• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

おしんくんのブログ一覧

2023年06月02日 イイね!

圧倒的ではないが必要充分の塊

圧倒的ではないが必要充分の塊モード切替で万人が乗れる車だと思います。
オーバーハングがそれほど無いのも良き。
でもFスポのシートはヘリが立ってるので乗り降りはちとめんどくさいですよ
Posted at 2023/06/02 22:02:35 | コメント(0) | クルマレビュー
2018年06月06日 イイね!

KW Ver3 減衰力調整に関すること④

 以前よりだいぶ間隔が開いてしまった&次は調整してどう変わるか的な記事にします、

と言いましたが予定変更です(笑

まぁほとんど見られることの無い垂れ流しなんで好きにやります!



最近ホイールを交換し、それに伴って履いていたスタッドレス時の設定と感想を先に書かないと

どんどんめんどくさくなっていくなーと思い、まとめて書くことにしました。


まずはスタッドレスのお話。

私が今シーズン履いていたのは

F: 225/45R19
R: 245/40R19

銘柄はブリジストンのブリザックVRX(フロントはVRX2、通しで入手できなかったため)

前後同異なるサイズとしました。だってそのほうがホイール見つけやすくて見栄えがいいんだもん。

ランフラットからの交換ということで、当然減衰も同じセッティングでは気持ちよくないです。

どう気持ちよくないのかというと・・・


純正ホイール&RFT用に煮詰めたセッティングは、まぁしっかりめのセッティングなんですよ。

フニャフラな不快感を意識して、気持ちよく走れるしっかりさ、というか。


しかしスタッドレスはそれを見事にぶっ壊してくれます。全く成立してねぇです(笑

まず足回りがしっかりしているのにタイヤがフニャフニャだから、

それがダイレクトに感覚として伝わってくる。

またテンポとして、足回りの不快感と違いワンテンポ遅れて届き、

現状のセッティングのメリットがない。

ただ硬めにグニグニ上下動する車になってしまいました。


そこでタイヤのいい加減さを許容できる大きなグランドファーザーのような足にすることにしました。


まずは以前の設定。

F: RE 9  BP 7
R: RE 10  BP 7

基本これでいこう!と決めた純正RFTの時の設定。


それをスタッドレスでは

F: RE 11  BP 9
R: RE 7  BP 10

としました。

かるーく説明しますと、←絶対軽くならない


まずフロントは2ずつ緩めました。

結果としては2ずつ、なんて揃った数値ですが・・・。実際には1ずつ、伸び縮み片方ずつ

チマチマネチネチ調整し、時には行き過ぎ時には戻し、辿り着いた数値です。


フロントに関して言えば、これもまた今度書こうと思っていたので軽くにしますが、

なんて言うんでしょう・・・フロントを調整すると、運転の気持ちよさや気持ち悪さ、とか、

車全体から伝わってくる感覚に影響する気がするんです。

今回のスタッドレスはまさにそこがヤバイ感じだったんで、柔らかくすることで

タイヤ本体からくる不快な動きを『ごまかして』います。



リアは縮みはやはり緩くしています。ここはフロントとの整合性のためと、

荒れたウネリのときの不快感がハンパなかったためです。

伸びは逆に硬くしていますが、この車(しか知らんケド)は、

たとえば段差を超えた際に室内に入ってくる「ドン」という音の強弱は、

ほぼリアの伸びで変わるんですよ。

細かいことを書くのは今度にして、そこらへんの兼ね合いで硬くしても平気だったというお話。


これで飛ばす気が起きない不快の少ない車の出来上がりですわ。

まースタッドレスだから飛ばす気になるとかえって危ないし。

「でもダラダラと通勤するならこれでもいいなぁ・・・

今度夏タイヤ変えたらこんな感じで考えてみようかな。飛ばす気の起きない感じ。」

と思いつつ、夏タイヤに交換していく時期になるんですわ。



