期間を過ぎてしまいましたが…😂
これからイグニッションコイルを買われる方、
交換する前に一度抵抗値を測定してからのほうが安全かと思います。
特にヤフオクの安物を買われる方!
僕の買った物がたまたま不具合品のロットだっただけかもしれませんが、
今後このイグニッションコイルは買うことはないです笑笑
ただ、普通に乗る分には本当にエンジンに不調はないので、とりあえずエンジンかかればいいから安いやつがいい!
という方は買ってみるのもいいかもしれません。
おわり
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