~夏ホイール購入~再設定編~


それで夏ホイールの話になるのですが、

まずはスペックを。

F:225/35R20
R:265/30R20


ヨコハマ アドバン スポーツ V105


スタッドレスと比較してもちろんシッカリしています。

ですが夏タイヤにしてはゴムは柔らかめかな?と思います。

そして扁平が低い事もあり、潰れ感はほとんどありません。

ただし空気圧をキッチリ入れてかないと、少ない場合→小さな窪みでゴキっと感?があります。

反対に高い場合→ガタガタ感が常にある感じです。

空気圧はフロント2.3、リア2.9です。根拠についてはまたの機会に。


そこで煮詰めて現在のセッティングは、

F: RE 10  BP 9
R: RE 5  BP 11

スタッドレス設定と比較

F: RE 11  BP 9
R: RE 7  BP 10


結果としては柔らかめです。純正RFTに比べたら目指した所が違います。

参考に純正RFT時の設定

F: RE 9  BP 7
R: RE 10  BP 7


そこまで大きな差は無いものの、リアの伸びがかなり違います。

これには私の感覚的なもの、というか煮詰め方によってこうなったのですが。


方向性の遍歴を書くと、

極力フラット、ガタガタは我慢できるレベルで(純正RFT)



スタッドレスのネガ消し、走りを結構捨てて柔らかめ通勤仕様(スタッドレス)



柔らかめは継続、乗り心地を重視しつつ、走りの面は最低限を確保(20インチ)

って感じです。


もう少しだけ詳しく書くと、車高を落としている車は、有効なストロークが少ない分

悪路にはポテンシャル的に弱いです。こりゃしょーがないですね。

その中でそのストロークを生かすのを大前提でいないと、より多くのシチュエーションで

快適だと思えないと思ったのです。

ですがフワフワポヨポヨじゃ快適とは言えない。

上下動が大きくなるだけなので。


んじゃー何が自分にとって不快か。

どんな時に同乗者に「あっ、ごめん」って頭の中で謝ってるのか。

そう思った時に出てきた一つの答え。


急な速度の上下動(ストローク)


これなんですよ。

アスファルト工事中のマンホール?そもそも気をつけてますし。

ガタガタした悪路?速度出しませんし。


でも橋や、下がトンネルの部分の盛り上がりなどでボワンと上がる、スト-ンと下がるのって、

ストレートのきれいな道でも急にあったりしますし、高速でもあったります。


両輪揃っていればまだいいですけど、例えば轍の酷い幹線道路に交差点で合流するとき、

左右にゆっさんゆっさんってなったりしません?

あれ嫌いなんですよ。天敵。ひどいとピラーに頭ぶつけます。


じゃーどうすんの?ってなった時に、

『ストロークは極力生かしつつ、でもストロークスピードは不快にならない速度に』

ってなったわけです。

速度を抑制するのなんて、ショックの一番の役目なんでどうにかなるだろうと。




話が長くなりましたが、今回のセッティングはそういう方向性です。

これがよく言えば、あらゆる外乱に強い。

シチュエーション次第ではしっかりした設定より安心してアクセル踏めます。

高速なんかでふわわな速度の場合、こっちのほうが全然いける。

ガチガチのスポーツカーなんかより安心できるんで、結果早い。みたいな。

まぁでも安心感って大事ですよね。のんびり走るにしてもね。


今回は夏タイヤ20インチにした時の奮闘記でした。

あとはホイールとかタイヤの重さとかで多少調整が必要かな?と思います。

今回の夏タイヤ時の根拠含め、そろそろ真面目にセッティングの変化のこと書かないと

どんどん伝わらなくなっていくな・・・気が向いたら書きます。


また変更したら追記します。
Posted at 2018/06/06 17:08:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 5 | 日記
2017年09月28日 イイね!

KW Ver3 減衰力調整に関すること③



 そういえばなのですが、

ネットで減衰力の調整に関する記事を読み漁っていたときに気づいた事がありました。

それは、

「あれ?この人逆に覚えてね?」

(いろいろな意味で)

 
 『戻し』を、完全に緩めた状態から締めていくような書き方をしている方。

「~回しで硬くなっていきます」という回転方向を逆に書いてる方。


 これを逆にしてしまっては、もしネットと同じ数値にしてみよう、とか

自分で調整するときに、とんでもない設定で乗ったり調整でパニックになったりすることうけ合い。



 一応知識の整理をさせて頂くつもりで書きますが、

『戻し』とは、

まず一番硬い状態まで回して、締まりきったところから少しづつ戻していって

クリックしたところが『0』。そこから次のクリックまで動かしたら『1段戻し』。

英語では『Clicks open 』と説明書には書かれていたと思います。


 締めこんで減衰力が硬くなっていく回転方向は、

伸び側はわかりやすいのですが、奥にショックを見たときに『時計回り』で硬くなります。

(伸び側の場合は上から普通に見た状態。)


縮み側は、KWのように下側にダイヤルが付いている場合は、奥にショックを見るわけですから

下から見上げるように時計回り(左右で言えば右に回す)で硬くなります。


 ネジってのは駆動の軸等に使われる一部を除いて時計回りで締めこまれていきますよね。

ショックの調整も同じで、穴に向かってテーパーのついた棒(針のようなもの)が

締めこまれていってオイルの通る道を塞ぐことで減衰力を発生させています。

(シムを抑えているスプリングを圧迫したり先が尖っていない場合もありますがここでは割愛)

この仕組みさえ理解していれば逆に考える事は無いと思います。



 もう1つこれに関連した事なのですが。

今回私は、1段の変化の重さを実感し、こんなにもフィーリングが変わるものかと驚きました。

煮詰めている場合は余計ですよね。フニャフニャでいいとかガチガチでいいとかなら別ですが

段差1つの感覚がこうも変わるとは。

疲れがこうも軽減するとは。運転が楽しくなるとは、と。

それで自分が調べても出てこなかった情報を書き込む事によって少しでも多くの人に

調整を楽しんでもらいたい。そのような思いでブログに書きました。

文字が多く文章も拙く読みにくいですけどね。


 なのでぜひ参考にして頂きたいな、と思うのですが、

なにを言いたいかというと、上でも書きましたが『0』の出し方です。

これはこれで一般的ですしどうしようもないのですが・・・

例えば、めいっぱい締めこんであと少しでクリックするけど止まってしまう、

そのあと戻してクリックさせて『0』なのですが、この戻す量にはショックの個体差が存在する、

ということなのです。

同じ『0』でも、0.9がプラスされている『0』と、0.1しかプラスされていない『0』が存在するのです。

これはもちろん自車の左右でも起こる事ですが、私と同じ数値を設定したとしても

同じフィーリングにはならない可能性が高い、と思っています。



 もちろん『ショップ推奨設定』などというのも同じです。

ザックリした設定であればいいですが、

シビアに煮詰めてあればあるほど1クリックの差は実感すると思います。


なのでぜひご自身で調整を行って頂き、

納得のいく設定でえんじょいどらいぶをしてもらいたい、と。

願うばかりであります。


次回は私の完全主観による



どう設定したらいいの!?調整箇所別メリット!デメリット!



をお送りする予定です(笑

Posted at 2017/09/28 14:56:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 5 | 日記
2017年09月28日 イイね!

KW Ver3 減衰力調整に関すること②



 さて、前回の①よりリアの伸び側の減衰力の調整が容易になったことにより、

少しリアのほうも見直してみる事にします。




ここで重要な事を記載します。

前回の①の記事で、

『リアの減衰は伸び側が9、縮み側が7』と書いていたと思います。

それは『取り付け時にお願いしておいた伸び側の9+自分で調整した縮み側7』

という事だったのですが、今回伸び側を調整できるようになったため確認してみると・・・


リアの伸び側の減衰力が左右違う!



 まさになんてっこたです。

だからさ、取り付けるときに曖昧な数字を言わないで確認までしてたのに・・・

Rが9、Lが11になってました。


頼みますよ平○タイヤさん。

 
 てことでとりあえず自分が指定したつもりでいた数字に調整して走行。

これにより


F: RE 9  BP 7
R: RE 9  BP 7

という数値に正真正銘なりました。

要するにLの11を→9にしたということですね。


走行した感じなのですが、変化した部分で一番気になった所は『音』です。

特に継ぎ目やヒビのように、ぎゅっとすばやく縮んですぐ戻るようなインプットの場合、

タイヤが一瞬離れて地面を叩くような感覚があります。

例えで言うなら、フロントとリアは連続してそのような凸凹を越えますが、

音が『トンッドン』、『ドンッドバタン』のように、フロントよりも一段階荒い。


 これは結構ストレスです。ツーリングはラッゲジもあるので、車内に反響もある気がします。

恐らくはツーリングの場合、リアがスプリングではなくエアサスなので、

レートとしては少なくともフロントのKWのスプリングより弱いのではないかと。


 なので今度は、11と9の間(左右違って調整されていた数字の中間)の数字、10で調整。


これにより


F: RE 9  BP 7
R: RE 10  BP 7

になりました。

そして走行してみた結果・・・


 おぉ、こないだと同じに戻った。

いや、戻ったというより走行的なバランスはちゃんとした気がします。

(感覚でしかわからないですが、気持ち悪かった部分が少なくなったのは確か)



この時点でほとんど不満が無い状態なので、

私の調整の基本数値はこれでいこうと思います!!


(あくまでも理想とは言わない)


 まぁホイール変えたり車高いじったりしたらまた変わるかもしれないのですが、

現時点で私の環境(通勤路の路面含む)では全ての妥協点をクリアしてますんで。


  
 これでね、泥沼にはまる方というのは、

単一のセッティングではそもそも妥協点がクリアできない(路面の環境に著しい差がある方とか)

環境の方なのかな、と思ったりもします。

そうならないように調整した後のテスト運転をできるだけ多く取ることで、

トータルでの調整を心がけたつもりです。

(1回毎に距離約70km、往路高速~復路一般道、環境多彩)


 この後実際私も、職場付近の路面環境があまりに悪いために「どうにかならんかな?」

と微調整をしたりもしました。

数値で言うと


F: RE 9  BP 8
R: RE 10  BP 7

(フロントの縮みを7→8にした)


この設定にすると、大型が踏み荒らして補修跡でデッコボコのガッタガタの路面では

「あ、いいじゃん」となるんですよ。実際このセッティングがお好みの方もいらっしゃると

思いますし。


 しかし旧道などに入ってハンドルが取られるようなウネリのある道では、

左右どちらかが持ち上がって降りたりする時にいちいち左右に揺れるんですよ。

何しろ1時間以上かけて自宅まで帰るので、左右の揺れって疲れるんです。

人間の頭って重いですからね。上下の揺れでは特に踏ん張ることないですが、左右のゆれって

そんなに大きくなくても自然と踏ん張ってるもんですから。

 嫁も「グラグラする」と言っていたので、すぐ戻しちゃいました。(それでも3日は乗りましたが)


 今後微調整をする可能性はあります。(リアの縮みを1段戻してみたい)

その時また追加でこの記事に書き込んでいこうと思います。




 追記:   その後リアの縮みを1段戻して(柔らかくして)みました。調整前後で話しますが、

       細かな起伏(ヒビ等の鋭いインプットではなく、路面のムラのようなもの)で

       以前より余計にストロークする感じを受けます。(特に40kmまでの低速)

       縮み量が増えたことでレートが高い領域までいちいち縮んで、

       起伏を越える前にその反発が来てる、ってイメージですかね。

       (以前のほうが初期に車両は持ち上がりますがマイルドで、その後も

       伸び側の減衰で抑えてた感じ)




長文ご拝読ありがとうございました。
Posted at 2017/09/28 14:05:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 5 | 日記
2017年09月25日 イイね!

F11 5シリーズツーリング KW Ver3 車高調のリア伸び側減衰力調整のお話



 もはや全国民の悩みの種であるF11のリアの伸び側減衰力調整。

この車種は(他は知りません)伸び側の減衰力調整部分が内張りの中に入ってしまうために

伸び側の調整が容易に行えません。

調べても、『基本外さないと調整できない』と出てくるばかり・・・

ねぇ、これみんな困ってんじゃないの?セッティング煮詰める以前の問題だよね?




 ってことでどーにか簡単に調整できるようにしよう!と挑戦した顛末です。




 まずはネットで情報収集。やり方パクるのが一番早い。

ってことで発見したのが、『減衰力調整ダイヤル延長ケーブル』なるものを使用する方法。

拝見した方はセダンでしたけどね!


 ここから駆け足でいきますよ!



 とりあえず同じものを買ってみよう、ってことで深く考えずにポチ。

それがこれです。





 ラルグスの車高調用の商品です。

赤い部分がキャップになっていて、ラルグスの調整ダイヤルに被せて

横からイモネジで固定する使い方のようです。

このままでは使えないですね・・・頭ももっと小さいほうがいいし。


ってことで取ります。この赤いのもイモネジで止まってるのですぐに取れます。





 はいー取ったー 

本来なら先に2mmの六角が付いていればいいだけなので(KWの調整軸は2mm六角)

どうしようかと思案したところ、案として思いついたのがこちら。





  『細いパイプ的な何かを中間に入れて、延長ケーブルと六角を固定する』という方法。

まずはパイプを切り出します。長さは35mmくらいかなぁ・・・(適当)

外径は6mm、内径は4mmです。





 バリは取っときます。





 延長ケーブルの中側の軸径は3.7mmくらいなので入ります。

それをまずは圧着で延長ケーブル側に固定。





 使った工具は裸圧着端子用のペンチ。

本来は銅用なのであまり負荷かけるとダメですが、ちょっと潰れればいけそうなんで。





 14sqのとこがいい感じなんでそこで潰します。





 はいできたー

ここまでで10分。昼休憩中にやらなきゃなんで、はやくしないと。


そのあとは六角側。そこらへんに転がってた六角を計測。





 はい2mmー


長さはそんなにいらないので、グラインダーでカット。





 クランプで挟んでちーん





 はい切れたー2本取れたー

そしてこれをさっきのパイプに固定しないといけません。





 イメージ。


そして思案した結果、工業用エポキシ粘土で固めてしまおうと。

この粘土、硬化するとカッチカチになるので、調整のトルクにも耐えられると思います。





 こんな感じでキットになってます。最近はカチカチに固まる系は色々あるので、

そちらで代用も可。これいいやんと思ったら近場の人、お譲りしますよ?笑





 中身を取り出します。マゼマゼで硬化なので、色が均一に混ざるまで練ります。





 こうなりました。

あとはこれを少量取ってパイプの中に詰め、そこに六角を刺してさらに隙間から押し込み、

念のため少し盛りました。




 それがこちら。あとは硬化まで待ちます。




 ケーブル加工編はここまでです。昼休憩もここまでです。

取り付けは後日、仕事が終わってからやります。





  ラゲッジの脇に蓋があるのでそこを開けて作業します。

計画の内容としては、

・減衰調整部分(リアショックの取り付け部分)の位置の内張りに穴をあける

・そこから延長ケーブルを突っ込む

・内張りの内側に出た延長ケーブルを何かで誘って減衰調整の六角穴に差し込む

・フィニッシュ!


という感じで考えています。





 そのままでは狭すぎて(防音材でまずショックの取り付け部が見えない)作業できないので

内張りを少しだけ室内側にずらします。

画像の真ん中あたりに3つ光が反射しているところがショック取り付け部です。

手を突っ込んでギリで触れますが、ほとんど指が動かないので何もできません。


まずは穴あけの為に位置を計測。




 
 減衰調整部にスケールを引っ掛けて内張りのエンドまでの距離を測る。

575mmぐらい。

これを今度は内張りエンドからラゲッジ内で測れば穴を開ける軸(y)はとりあえず出ます。





 延長ケーブルの外側の太さを計測。6.8mmぐらいだから7mmでいいですね。





 高さ軸(x)を決める為に、延長ケーブルを開口部にてあてがいます。

足りないと困るのでそれなりに。

そしてX軸とy軸の交点を見てみると・・・





 おおぅ・・・

後部座席の背もたれを固定する金具がほぼほぼ直撃。

まぁ延長ケーブルはフレキシブルだしね!ずらして開けちゃおう!





 だいたいこのぐらいの位置に開けてみることにします。

裏には配線等が無いか確認してからズドンとやります。あーあやっちゃったよ。




 
 画像は穴が目立つように毛足を広げたりしていますが、

実際はモシャモシャっとやったら結構目立たなくなります。

「自分以外こんなとこ見ないしね。だから失敗しても怖くない」、と言い聞かせてました。




 
 延長ケーブルを突っ込んでみたところ。

うーんまぁいいんじゃないかな。後部シートを起こしたらほとんど目立たないだろうし。


 あとは内張りの中に突き出た延長ケーブルの先を誘ってやって調整穴へ差し込んだら

コンプリートのはずです。



この先とんでもないミスが待ち受けてるとも知らずに・・・



 延長ケーブルを誘う為の治具を作ります。

細いパイプの中に太めの針金を入れて、先を曲げ、引っ掛けて引っ張って固定する感じで。




 作ったのがこれです。どうせ何回も使わないのでササっと作りました。





 先をラジペンで引っかかるように曲げて、ここに引っ掛けてから引っ張れば・・・





 こんな感じで固定できます。これでゴールは見えたね!



 
 ※この後はなにかと必死だったので画像が途絶えます。


 何が必死だったのかというと、

内張り内で治具を使って調整穴に延長ケーブル先端を入れようとしていたのですが、

なんだかどーにも入らない。

よく見ていると、調整穴に対してケーブルが真っ直ぐになってくれないのです。


 みんカラを覗いている方ならご存知かと思いますが、ショックの取り付け角度ってのは

進行方向を向いたときに『ハ』の字に取り付けられているのが一般的です。

なので上部の調整穴も、真上から六角を挿すのではなく、

必然的に車両内側から斜めに挿さります。

それは分かっていたのですが、内張りの裏に補強で横サンとか入っててぶつかるんですよ。


 なのでパニクっていた(疲れてきていた)私はずらしていた内張りを更にグイグイずらし、

どうにか調整穴に挿したのでした。


(ここでお気づきの方もおられるかと思いますが・・・)


 そして延長ケーブルを回してみて「お!いける!」と喜んでいた私。

そこで悲劇(というか当たり前)が起こりました。


 さてホッとして内張りを元の位置に戻そうとしたその時、

『延長ケーブルが挿さってると内張りが元にモドラナーイ』


 もうね、当たり前過ぎて鼻水出ました。

無理してずらして挿してるんですから戻したらそりゃ干渉するわな。


強引に内張りを戻すと、今度は延長ケーブルが外れる。


 先ほどx軸とy軸で話をしましたけど、z軸が完全に抜けてました(笑)

だって内張りの中に普通に調整部分が出てると思ったんですもん。(思い込み)


 z軸をザックリ測って内張りを戻したら、内張りにメチャ干渉してると思われる。

マジですか・・・こんなところじゃ何も入らないじゃないか・・・

内張りとのクリアランスがなさ過ぎて、何かをつけておくという感じではないのです。

たぶんクリアランス15mmぐらいしかないぞ。KWの調整ダイヤルでもどの道無理か・・・


もうこの際100φぐらいの大穴開けてしまおうか。


そこで。


ん?これドンピシャで穴開けちゃえばそれだけで調整できるんじゃね?

と、アイディアの神が降りてきました。


早く気づこうよ・・・



~~第二部~~

 
 ということでもう一度寸法を詳細に取り直すことにしました。

今度はy軸とz軸だけでいいはず。

y軸は先ほど同様、ショックの調整部分にスケールを引っ掛けて、開口部の内張りエンドまで。

その後内張りエンドからラゲッジ内にその寸法を移せばOK。これは問題ない。


 問題はz軸です。手もろくに入らないのに寸法が測れない。

内張りを一旦外してしまえば、手前のラゲッジの床収納の蓋から

基点出しでy軸同様に測れるのに・・・なんかパズルみたいで取れない。技術とやる気不足。


 仕方ないので『目分量』で始めの基点までの寸法を出します。




※参考画像


・一度また内張りをずらして覗き込みます。

・ショックの調整部分の位置を凝視します。

・同じ軸上にありそうな手前の目印(穴の真ん中、とか1/3ぐらい、とか)に意識をずらしていきます

・それを何度も繰り返して、開口のすぐ手前まで目印を移動させたら内張りを戻します。

・その目印から手前のラゲッジの床収納の蓋の端までの寸法を測ります。

・出た寸法で今度は蓋の端から追えば位置が出ます。



 こうゆうの仕事柄得意なほうなんですが、やったら結構誰でもいいとこにいくと思います。


 そうして出たy軸とz軸の交点に穴を開けます。六角が2mmなので2.5ぐらいで開けました。





 穴に六角を挿したところ。さすがドンピシャ(自画自賛)

でも多少ずれても2.5mmの穴なんて目立たないんで、そこから仮に六角を差し込んでみて

中の六角がぶつかる感覚を頼りに修正した位置に開け直せばいいと思います。

実際左はそうしましたし。


 それにホントに穴が毛足で隠れてわからなくなるので、私は目印に3mmのワッシャを

瞬間接着剤で貼り付けて目印としました。





これでいつでもここに六角を挿すだけで調整可能!すばらしい!

深さはホント15mmとか20mmとかなんで、私のように長い六角じゃなくてもいいです。

もう少し外かなーと思ったのと、差込の角度が起きてたら長くないと届かないんで

TIGで連結して長くしてあります。杞憂でしたが。


 更に言えば六角がボールポイントのものなら穴あけももっとファジーにいけます。

多少ずれてても入りますし、調整のトルクなんていらないんでボールポイントで問題ないです。





 完成系。

前半が全く意味の意味のない内容になってしまいましたが、

結果としたらとても満足いく結果になりました。


困っている方も絶対いると思うので、少しでも参考になれば幸いです。
Posted at 2017/09/26 11:49:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 5 | 日記

プロフィール

「圧倒的ではないが必要充分の塊 http://cvw.jp/b/238913/46998824/
何シテル?   06/02 22:02
約7年A4に乗って(乗り潰して) 2017/6/26に5シリーズツーリング(F11)に乗り換えました。 A4は主な故障は ・オイル減り ・ミストセパ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/6 >>

      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

ブログカテゴリー

愛車一覧

レクサス RXハイブリッド Rくん (レクサス RXハイブリッド)
中古にて1.5万kmで購入 外車で修理疲れしたので国産車で癒しの時間を…
BMW 5シリーズ ツーリング 5くん (BMW 5シリーズ ツーリング)
認定中古車にて購入しました。 走行距離24000Kmぐらい。 オプション大体付いてます。 ...
アウディ A4 アバント (ワゴン) アウディ A4 アバント (ワゴン)
まずはローンの完済から目標にします^^; 1015/9/30 ローン完済しました! ...
ホンダ アヴァンシア ホンダ アヴァンシア
総走行距離179300km。 ホントにホントにいい車です。 手放さなければならなかったの ...

過去のブログ

2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation